デッキから「杖の刺突」、「膝蹴り」、「受け流し」、「死んだふり」などのカードを抜いて、退魔シリーズのカードと拾ったやつとかを入れました。
抜いたカードもそこまで悪いものではないです。こうしてより良いカードを突っ込んでいくと、いよいよ準備が整ってきたという感じがします。
ついでに霊夢の札をカードとして扱う堅実「大入りの札」も抜いておきました。退魔があれば無理に入れる必要はないですからね。他の使い道もありますから、温存です。
これで大抵の雑魚妖怪には善戦できるようになりました。
無理はまだまだできませんが、妖精以外の積極的な雑魚狩りを視野に入れても良いでしょう。
とりあえず外に出ましょう。今日もまた三ツ葉ちゃんの訓練です。
「ああ、鈴木……おはよう。体の調子はどうだ?」
いきなり会話かよ? 天狗ッパリらしいな。
◾︎「大丈夫だ、問題ない」
「そうか、ならば良かった」
>三ツ葉は安堵したようだ。
「……すまない。実はお前の事が……私の他の仲間にもバレてしまってな。私が喋ったわけではないのだが、何かを悟られたらしく……すまない」
あれ? この台詞は……昨日の椛は普通にこちらの警戒が一定値を超えていなかったためのガバかと思いましたが、原因は三ツ葉ちゃんにあるそうです。
はえー……内部値よぐわがんにゃい……。
「鈴木、強制はしない。だが、妖怪の山はやはり……人間にとって危険な場所であるのだと、私は思う。お前がなぜ、この山に住み、暮らしているのか……詳しく聞くつもりはないが、人間ならば人里こそが一番なのは間違いない。私も万能ではない。お前を隠し通すことはきっと、難しいだろう。鈴木……人里へ帰るつもりはないか?」
は? (威圧)
どうして人里とかいう尖兵が三人(多分)もいる危険地帯に行かなきゃいけないんですか。
◾︎「残る」
「……そうか。私はお前の気持ちを尊重するよ、鈴木。時が許すまで、この山に居るが良い」
>三ツ葉は嬉しそうに微笑んだ。
グッドコミュニケーションだったそうです。
三ツ葉嬉しそうじゃねえかよ〜。
「……さ、今日も日課の訓練を始めようか。今日からは私も本腰入れて打ち込んで行くぞ。気を抜かないようにな」
はい、というわけで訓練開始です。
訓練強度はレベル3になったので、今回からかなりハードな内容になってきます。特に大きな変化は、セリフから相手の選択カテゴリが非常に読みにくくなっています。
当然、相手のデッキ内容も変化し、多彩な攻撃が増えます。運ゲー要素マシマシなので、やられてもめげずにやっていきまっしょい。
果敢「渾身の突き」
果敢「振り下ろし」
堅実「打ち払い」
堅実「退魔の解放」
謀略「バトンレスト」
カードが配られました。新しく入手した退魔カードも入ってますね。
三ツ葉ちゃんは妖怪なので退魔シリーズはかなり効きます。
よーし、じゃあぶち込んでやるぜー。
◾︎堅実「退魔の解放」
>鈴木は身の内に眠る霊力を解放した!
「ほう!?」
>三ツ葉の錫杖が横に振られる! 鈴木は腕で受けた!
>鈴木の霊力は打撃を少しだけ和らげた!
退魔の解放は霊力を使ったオーラを張るようなスキルです。
使用後は数ターンの間、自分の全ステータスが上昇し、しかも妖怪に対してさらに効果が上がります。クッソ有能な積み技誇らしくないの?
三ツ葉ちゃんの果敢技を一発貰ってしまいましたが、死ななければ安いです。巻き返していきますよ〜イクイク
「良い霊力だ……お前も本気ということだな、鈴木」
果敢「乱れ突き」
果敢「乱れ突き」
堅実「跳ね上げ」
堅実「構えの堅持」
謀略「打倒の指名」
武器持ちには跳ね上げ一択です。謀略もありですが退魔の解放効果中は少し勿体ない。
「はあッ!」
>三ツ葉の鋭い突きが襲いかかる!
