藤の花の導き   作:ライライ3

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何故か間に合ったので投稿します。


第十三話 胡蝶しのぶの悩み

 微睡みに揺れる中、何かの温もりに包まれている。

 それが何かは分からないがとても気持ちがよく、いつまでもこうしていたいと思った。

 

 無意識にそれを求め顔を動かす。すると、何か柔らかい感触が顔を包み込む。

 

 ―――とても幸せだと感じる。そして何かの危機感を感じた。

 

 その危機感を感じとった瞬間、目の前の光景が変化する。意識が急激に覚醒していったのだ。

 そして次の瞬間には―――目の前には肌色が広がっていた。

 

「……またかよ」

 

 急いで顔を動かし離れようとする。しかし背中に回された腕がそれを許してくれない。

 ぎゅっと抱きしめて離してくれないのだ。

 

 ―――胡蝶カナエが比企谷八幡を抱きしめていた。

 

 最もこれは初めての出来事ではない。三人で一緒に眠る際には毎回起こっている出来事だ。

 カナエが八幡の胸に抱き着くか、もしくは八幡を胸に抱きしめるかの二者択一である。本日はどうやら後者のようだ。

 

「もう、勘弁してくれ……」

 

 己の現状に思わず溜息する。もし他の男から見れば幸せな悩みだろう。だが当人としては深刻な問題だ。

 

「……ハチ……くん」

 

 無意識に名前を呼ばれ思わず前を見る。カナエは寝間着を着ているのだが、片側の襟の部分が少し横にずれてしまっている。結果、彼女の豊満の胸の谷間が八幡の視界一杯に広がっている。もし、寝間着がもう少しずれれば大事な部分まで見えてしまうだろう。

 

「っ―――!」

 

 先程までこれに顔を押し付けていたかと思うと、羞恥で顔全体が赤くなる。一瞬、据え膳食わぬは男の恥の考えが脳裏をよぎる。そんな考えをしてしまう八幡を責めるのは酷というものだろう。

 

「………これでよし、と」

 

 理性を総動員し欲望を押さえつける。そして震える手で襟をずらし胸元を隠した。これが二日に一回は起こるのだからたまったものではない。

 

 ―――勘違いするな! 勘違いするな! カナエは寂しいだけだ。だからそんな目で見ちゃいけない! いけないったらいけないんだ!! あぁ、でも柔らかかったなぁ……って、いかん! いかん! いかん! 

 

 首をブンブン振って余計な考えを追い出す。

 

「はぁぁぁ……でも、本当に綺麗になったな、カナエは」

 

 本人には照れくさくて言えはしないが、素直にそう思う。彼女を一言で表せば大和撫子。それが一番適切な表現だろう。

 再会してからというもの、彼女の一挙一動には振り回されてばかりだ。

 優しい笑顔、穏やかな物腰、誰にでも等しく接する態度、それは鬼ですら例外ではない。

 

 ―――優しい女の子は嫌いだったはずなんだけどなぁ。

 

 過去の自分を思い出す。中学時代に少し優しくされただけで勘違いして告白をした。しかしこっぴどく振られ、学年中に広がったのは体感的にもうかなり昔の話だ。その時は優しい女の子などもうコリゴリだと思ったものだ。

 

 だが今は違う。胡蝶カナエと胡蝶しのぶ。この二人は彼女とは違うと確信している。

 八幡にとって二人はかけがいのない、本当に大切な家族だ。

 

 ―――だからその信頼を裏切ってはいけないのだ。

 

「―――カナエ、カナエ」

 

 優しくカナエの肩を揺さぶる。すると彼女はゆっくりとその瞳を開ける。そして八幡の姿を確認すると、花のように華やかな笑顔を浮かべるのだ。

 

「―――おはよう、ハチくん」

「あぁ、おはよう。カナエ」

 

 朝の挨拶を交わす。カナエの嬉しそうな笑顔を見るだけで心臓がドキリとする。

 

「今日もいい天気だぞ」

「ほんと? なら洗濯物がよく乾きそうね。しのぶは……まだ眠ってるわね」

「―――ああ」

 

 二人でしのぶを見るが、彼女はまだ夢の中のようだ。

 

「どうする? しのぶも起こすか?」

「うーん。もう少し寝かせておきましょうか。昨日は夜遅くまで起きてたみたいだから」

「……大丈夫なのか? 最近夜更かしが増えてないか?」

「そうね……」

 

 カナエは八幡の言葉を聞き、何か考え込む。二人は気付いていた。

 ここ最近、胡蝶しのぶは夜遅くまで起きており、何かの作業に没頭していることを。そして、恐らく何かの悩みを抱えていることに。

 

