がっこうぐらし! 守護霊ルート通常プレイ   作:景名院こけし

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某ゲームにドハマりしてて遅れたので初投稿です(土下座)


パート3 三階制圧

こんばんは~

現在スタンドちゃん、皆と仲良く屋上の床で就寝中でございます。いいか、睡眠は超重要だぞ(東方憲助)一定時間寝ずにいるとペナルティが入りますし、それ以外にもランダムイベントが発生することもあります。

流石にベイビースタンド(花京院並感)に襲われたり装備が呪われたり宝の地図を夢の中で手に入れたりなんてことはありませんが、超低確率で空気感染イベントが起こったりはします。その場合さっさと地下に行って薬手に入れないとゲームオーバーです(ガチギレ)

 

今回は……あ、今日お亡くなりになった“くるみちゃんの先輩”が夢に出てきました。このイベント、霊感フィートをとっていると起こりやすくなります。

くるみちゃんのことを頼む的なことを言われました。仕方ないことだったとはいえ自分を刺した相手の心配が真っ先に出て来る聖人。愛の成せる技でしょうか(ああなること分かってて見守っていた屑)

 

今回はゲーム的な効果は特にありませんが、ある程度好感度を稼いだキャラでこのイベントが発生するとそのキャラが持っていたスキルとかを貰えたりします。そのスキルが生存に役立ったりすると熱いですね。とはいえ本プレイでは、助けられるメンバーはできるだけ助けていくスタイルで行きますのでその展開は無いです。幽霊になって守る相手が生きてないと意味ないですからね。

 

では睡眠イベントも終わったのでとっとと起床しましょう。おはようございます。

 

ゆきちゃんは昨日のことが夢じゃなかったことを嘆いてますね。後でそれとなくケアしておかなければ“最近、学校が好きだ”とか言い出すのも時間の問題です。気を付けましょう。

 

りーさんは“すぴー”とか言いながらまだ寝ている様子。かわいい。でもお前が一番の爆弾だってプレイヤーはみんな知ってるからな? 彼女に厨房以外で包丁を与えてはいけない。あ、起きましたね。おはようございます。

 

めぐねえは疲労のにじむ笑顔で挨拶を返してくれます。その後は何か決意した顔になりますね。先生というのは力仕事(本人談)なので筋力も高いですし頼りになりそうですが原作で噛まれた前科があるので要注意です。

 

くるみちゃんは皆が起きたのを確認すると、覚悟完了した顔で三階を制圧することを伝えてきます。流石の戦闘員。殺意が違いますよ。

 

めぐねえがついて行くと言い出すので便乗しましょう。 ゆきちゃんとめぐねえの両方に止められ、くるみちゃんにも折れた腕をチラ見して渋られますが、“ついて行く”の選択肢連打でゴリ押しすれば折れてくれます。すまないがここでついて行かないと、噛まれる判定が全部ランダムになって、最悪めぐねえが噛まれてめぐねえになってしまうことがあるんだ。めぐねえは俺だけでいい(支離滅裂な思考・言動)

 

ゆきちゃんをりーさんに任せて早速バリケードの向こう側に殴りこみましょう。階段を下りると何人かの“彼ら”がうろついているのでぶっ飛ばしに行きましょう。

 

悪いが黒魔術の儀式場……と、学園生活部部室を作るための犠牲になってもらう! 遠心力ひも付きスコップをくらえ! オラァ!(スクラッシュドライバー)おっと、一撃じゃ沈まないな? 折れた腕ガード! ……ん? 今ちょっとラグが? あっ(察し)昨日くるみちゃんにぶん殴られたせいで左腕動かしづらくなってるな? もともと折れてるけども。しかしまあ何とかガードが間に合いましたので改めてもう一回オラァ!(スタープラチナ)これで沈みましたね。

 

スタンドちゃんは不器用なので本格的な戦闘ではうまく攻撃を当てられませんが、今回のように不意打ちで一発、噛みつきをガードした際の硬直を狙って一発、という感じに止まっている(まと)になら当てられます。確実な隙を作れる、やはり骨折はプラスフィート(確信)

 

