日も高くなってきましたが、ここでひとまず食事にしたいと思います。
金はあるんや……鈴木も久々に文明を感じさせる場所に来たのですから、ここで美味しいご飯を補給しておかなければ可哀想です。
単純に焼き料理だけじゃ限界があるというのもありますし、気力低下がきついので回復しておきたいという真っ当な狙いもあります。
◾︎「進む」
>食べ物の匂いを探しながら歩いていると、蕎麦屋を見つけた。
>暖簾には「山葵亭」と描かれている。
食べ物屋は目的にセットすればすぐに見つかります。
食堂だったり、お弁当にできる店だったりと様々です。
店はゲーム開始時にランダムで生成されるので、データごとに違った店が出てきますよ。
名前も食材or動植物+店、庵、亭などが多いです。
組み合わせとしてはありえるはずですが、「漆亭《うるしてい》」とかはまだ見たことないです。
◾︎「入る」
>あなたは店に入った。
>こじんまりとした店内には客が少ない。どこでも好きな場所に座れそうだ。
◾︎「一人で座る」
>あなたは誰もいないテーブルについた。
「いらっしゃい! あとで焙じ茶をお出ししますよ!」
>店員らしき若い娘がやってくると、あなたに注文を訪ねた。
◾︎「山菜蕎麦」
>あなたは80銭払った。
「まいど! 少々お待ちを!」
>あなたは焙じ茶で喉を潤した。身体が温まる……。
一食80銭は高めです。ですが今回はステータスの速やかな回復のためにこうなりました。里に来てすぐは人や場所の情報を集めるにも便利なので、何度か利用します。
「妖怪が多いんだってねえ、怖いわ……」
「ここの蕎麦は美味しいなぁ」
「さあて、仕事を再開するか」
「博麗の巫女さん、今朝温泉の方へ行くのを見かけたわ。何かあったのかしら」
待ち時間の間、店内で話をする人の会話が聞けます。
蕎麦だと会話文七つといったところです。凝った料理ほど待たされてセリフ送りが長くなりますから、パパッと食べられるものにしましょう。ホモはせっかち。
「人斬りの犯人、まだ捕まっていないらしいな……」
「やれやれ、また映姫様の呼び出しだよ。一息なんてつけやしない」
おっとっとっとっ! ストップストップ!
◾︎「注目」警戒
>姐御肌な若い女が、口調のわりにはのんびりと蕎麦湯を飲んでいた。
「これを飲み終わったら戻るかぁ……」
いやいる可能性はあるなとは思っていましたが、まさかこんなに早く小町に会えるとは……。
これは走者に運が向いているのでは? 何故その運が鴉天狗の時に発揮されなかった? (半ギレ)
>頭の中から声が聞こえてくる……。
『あれはふつうの人間のように見えるが、死神だ。死者を黄泉へ送り届けることを生業とする種族だな。神と名乗るだけあって、力は強い。万全な態勢が整うまで手出しはやめておくことだな』
サンキュージョッカ。けど死神なんて彼女、小町くらいしかこの作品には登場しないので問題ないです。
接触してもしなくてもなー小町なー、あんまり関係ないんだよなー。
まぁいいや、特に何もせず無視ということにしましょう。
通常プレイならいざ知らず、RTAで無駄になるかもしれない努力をするつもりはありません。
「おまちどうさま! 山菜蕎麦だよ!」
ハムッハフハフッ!
うん、美味しい!
というわけで江戸っ子特有の汚い早食いを見せたところで、店を出ます。
次にすべきは店探しです。適当に里をぶらついていれば問題ないでしょう。
◾︎「進む」
>足元にカードが落ちている。
◾︎「無視する」
>あなたはカードを踏み潰した。通りは子供が走り回り、賑わっている。
アッアッ……わ、わざとだし……乱数調整だし……。
◾︎「進む」
>歩いていると、困り顔で辺りを見回しているふくよかな女性を見かけた。
「困ったわぁ……錦柄の巾着袋、どこにやったのかしら……」
おや珍しい。落とし主がそのまま探し回っていたようです。
バレなきゃネコババする予定でしたがこれは都合が良かったですね。
カルマを回復しなくては。
◾︎「声をかける」
「あら、何か用? 私、とっても忙しいのだけど……」
◾︎「錦柄の巾着袋を差し出す」
>あなたが落し物を差し出すと、ふくよかな女性は見るからに喜んで見せた。
「まあ! あなたが見つけてくださったのですね! ありがとうございます!」
>カルマが3上がった。
いいってことよお嬢さん。安心しな中身は見ちゃいねぇ。
……で? 何かお礼は? (クズ)
「これ、少ないですけどお礼です。受け取ってください」
◾︎「受け取る」
>ふくよかな女性から大福を受け取った。
なんで大福? (困惑)
いや、嬉しいですけど。食料は大事なので……うん……。
気を取り直して進んでいきましょ。
倍速だ倍速!
ミスティアとうどんげ キスメとメディ♪
霧雨の子と ミスティアとチェン♪
パチェ子の汁を添加したパスタ♪
神々の♪
◾︎「進む」
>通りを歩いていると、薬屋を見つけた。
>看板には「薬屋・彼岸花」と描かれている。
縁起でもねえ店名してますねクォレハ……ままええわ……。
人里に店を構えている薬屋は多くありません。結構珍しいです。
そして、プレイヤーとしてもあまり使うことはありません。行商の薬売りで賄える場合がほとんどですからね。応急処置を覚えれば多少のケガなら自分でなんとかできますし。
ですが今回のチャートでは……まぁ、知ってる人は大体わかってるだろうけどぉ……ンハッ。
ちょっとお高めの薬をまとめて購入したいと思います。
◾︎「入る」
「いらっしゃい……何用かな?」
>狭い店内には小さな箪笥が立ち並び、薬研で調剤している老人が一人で作業しているだけだ。
◾︎「買う」
「どれにするね? ま、好きなもんを買っていくといいさ……」
色々なものがあります。戦闘の合間に使うなら低級の薬を数買うのが一番です。毒耐性がないならそれを買うのもありでしょう。
しかし今回買うのは一種類のみ。それも最高級のやつを買い占めです。
>2200銭で秘伝の漢方薬を4つ購入する?
◾︎「買う」
「おお、そんなに買ってくれんのかい。まいどあり……」
秘伝の漢方薬を購入しました。正直、漢方系は効果が薄いです。
なんだかよくわからない名前の西洋のお薬が最も効果があります。
ですが私はこれを買います。これを買っておくとなぜか貨川ちゃんの大事な人が早死にするんですよね(すっとぼけ)
すると連鎖的に貨川ちゃんが闇落ちしてくれます。悲しいなぁ……。
まぁ鈴木にとってはそんなことわかりようもないですし、回復アイテムを買い求めただけだから……多少はね?
「どうせワシには後継もいない。古臭い商品を買い取ってもらえるのなら、それが薬にとっても一番だろうさ」
>老人は達観したように笑っている。
なおその薬は最も大事な人には届かない模様。
とはいえ貨川ちゃんの思い人、病にかかっている岸辺屋敷の若旦那はこの薬があっても完治はせず、いずれジワジワと死んでいくのでどうしようもありません。
シナリオ的にも全く干渉できないキャラなので救いようがないです。
走者も毎回胸糞悪いとは思っていますが、タイムのために死んでくれ(無慈悲)
今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。