『幻想郷の各地に現れた、謎のカード……。人や妖怪は無数に散らばるそれらを不思議に思ったが、何も起こらないまま日が経つにつれ、次第に誰も気にしなくなっていった……』
親の顔より見たOP始まりました。
音声はないので遠慮なく喋ります。
『箪笥、金庫、戸棚、賽銭箱、鍋の中、枕の下……忘れられたカードは様々な場所に放置されたまま、やがて人知れず、幻想の力を蓄えてゆく……』
ここ鍋の中はさすがにおかしいですよね。
魔理沙は何を考えていたんでしょうか。多分考えてなさそう。
『まだ誰も、カードの真の力には気付いていない……』
このカードに絵柄が宿るシーン好き。
『さあ、トランプの尖兵たちよ。幻想郷へと潜り込み、奴らのカードを奪うのだ』
はい、この黒いシルエットがトゥルーエンドのラスボスです。
でもゲーム的には紫と霊夢の方が恐ろしいですね。今でも怖いです。
『決して正体を知られてはならぬ。幻想郷に紛れ、溶け込み、秘密裏に遂行せよ』
だったら同僚いらないんで単騎で向かわせてください……。
何回殺されたことか。
『ハッハッハッ、ハーッハッハッハッ!』
はい、よーいスタート。
皆さんはじめまして。反射神経が最大の武器な東方片道切符のRTAはぁじまぁるよ。
(淫夢語録は)ないです。当たり前だよなぁ?
東方は無数にゲームがありますし、東方片道切符を知らない方も多いと思いますので、ここでは多少解説を交えながらやっていこうかと思います。
では、タイトル画面のゲームスタートを押してから計測開始。
まずはオプションで表示速度を最大にしましょう。このゲームのテキストはほとんど一瞬で表示されますが、会話文だけはデフォ設定だとクソザコナメクジです。必ず5にしてください。
バトルスピードも当然5。脱出レギュレーションならともかく、ラスボス撃破レギュレーションだと途中で雑魚狩りするのは仕方ありません。超スピード!?
難易度はlunaticにしたら、次に種族を選びましょう。
妖怪、半妖など色々ありますが無難に人間を選びます。性別は当然男。やっぱ好きなんすねぇ。
というのは建前で、男キャラだと単純に体力面が高いからです。里外プレイはこっちのが有利ですからね。
職業がありますが今回は登山家にします。最初からフィールドをガンガン探索できますし、初期装備もランダムですがどれも最上級。開始直後に即死イベントと遭遇したらリセット確定というリスクこそありますが、ゲーム開始直後ならいくらでもできますからね。気にせず選びましょ。
次は経緯選択です。これは主人公が幻想郷に迷い込むことになった経緯を自分で決められます。
自殺者、神隠し、能力持ち、ジョーカーさんの狂信者色々選べるんですが今回は遭難者です。これも初期位置が相当厳しくなる経緯ですが、持ち物やステータス低下のロスが最も少ないです。
自殺者も序盤のアイテム集めは有利で場所も固定なので悪くはないのですが、意志を上げないとすぐに死んでしまうのがめんど……リスキーなので遭難者にしました。
さて、ここから早速のリセットポイントです。
このステータス決定画面では主人公の各種ステータスなどをランダムに決定することができます。
ステータスはダイス振り直しで再度ランダムに挑戦できるのですが、振りなおすたびに主人公の初期体力や意志やらが低下していきます。振り直しがなければ朝スタートになるのですが、何度もランダムする度に時間まで経過します。夜スタートになったらこのチャートだとほぼ詰み確定なところがあるので、回数を上限のおよそ半分、40回以内に収まるように振りなおしていきます。
はいできました。試行回数は30回。まぁまぁ無難なステータスになってくれたと思います。知力は不安ですが体力と筋力がなかなか伸びたので序盤は予定通りの動きをしてくれるんじゃないでしょうか。
スキルは「武術の心得」、「野生の観察」を取得しておきます。
武術の心得はバトル時に手元にくる“果敢”と“堅実”カードにボーナスが入ります。lunaticだと雑魚妖怪相手でも戦闘系スキルがないと無理無理カタツムリなので取りました。
野獣、もとい野生の観察は探索スキルです。採取でボーナスがある他に警戒ステータスが結構伸びてくれます。人里チャートならそんなに必要はないスキルなんですが、山歩きではかなり優秀。
あとは他の項目をパパパッと埋めて、終わりっ!
工事完了です……。
遭難登山者の完成です。
名前は皆さんほもばかりで走っておられるので、私はごく普通に鈴木とします。
よろしく頼むよ〜。
では、東方片道切符の世界にイクゾ-!
カ-ンカ-ンカカカカ-ン! デッ