“彼ら”は夜になると帰宅しようとしますので、段差が苦手なことも相まって朝の三階にはあまり数が居ません。スタンドちゃんが一体倒している間にめぐねえも一体、くるみちゃんが二体やってくれるので制圧は結構楽に終わります。ここで油断させといてみんな大好き雨の日に地獄を見せて来るとても素晴らしい難易度調整ですね。ガッデム。制圧後はゆきちゃん達を呼び出してバリケード制作のお時間です。

ここも油断してると“彼ら”が上がってきて誰かが噛まれますので気を付けておきましょう。

 

 

 

 

 

【キャラ視点】

恵飛須沢胡桃(えびすざわくるみ)は自分が冷静でなくなっていることは自覚していた。しかし同時に、今更立ち止まれないことも分かっていた。

“彼ら”に噛まれれば仲間入りしてしまう。あの先輩のように、理性を失い、仲間を増やすために目の前の人間に食らいつくだけの存在になり下がる。そうなったらもう人間じゃない。だからこれは殺人じゃない。やらなければ自分か、ほかの誰かが噛まれて人でなくなってしまう。

学校の外がどうなっているかは分からない。でもきっと助けは来る。それまで、全員で人のまま生き残らなくては。そのためには、迷っていられない。

 

(あれは人間じゃない……あれは人間じゃない!)

 

自分に言い聞かせ続ける。有り難いことに、切羽詰まった人の脳というのは騙しやすいようで、徐々に“彼ら”の姿に黒いもやのようなものがかかって見え始める。視界の中の、見れば人だったことが分かる“彼ら”が、人に似た形の黒い何かに形を変えていく。人ではない、不気味で危険な化け物に変わっていく。こうなればもう迷わずに済む。胡桃は手近なところにいた“彼”の頭めがけてシャベルをフルスイングする。

驚くほどあっさりと倒れて動かなくなった“彼”を見て少しだけ安心する。屋上の時は相手が既に動かなくなっていることにも気づかず何度も刺し続けたが“彼ら”は人と同じように、殴られれば動かなくなる……人でなくなってもそこは変わらないようだ。

 

ふと振り返ればついてきた(めぐみ)(あや)が同じく“彼ら”をそれぞれの手にした武器で殴り倒していた。

慈に関してはまだわかる。現状、自分たちの中で唯一の大人だ。普段からあまり気が強くなく“先生というよりお姉さんっぽい”などと言われていたが、責任感が人一倍強いこともみんな知っていた。生き残った生徒を守るために、立ち上がれる強さは持っているだろう。

 

しかし紋に関しては、正直意外だった。見るからに力のなさそうな細い体や、昨日の屋上で左腕の怪我を悪化させてしまったこともあり、ついて来ると言い出した時にはやめさせようと思った。だが彼女は絶対に自分もついて行くと譲らなかった。普段の学校では“変人”として有名で、そのやや不気味な容姿も相まってあまり近づこうとする者はおらず、そのうえ近づいたとしても、彼女の声をまともに聞いたことのある者はほとんどいないというくらいにしゃべるのが苦手だ。胡桃を含め、周りのほとんどは慈以上に気が弱いという認識だった。

そんな紋が、こちらが何度屋上に残れと言っても、意志のこもった目でしっかりとこちらを見据えて、やや震えているもののはっきりと聞き取れる声で食い下がってきた。気の強い胡桃を折れさせるほどに。

 

今もそうだ。折れているうえに昨日殴られて痛むはずの腕を歯を食いしばって動かし、固定ギプスを盾にしながら戦っている。武器は筋力が無くても威力の出る、振り子のような物を屋上にあったスコップとひもで自作して来ていた。こんな状況で頭も回るようだ。普段の学校での姿からは想像できない光景がそこにはあった。

 

三階にいた“彼ら”がすべていなくなり、上の二人を呼んで教室の机などを使ってバリケードを作り上げていく作業の最中、ようやく一息ついた胡桃は辺りを見渡す。

 

“あの人”を刺してしまったことや先への不安や“彼ら”が押し寄せる恐怖に潰されかけていた胡桃だが、今回一緒に戦った二人や、屋上で自分のために泣いてくれた由紀(ゆき)、今もてきぱきとバリケードを組み立てていく、戦い以外で頼りになりそうな悠里(ゆうり)、みんなが揃っていれば……楽観的かもしれないが、何とかなるのではないか、そんな風に少しだけ安心できて、冷静になれた。

 


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