「ねぇ、ハチくん」

「うん、何だ?」

「もし、しのぶが何か相談してきたら聞いてあげてほしいの」

「それはいいが。まずお前の方が先だろう。こういう場合、姉に相談するのが普通じゃないか?」

「もちろん、私の方に来たら相談に乗るつもりだけど……多分ハチくんの方に行くと思うわ」

 

 カナエには何処か確信めいたものがあるようだ。

 

「……分かった。相談に乗ればいいんだな」

「うん、ありがとう。ハチくん」

 

 しのぶが何を悩んでいるかは分からない。だが妹が悩んでいるのなら相談に乗るのが兄の役目だろう。

 八幡はカナエの頼みを快く引き受けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 胡蝶カナエの継子となって一ヶ月。八幡の生活は今までとは一変していた。

 幾つか例をあげてみよう。継子として柱の任務の同行。巡回範囲で起こった任務の報告書作成の手伝い。他にも、治療院開業に必要な物資のリストアップ。その治療に使用する薬の仕入れ先の確保等、やる事は多岐に渡る。

 因みに、炊事、掃除、洗濯などは胡蝶しのぶがメインで行っている。彼女の家事スキルは三人の中でずば抜けているからだ。

 

 そして最後に行うのは―――柱との稽古である。

 

「―――っ!」

「―――はぁっ!」

 

 二つの木刀が幾度となくぶつかり合う。上段、中段、下段、お互いの隙を狙い木刀が鋭く襲う。

 

「そこっ!」

「甘いわっ!」

 

 八幡の突きをカナエの木刀が受ける。受けたカナエは木刀をそのまま前に走らせ、八幡に接近する。

 自身の木刀が使えないと判断した八幡は、カナエの隊服を捕まえようと左手を前に突き出す。

 

 しかしその狙いを察したカナエは、八幡の左手を自身の左手で振り払い、後方に距離を取った。

 

「やるわね、ハチくん!」

「あっさり躱しておいてよく言う!」

 

 両者の距離が空き、二人揃って一息つく。

 稽古が始まって一時間。対戦成績は二十戦全敗。比企谷八幡は胡蝶カナエの、柱としての強さを身に染みて味わっていた。

 

 ―――軽やかな動きに舞うような回避。蝶のように舞い蜂のように刺すとはこのことか。花の呼吸恐るべしと言った所だな……仕方ない。やってみるか! 

 

 せめて一矢報いたい。八幡は動きを止め、大きく息を吸う。カナエはその動きを警戒して視線を鋭くする。

 

「―――いくぞ」

「―――ええ」

 

 カナエの目の前にいた八幡の姿が徐々にブレる。目の錯覚かと思ったが次の瞬間―――カナエは驚愕する。八幡の姿がカナエの視界から消え去った。

 

「―――っ!?」

 

 カナエは八幡の姿を見失う。その隙に八幡は横手に回り込み―――カナエの視線に捉えらえれた。

 

「―――そこよっ!」

「―――ぐぁぁ!?」

 

 カナエの鋭い一撃を喰らって吹き飛ばされる。そこで勝負はついた。

 胡蝶カナエの勝ちである。

 

「いつつつ。やっぱり駄目かぁ」

「大丈夫? ハチくん?」

 

 八幡はカナエの一撃が直撃した右手を何度も振る。そんな八幡を心配し、カナエが八幡の傍に駆け寄る。

 

「ごめんね、ハチくん。思いっきりやっちゃった」

「大丈夫だ。この程度大したことない」

 

 軽い負傷だ。少し時間が経てば完治する。

 

「ならいいけど……ところでハチくん。最後のアレなんだけど」

「? ああ、アレか。一応俺の新しい呼吸になるんだが、やっぱり無理だったか」

 

 分かっていたことだがまだ未完成の呼吸だ。予想通り一瞬しか発動しなかった。

 

「凄いわね。目の前にいたはずなのに見失っちゃった」

「それが俺の呼吸の真髄だな。相手から消え去り、悟られることなく敵を討つ。それが目的の呼吸なんだが……はぁ、やっぱりまだ駄目だな」

 

 頭をボリボリと掻きながら自身の失敗を嘆く。

 自身の刀が透明だと判明した瞬間、新たな呼吸の形は朧げに掴めていた。自身の性質である影の薄さが関係していると狙いを付け、その性質を利用した呼吸だ。その考えは間違っていないと思う。

 

 ―――だが、まだまだ完成にはほど遠いのが現状だ。

 

「―――もう一本頼めるか?」

「―――分かったわ。やりましょう」

 

 怪我の程度は軽い。それよりもカナエとの稽古を優先したい。そして八幡の要求に応え、二人の稽古は続いていった。

 

 ―――その様子を胡蝶しのぶは悔しそうに見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、水が美味いな」

 

 冷たい水が身体に染みわたる。稽古が終了したので水分補給に来たのだ。次いでお風呂に入りたい所だが、カナエが先に入っている。レディーファーストは女性と一緒に暮らす上で基本中の基本である。その辺りは元の時代の妹にたっぷりと仕込まれている。

