お久しぶりです(土下座)
肝試し編の続きですがね、録画データが吹っ飛びました(約10か月かけてもうまく書けなかったのでカットすることに決めたの意)
あの後は居残り君を遠目に見かけて、オカルト本を探し始めたみーくんが気付かずそっちの方に行ったので慌ててゆきちゃんに警告を発してもらってゴリラ警備ゾーンへ連行、事なきを得ましてそのまま帰還。
次の日の朝から再スタートとなります。
という訳で、おはようございま~す(復活の鳴き声)
「ね、この子飼お?」
朝っぱらからゆきちゃんがそう言いながら抱きかかえる白と茶色の毛玉。まごう事なき
昨日の肝試しで別班が拾ってきて今朝までは一応の警戒という事で別室に隔離されていたそうな。噛まれた跡もなく、発症の気配もナシ。晴れて釈放となったようです。判断が早い!(逆天狗面)って思わないでもないですが、まあ感染してたら一晩で発症とまではいかなくても何かしらの異変がありそうなものなので多分大丈夫でしょう。
飼い主が見つかるまで保護という体で(見つかるとは言ってない)学園生活部で飼うことになり、便宜上の名前(一生これ)も無事”太郎丸”と決まりました。もちろんゆきちゃんのゴリ押しである。
ひとしきり部の皆に抱きかかえられよしよしされた太郎丸。最後に残ったみーくんがしゃがみ込んで呼びかけるも、太郎丸、華麗にこれをスルー。
「太郎丸ー、るー、るぅ」
「……元気出しなよ」
「……はい」
そうしてみーくんに精神ダメージを与えた後……いやマジでゲージ減ってんじゃん(ドン引き)回復させとこ……で、みーくんを指一本触れずに打ちのめした太郎丸が向かった先は再びゆきちゃん……ではなく隣のスタンドちゃん。貴様、見ているなッ!?(ジョジョ立ち)
これが野生の勘ですか。とりあえず抱き上げるほど長く物理干渉は出来ないので、そのまま撫でてあげましょう。
満足気な顔で部室内を探検しだした太郎丸をみーくん以外ほっこりした顔で眺めて癒されました。やはりアニマルセラピーって偉大だと思うの。
その後は肝試しの時拾ってきた風船やらなにやらを使って手紙を飛ばすという事になりました。本来みーくん来る前にやるイベントだと思うんですが。あとこれをやると後々ヘリが落ちて来て火事になるので正直あんまりやりたくない。だが拒否は許されない。ゆきちゃんと並んであれこれ書き込んでいきましょう。
メンバーが多いのでゆきちゃんの書いた部員集合イラストがものすごい大所帯になってますね。
めぐねえとりーさんが学校の位置情報やら状況やらをまとめ、残りのみーくんと圭ちゃん、チョーカーさんはくるみちゃん監修の元で”彼ら”への対処法や習性などを大雑把にまとめたものをそれぞれ作成。拾った人の生存率が少しでも上がるように、とのこと。
それぞれ書き終わったら飛ばすために風船とヘリウムの準備、および鳩の捕獲が始まります。
鳩を罠を使わずに捕獲するのはあのシャベルゴリラでさえ苦戦する高難度を誇りますが、姿も気配もない幽霊なら実にあっさりと……あっ(雑魚) こいつ気づきやがった! ヤバイ、野生の勘ヤバイ。
結局、直接鳩を捕まえることはかなわず、素直にくるみちゃんが例の原始的な罠を用意するのを待つことに(完全敗北)
無事アルノー・鳩錦の足に手紙が括り付けられたところで空に向かって一斉に放流! シーユー手紙。ウェルカムヘリ爆弾。ファッキン!
【キャラ視点】
手紙が風船や鳩に運ばれて飛び去って行くのを見届けた後、
「こんにちは、
言いながら手を合わせ、しばし黙祷を捧げた後で目を開き、菜園という場に似つかわしくない大きな十字架を見つめる。生存上重要な食料源たる菜園のブロックひとつをまとめて潰してまで確保された墓からは、学園生活部における
美紀からすると、言葉を交わしたこともない相手のことなのでその感覚は、まだよくわからない。だがもしこの下に眠るのが知っている誰か、それも仲のいい……例えば
生き残るというだけなら死んだ人間に構っている暇など無く、この場所は元の菜園として使った方が生存率の向上は望めるのかもしれないが、美紀だって骨の髄まで合理性に支配されてなどいない。そんな冷酷な考えを頭の中に居座らせるつもりはなく、すぐにかき消して再び黙祷を捧げた。
目を開いた所でこの場に眠る紋という人物について思いを馳せる。より具体的にはショッピングモールから脱出する際の不思議な機械の誤作動に始まり、先日の肝試しでの
特に例の本の件など、由紀が宙に浮いた本を受け取る光景を目撃してしまった。すぐに見間違いだと頭の中では否定したが、あまりにもはっきりと見えたあの光景は、思わずオカルト関連の本に手を伸ばすくらい鮮明に頭の中に居座ってしまった。
「先輩は、事件が起こる前からゆき先輩と仲良しだったって聞きました」
あの時手を伸ばした本で目に留まったのは守護霊という概念。死後も現世にとどまり、子孫だったり、生き残った大切な人だったり、そういった相手に寄り添って守り、導く。そんなやさしい亡霊の概念だった。宗教か、そうでなければファンタジーやメルヘンの領域の話ではあったが、どうせ今この現実がフィクションそのままの状況に陥っているのだと、意外とすんなり受け入れられた。
「こんな発想、正直自分でもどうかと思いますけど。でも、もしあなたが今もゆき先輩や部の仲間たちの傍にいてくれて、あの時も助けてくれたんだとしたら、お礼を言わなきゃって思って。その……ありがとうございました」
ぺこりと頭を下げて、こんなところ、普段の美紀を知る圭が見たらどういう反応をするだろうか、と顔が赤くなるのを感じるが、墓に向けて語り掛けるくらいなら別にどうとも思われないか、と思い直す。
「できれば、これからもよろしくお願いします。何も返せませんけど、きっと、私達にはこれからも助けが必要です」
図々しいかな、と思いながらそう言って頭を上げると、木で組まれた十字架がまるで頷くように前へ少し傾いているのが目に入る。元々風を受けたとかで傾きやすくなっていただけなのだろうが、このタイミングでは返事をされたみたいだと苦笑し、傾いたそれをまっすぐに直し周りの土を少し押し込んで固めたあと、美紀は一礼して立ち去った。
そうして無人になった屋上では、美紀の手でまっすぐに直されたはずの十字架が、風もないのにゆっくりと、揺れ続けていた。
この時、スタンドちゃんは下でゆきちゃんと談笑中。でもみーくんの言葉はちゃんと”スタンドちゃん”に聞こえています(満面の笑み)