「妖怪の山での厳戒態勢は、あと三日は続くだろう。鈴木、その間は山に入らない方が良い。私も本来の立場ならば、このような事を伝えるべきではないのだが……」
>三ツ葉は心苦しそうに語っている。
あ、うんOK。まぁしばらく妖怪の山に立ち寄る予定はないので平気です。
山のリーク情報かぁ……。NPCが動き回ってる情報なんかは欲しいところなんですけどねぇ。
まま、ええわ。三ツ葉ちゃんと仲間レベルになるまで、とりあえずは仲間にします。
が、ほぼ育成はしません。何故ならRTAではそんなことをしている暇はないからです。三ツ葉ちゃんを育てるくらいなら主人公を育てましょう。
いや、強いですよ? 三ツ葉ちゃんはモブ白狼天狗なので普通にステータスは高いです。見てないですけどデッキもかなり良いものだと思います。
けど伸びしろがね、主人公と他のキャラとじゃ圧倒的に違うんですよ。
原作キャラでもゲーム内での成長率はものすごく低めです。反面、プレイヤーキャラの成長速度は文字通りの化け物です。成長限界もほぼ無いのでどこまでも強くなっていけます。戦えば戦うほど強くなる。すっげぇワクワクしてくるぞ。
序盤の狩りでこそ、三ツ葉ちゃんは頼もしいでしょう。しかし三ツ葉ちゃんに戦闘を任せると鈴木の成長機会を奪うことになります。
ただでさえ長い戦闘なのですから、そこで実入りがなければやっていけません。
チャートを崩すわけにはいかないので、戦闘はこれから(ほぼ)鈴木一人のままやっていきます。
ボス戦などでリセットが見えるほどキツい場面が来た場合には特攻……いや、加勢してもらうかもしれませんね。
三ツ葉! だいばくはつだ!
「私はしばらくの間、人里で偵察をすることになった。だからしばらく、お前と行動を共にしたいと思っているのだが……どうかな、鈴木。もしも嫌ならば、嫌だと言ってくれ」
>三ツ葉はあなたと一緒に行動したいようだ。
>どうする?
断わ……うーんけどボス戦闘が安定するのは嬉しいんですよねぇやっぱ。
色々とできることも増えますから、加入させるとしましょう。
本当はこれ尖兵一人か二人撃破してからじゃないと活かしきれないんですけどね……まあええわ。
走者もガチで(つまり刀で)走ってるわけではないですし、戦力増加は増加なのでやってみます。
つーかこの時は断ったら杖の訓練とかもキャンセルされるんじゃないかと思って普通にビビってOk出してました。
▪「大丈夫だ、問題ない」
「! そうか。それならば嬉しいよ。これからよろしく頼むぞ、鈴木」
>三ツ葉は嬉しそうに微笑んだ。
>三ツ葉が仲間に加わった!
三ツ葉ちゃんよろしくナス!
「ところで鈴木、しばらく訓練をしていないな。これから再開することもできるが、どうする? まだ続けたいと思っているのか?」
>どうする?
あっぶぇ。どうやらまだ訓練フラグは生きていたみたいですね。
仲間になった時は立ち絵笑ってたのに、いきなりちょっと不安そうな顔になって……情緒不安定か?
大丈夫だって安心しろよ!
▪「訓練を続ける」
「おお、そうか。まだまだ鈴木の杖術には伸び代があるように思う。私はそれが良いと思うぞ」
>三ツ葉はどこか嬉しそうだ。
「では、日課の訓練を始めよう。準備ができ次第、外に出てくれ。離れた場所に人のいない広場があったはずだ。そこを間借りしてやるとしよう」
仲間から訓練を受ける場合、だいたいは明け方を回った直後、宿屋を出た後すぐに始まることが多いです。
毎回のメッセージで断れますが訓練は自分で承諾したものなので、約束を破る・すっぽかすに相当します。相手の機嫌を損なうので、通常プレイでもあまりおすすめはできません。
大した手間でもないので、やる場合はキッチリ毎回鍛えましょう。
さて、ここから自由行動です。
が……まずは仲間に加わったキャラのデータを確認しないとなあ?
メニューから三ツ葉ちゃんの全貌を丸裸にしちゃいまーす。げへへ。
まぁ装備品は買い与えないといけないし、剥がせません。お金も取って鈴木に移すなんてことはできないので悪用はできません。せいぜい買い物に行ってもらってチマチマ必要物資を購入してもらうくらいでしょう。仲間にできたからって全権握れるわけじゃないよ!
それでもキャラごとの所持金は大事。同行する以上、お互いにそこそこの持ち金がないことには一々プレイ中につっかえますからね。
えーと、どれどれ……三ツ葉ちゃんのステータス……。
ファ? 持ち金多いな……6200銭てオイ……なんか無駄にお金持ってるので特に心配はいらないみたいですね。
装備は……藁の笠、シロツメクサのかんざし、白狼天狗の服、天狗の錫杖。といったところですね。
立ち絵じゃわからなかったけど藁の笠装備してたようです。防御は上がりませんが雨天でも行動できるので便利。
かんざしは上げたものですね。もちろん効果はないです。
白狼天狗の服……がなんでこんな耐久減ってるのかは知りません。あ、多分妖怪と闘った時のものでしょうか? 立ち絵じゃ新品なんでよぐわがんにゃい。
天狗の錫杖は……なんかこう……まぁ普通の錫杖自体強かった気がする……天狗シリーズなので多分上位かなと……杖なんて詳しくねえよ!(逆ギレ)
多分天狗シリーズなんで使ってると妖力がジワ上がりしてくると思います(適当)
風属性を持っているかどうかは知りません。なさそうな気もする。そこらへんWiki確認する余裕がないので許し亭ゆるして。
さて、それで肝心の三ツ葉ちゃんのステータ……。
三ツ葉ちゃん知力ひっっっっく!!
ええなにこれは……(困惑) この知力おま……白狼天狗でこのゴミみたいな知力だとまともな妖術使えんやろ……。
あ、でもそのかわり体力と筋力で釣り合いが取れてますね。速度もなかなか。
詳しくは秘匿されているので確認できませんが、多分他のは平均的な感じで落ち着いているのでしょう。
まさかの初期鈴木と似たような脳筋キャラだったとは……。
デッキは……あーやっぱり脳筋なだけあって強いですね。
杖と格闘ばっかりです。妖術ほぼ皆無やんけ……あ、奥義がちょろちょろ入ってるのは美味しいです。仲間のデッキからカードを抜いたりはできないのが残念ですが、このままなら三ツ葉ちゃんも鈴木と似たような感じで戦えるでしょう。
傾向が堅実寄りなのもありがたい。強敵相手にはカウンター取っていくのが一番ですからね
さて、三ツ葉ちゃんの手の内もわかりました。
それでは久々に再会した雌犬にご主人さまが誰だったかを逞しい棒さばきで思い出させてやりましょう。
お外で朝の大運動会
今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。