 

「さて、カナエが上がるまで休憩するか」

 

 休憩がてら縁側に移動することにした。手拭いで汗を拭きながら歩いていく。

 縁側に到着すると―――胡蝶しのぶが座っていた。

 

「どうした、しのぶ?」

「あ、兄さん」

「座ってもいいか?」

「―――うん。どうぞ」

 

 許可が出たのでしのぶの隣に座る。

 

「どうした? 疲れたか?」

「ううん。私はそんなに疲れてないから」

「……そうか」

 

 先ほどの稽古では、八幡とカナエだけではなくしのぶも参加していた。最も、しのぶが参加したのは最初の方だけで、後は見学していただけなのだが。そんなしのぶは何か考え込んでいるようだった。

 

「……………」

「……………」

 

 お互いに何も喋らない。暫く沈黙していると、しのぶが先に口を開いた。

 

「―――兄さんと姉さんは凄いわね」

「……どうした? いきなり?」

「姉さんは一年ちょっとで柱になって、兄さんも鬼殺隊員になって活躍してるのに……私だけ何の成長もしていない」

 

 しのぶが吐き捨てるように己の現状を口に出す。

 

「そんなことないだろう? しのぶだって成長してるじゃないか。しのぶの突き技は俺より上だと思うぞ」

「でも! 私には鬼の頸が斬れない!!」

 

 しのぶが突然叫んだ。誰よりも鬼を倒したいのに己にはその手段がない。それが悔しいからだ。

 

「私もね兄さん。育手の所で頑張ったんだよ。来る日も来る日も訓練に明け暮れて。でも育手の人に言われたわ。私には鬼の頸が斬れないから鬼殺の道を諦めろって……」

「………」

「私の身長はこれ以上伸びない。手だって大きくならない。それさえあれば私にだって鬼の頸が斬れるのに」

 

 しのぶが両手を合わせ悔しそうに握りしめる。

 今朝カナエが言っていたことはこの事だったのだろう。

 

「―――なら、諦めるのか?」

「―――っ!?」

「鬼の頸が斬れない。確かにそれは鬼殺隊員としては致命的だ。鬼を倒すには頸を斬るしかないからな」

「そう、だよね」

 

 八幡の言葉にしのぶは顔を俯かせる。そんなしのぶの頭を八幡はそっと撫でる。

 

「―――だからと言って諦める必要はない」

「―――え?」

 

 しのぶが顔を上げて八幡を見る。

 

「これは俺の友達の友達の話になるんだがな。そいつは最初の水の呼吸の育手の場所で才能がないとはっきりと言われた。一応呼吸を使うことは出来るが、極めることは出来ないとな」

「―――うん」

「そいつは次にどうしたと思う?」

「えーと、水の呼吸を諦めた、かな?」

 

 しのぶの答えに八幡は頷く。

 

「その通り。水を諦め次は風の呼吸を習いに行った。その風が駄目なら次は雷。そして雷がある程度使えると分かり、限界まで鍛えてもらった結果、見事育手の合格を得ることが出来たんだ」

「―――うん。凄いね、その人。私はその人を尊敬する」

 

 しのぶはそれが誰のことか直ぐに分かった。それが隣にいる兄のことだと。

 

「これは一つの例だ。一つの手段が駄目なら別の手段を探す。鬼の頸が斬れないなら別の手段を模索すればいい……しのぶは最近それを探してるんじゃないのか?」

「な、なんのこと?」

「最近夜更かしをしているのはその関係だと思ったんだが、違ったか?」

「…………どうして分かったの?」

 

 しのぶが不思議そうに八幡を見る。

 

「分かったのは今の話を聞いたからだ。鬼の頸が斬れない。だけどしのぶが諦めるとも思えない。お前は負けず嫌いだから、別の手段を探すんじゃないか。何となくそう思ったんだ」

「―――そっか」

 

 八幡は再びしのぶの頭を撫でる。今度はゆっくりと時間を掛けながらだ。しのぶは気持ちよさそうにそれを受け入れる。自身のことを理解してくれる兄にくすぐったさを覚えながら。

 

「私ね、兄さん。藤の花を研究してるの」

「藤の花を?」

「ええ。藤の花は日輪刀を除けば鬼が苦手としている唯一の物。それを研究して毒を作り、鬼に通用するものが出来れば、鬼を殺せるんじゃないか。そう思ったの」

「―――凄いじゃないか。それが出来れば大きな武器になるぞ」

 

 八幡は目を丸くする。それが出来れば本当に凄いことだ。

 

「……それを育手の人に言ったら否定されたわ。そんな物出来るわけないって。他の人にも話してみたけど、結果は一緒だったわ」

「なるほど、な」

 

 八幡は立ち上がり、庭先へ数歩歩く。そして上を見ながら口を開いた。

 