◾︎「跳ね上げ」
「何っ……!」
>鈴木は三ツ葉の錫杖を弾き上げ、痛打を与えた!
このままガンガンやっていきます。
重ねがけは効果が薄いですが、効果が切れるよりはマシなので退魔の解放は手札に入り次第使っていきます。
退魔! 退魔! 退魔! って感じで。もちろん霊力には限りがあるので、ほどほどに堅実ガードしながら遅延行為していきましょう。
「良いぞ、鈴木……! ああ、久々だ、この感覚……!」
>三ツ葉は連撃の構えを取った!
お、連撃がきました。
これを使われると、次のターンはお互いにカードを複数選択しなければなりません。そして互いに連続でカードをぶつけ合う戦闘が始まります。
防御の手数が少ないと連撃の後半に押されてボコボコにされるので、デッキ構築の際は気を付けなければなりません。
また、連撃中はお互いにダメージがクソデカいです。注意しましょう。
もちろん、鈴木は堅実一択なんですけどね。初見さん。
「さあ防げるか!? やってみせろッ!」
>三ツ葉は連続で突きを放った!
◾︎「構えの堅持」
>鈴木は杖を盾に、守りに集中した!
「それだけでは勝てないぞッ!」
>三ツ葉は連続で突きを放ち続けた!
◾︎「跳ね上げ」
>鈴木は三ツ葉の錫杖を上に弾き飛ばした!
「あッ……!」
パリィ〜〜〜
はい、お湯〜〜〜
◾︎「乱れ突き」
>鈴木は連続で突きを放った!
「きゃっ……!?」
>三ツ葉は倒れた!
>三ツ葉との訓練に勝利した!
っしゃおら〜〜勝てました!
訓練強度が上がってどうなるものかと思いましたが、育てた霊力にものを言わせてガンガン攻めていけましたよ!
霊力めっちゃ減りましたけど、まだ余裕はある。山歩きはやっぱ違いますねぇ!
「はぁ、はぁ……ふふ、負けちゃったな。すごいな鈴木。まさか私が負けるとは思わなかったよ」
>三ツ葉は服の汚れを叩きながら笑っている。
あっそうだ(順当)
クラフトしたアイテムを三ツ葉ちゃんにプレゼントしておきたいと思います。持っていてもじわじわと品質が落ちていきますからね。
◾︎「贈り物」
「え? 私に何か……渡すものがあるのか」
◾︎「シロツメクサのかんざし」
>シロツメクサのかんざしを三ツ葉に渡した。
「わぁ……これは、鈴木が作ったのか? いいのか? 私が貰っても……」
どうぞどうぞ。
前の会話で三ツ葉が植物系素材のアイテムが好きだってことは聞いてたので、問題はないはずです。
少なくとも宝石系や金物よりは上昇幅があることでしょう。
「……嬉しい。大事にするよ、鈴木」
>三ツ葉は嬉しそうに微笑んだ。
ま、ゲーム画面じゃモブ白狼天狗の立ち絵に変化はないんですけどね。
装備による差分用意してたらいくらあっても足りないからね。しょうがないね。
きっと画面の向こうではかんざしつけて……ポニーテール? 立ち絵的に髪そんなに長くないからショートポニー? みたいになるのかもしれませんね。
「鈴木、また会おう。明日も同じ時間だ。今日は少し、手抜かりがあったが……次は負けない。待っていろよ」
>三ツ葉は立ち去っていった。
訓練完了は条件ごとに違うので、教官役を倒しても続くパターンは多いです。
三ツ葉ちゃんの場合はまだまだ訓練できるってことですね。
杖ルート……ええやん。
は〜〜このルートやってる間にやる気無くしてプレイ速度遅くなる走者の気持ちがわからんわ……(自戒)
今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。