>目を覚ますと、あなたは明るい森の中に倒れていた。
>辺りに人工物はない。耳をすませても、聞こえるのは大自然の環境音だけだ。
>場所に見覚えはないが、あなたはやけに鮮明に覚えていることがある。
>あれは夢でなく、現実だったのだろうか……?
はい、ここで心の中にジョーカーさんからの声が響いてきますが、これはただのチュートリアルなのでスキップします。
こちとらRTAなんでね、飛ばせるストーリーは全部飛ばしていきますよ〜イクイク
要約しますと、
・あなたは幻想郷に迷い込んだ
・あなたは謎の存在(ラスボス)によって呪われ、手先にされている
・謎の存在は頭の中に声を響かせ、指示を送ってくる
・従わないと死ぬ
・謎の存在は幻想郷に散らばったカードを求めているので、それを収集するのが目的ですよと
まぁこんなところです。
ぱっと見よくある幻想入りみたいに見えますが、この主人公を含め同時に四人送り込まれた尖兵たちは完全な敵対的スパイになります。後々判明することですが、幻想郷に害をなす存在なわけです。
主人公たちが謎の存在ことジョーカーさんの尖兵であることがバレると、幻想郷のどんな勢力だろうと容赦なくぬっ殺されます。
初見プレイでギャルゲーの如く博麗神社に何度もお参りして疑惑値上げまくって霊夢に殺された兄貴たちも多いのではないでしょうか?
大抵のゲームとは違い、この東方片道切符では霊夢はほぼラスボスみたいもんです。直感が高いので怪しいことが露見するとアホみたいに早くバレます。
もう言っちゃいますが、主人公の正体がバレると霊夢や魔理沙を含めて誰も人間扱いしてくれません。完全に妖怪に対するそれになります。彼女たちと適度な距離を置きつつ交流を続けて信頼値を貯めないと、バレたら即易者されます。
なので今回も直感の高い霊夢、マミゾウなどのキャラを避けつつ、下準備から進めていこうと思います。
さて、スタートは森の中です。時間は正午前。夕暮れスタートだと何も準備できずに妖怪ラッシュに呑まれてピチュりますが、このくらいの時間なら難しいことはありません。
背景にぼかされた山林の画像、そしてカード型の選択肢。これが東方片道切符のゲーム画面になります。
VRMMOだとでも思ったか? 低スペでも動くローグライクなんだなぁこれが。
「進む」「注目」「思考」など色々選択肢できるものがありますね。
このカード型選択肢を選ぶことで、ゲームは進行します。行動を選ばなければ時間も進みません。
最初は持ち物の確認から始めましょう。ランダム装備を確認しないと行動指針が定まりませんからね。
【バックパック】耐久30
【鉄の水筒】耐久30
【ロープ】耐久30
【トレッキングポール】耐久30
【行動食】品質30
【ポンチョ】品質30
登山者のバックパックは固定です。このアイテムは登山者最大の強みと言ってもいいでしょう。
某ゴミ箱にぶちこむゲームにおけるピアニストが選ばれる理由と同じように、このバックパックがあるだけで持ち運べるアイテムの数と重量が段違いになります。里外プレイでは欠かせません。
他の5つはランダムになります。今回は水筒、ロープ、トレッキングポール、行動食、ポンチョですね。戦闘向きではありませんが、探索プレイをする上では大当たりと言っても過言ではないラインナップでしょう。
ナイフやピッケルがあればそれはそれで攻めたプレイができるのですが、今回はRTA。最小ターン数クリアを目指すわけではないので、探索回数が上がるこの手持ちは相性が良いです。
トレッキングポールを装備しておきましょう。これを装備していると活動による体力減少が軽減され、ランダムイベントの転倒発生確率も減ります。ホモは安定が好きなんすね。
では早速プレイしていきます。
状況整理も観察もスタート時点ではあまり活躍しません。ガンガン歩いていきましょ。
◾︎「進む」
>あなたは山林の中を歩いて行く。
>小鳥のさえずりが心地良い。変わったものは見られない。
背景画像が少し変化してメッセージが表示されます。
が、それだけです。行動しても毎回必ず何かあるわけではありません。
◾︎「進む」
>あなたは山林の中を歩いて行く。
>遠くから水の音が聴こえてきた。あなたは喉の渇きを思い出した。
おっと、早速水場を察知したようです。歩いているとこういった地形に出くわすことがあります。
そして今主人公がいる場所が妖怪の山であることがわかりました。これが博麗神社の裏山だったら渋顔をするところでしたが、まずまずのスタート地点じゃないですかね。
lunaticの初期状態は空腹かつ渇きがかなり切羽詰まっているので、早速水場に向かいましょう。水筒にも補充しなければなりません。
言い忘れていました。このゲームは空腹値などもあるので、飲まず食わずだと死にます。
そういった意味でも里外プレイでは装備に恵まれた登山者がおススメです。
◾︎「進む」
>近くから水の音が聞こえる。辺りには草木が生い茂っている。
あと一歩進めば川に出ますが、ここで状態を「警戒」にしながら進んでいきましょう。
警戒状態で行動すると体力と気力が低下していきますが、隠密効果と索敵効果が上がります。野良の妖怪に対して先手を取りやすくなるので、不意なイベントが発生しやすい水場においては常にこの状態をポジもとい保持しておかなくてはなりません。
また警戒状態は今後のために育てておく必要があります。体力と気力の続く限り、警戒状態を使っておきましょう。何度も使えばステータスも伸びるのでね。
◾︎「進む」警戒
>あなたは茂みに隠れるようにして歩いてゆく。
>目の前に小川が流れている。
>鹿が川の水を夢中で飲んでいる。
鹿でした。
はい、鹿は無害な動物イベントなので問題ありません。
装備が整っていれば不意打ちで仕留めることもできますが、今は何もないので無視です。
早速ビールビール! と水をがぶ飲みしたいところですが、まずはバックパックの中にある行動食を食べましょう。
物を食べると地味に渇き値が減ります。なので飲食をする際には食べ物から摂るのが最善なんですね。
食べたら川の水を飲んで、水筒にも補充しておきましょう。
このゲームではバニラには実装されてませんが、生水は寄生虫など危険なものがたくさんあります。良い子のみんなは、やめようね!
>喉の渇きが癒され、あなたは満足した
>水筒の中に川の水を補充した
さて、水場を早々に発見できたのは嬉しいです。まだ昼なので余裕はかなりあります。
次は妖怪、主に警戒がアホほど高い白狼天狗に気をつけながら、安全に眠れる場所を探していきまっしょい。
寝床は里外プレイでは最重要課題です。里の近くならまだしも、妖怪の山で野営すると百パーセント死にます。
山林を進んで行くとランダムで打ち捨てられた山小屋や倉庫があったりしますので、それを見つけなければなりません。
当面は最初に発見した山小屋を拠点に活動します。わりとしっかり腰を据えるので、なるべく早めに見つけておきたいところです。
幸い、天候変化があっても今回は雨具のポンチョもありますし、トレッキングポールで転倒リスクが下がります。雨宿りも無駄イベに時間を取られることもなく、25ターンほどまるまる探していけそうです。
幸先の良いスタートなのでガバの無いよう安定したプレイをして
今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。