「―――月」

「え?」

「今から大分先の未来の話だがな―――人類は月に行くことが出来た」

「え? 月に? 嘘でしょう!?」

「信じられないか?」

「あ、当たり前でしょう! だって月よ。お月様よ。あんな場所にどうやって行くっていうのよ?」

 

 しのぶは混乱する。それは彼女の理解を超えていたからだ。だが無理もない。この時代で月に行けるなんて信じる人がいるわけがない。

 

「だが人類の科学はそれを成した。なあしのぶ。先駆者っていうのは誰からも否定されるもんだ。天才の意見は凡人に否定され、拒絶され、理解もされない。それが世の常で当たり前のことだ」

「―――うん」

「だからそれを覆すには証明すればいいんだ。しのぶ、俺はお前が天才だと思っている。お前が藤の花で毒を作れると思ったのなら、俺はそれを絶対に信じる。だから―――凡人にそれを証明して見せろ」

「にい、さん」

 

 しのぶが信じられないような目で八幡を見る。

 

「生憎、学のない俺じゃ毒を造ることは出来ないが、協力は出来る。藤重山には一年中藤の花が狂い咲いているから、そこから藤の花を仕入ればいい。俺の権限で出来るかは分からないが、カナエの柱としての権限なら可能だろう」

「でも、そんな事二人に迷惑じゃ」

「迷惑なもんか。俺もカナエも大切な妹の頼みを聞かないほど、狭量じゃないぞ。カナエだって絶対に協力する」

 

 八幡はしのぶの瞳を見つめ、力強く断言した。

 

「―――兄さん」

 

 しのぶが八幡を見つめ返す。そんな彼女の瞳は今までにないほどの力強さが宿っていた。

 

「私やるわ。絶対に藤の花の毒を完成させてみせる」

「ああ、信じてる―――俺たちの妹は凄いってことをな」

「―――うん!!」

 

 しのぶは力強く頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして胡蝶しのぶの挑戦が始まった。

 一ヶ月、二ヶ月、三ヶ月、忙しい日々を送る中、胡蝶しのぶは研究を続けた。

 

 比企谷八幡と胡蝶カナエの二人も、胡蝶しのぶに協力を欠かさず、そして応援し続けた。胡蝶しのぶは二人に感謝しつつ研究を続け―――ある程度の成果を出すことに成功する。

 

 そして季節は廻り―――再び最終選別の時期がやって来た。

 完成した屋敷―――蝶屋敷の入口にて、胡蝶しのぶを見送ろうとしていた。

 

「そろそろ時間ね」

「もうそんな時間? 忘れ物はない、しのぶ?」

「くれぐれも無茶はするな。危なくなったら逃げるんだぞ」

 

 カナエと八幡がしのぶの心配をする。心配性の二人、特に兄の心配にしのぶはクスリと笑いを溢す。

 

「もう、兄さんは心配性ね。分かってます。無茶はしません」

「……なら、いいんだが」

「心配しないで。どんな試験だろうと必ず突破して見せるわ」

 

 胡蝶しのぶは自信に溢れていた。それだけではない。以前までの危うい雰囲気はなく、特に焦りのようなものも感じられない。理想的な精神状態と言えるだろう。

 

「じゃあ、そろそろ行くわ。二人とも」

「ええ、行ってらっしゃい、しのぶ」

「―――気をつけてな」

「―――うん」

 

 そして胡蝶しのぶは最終選別へと出発した。

 

 

 

 

 

 

 

 残された二人は、胡蝶しのぶが向かった先を眺めていた。

 

「行っちゃったな」

「ええ。そうね」

「大丈夫、だよな?」

「ええ、大丈夫よ。私たちの妹だもの。信じましょう、ハチくん」

「ああ、そうだな。その通りだ」

「うん、お茶にしましょうか。用意してくるわ」

 

 カナエが先に屋敷の中に入っていった。

 一人残された八幡も屋敷の中に入ろうとし―――ある事実に気付いた。

 

「あれ? そういえばしのぶがいない間、カナエと二人っきりって事になるのか?」

 

 この屋敷に居を構えてから、胡蝶カナエと二人きりになることはなかった。

 

「……………やばくね?」

 

 比企谷八幡はポツリと呟いた。




今回、八幡の新たな呼吸が少しだけ登場しました。予想できた方はいたでしょうか?
と言ってもまだ未完成。名前すらまだ決まっていません(作者も決めていません)
候補はあるのですけど、何かいい案がある方は教えてください。

何とか一日で完成しました。今度こそ今年最後の更新です。
それでは皆さん、よいお年を。

大正コソコソ噂話

原作と比べて、胡蝶しのぶの性格が少しだけ素直になっています。
基本ツンデレなのはあまり変わりません。ですが、八幡の影響で少し優しくなりました。


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