東方片道切符 遭難登山者ラスボス撃破チャート   作:ほよ

6 / 60
マイリスが伸びてたので今日二度目の初投稿です


小屋前のガバ

 

 >猿妖怪が現れた! 

「ギャッギャッ……」

 

 >「これは動物が人間の肉を食らって生まれた妖怪のようだ。連中は成長すると厄介だぞ。ここで早めに駆除しておくといい」

 

 

 対戦相手はモブ猿妖怪です。対戦よろしくおねがいします。

 

 ……はい、戦闘画面に突入しました。立ち絵はモブ猿妖怪のB、中型ってところでしょうね。

 進む押しっぱなしという素人みたいなプレミをやらかしました。再走しろとの声がここまで聞こえるかのようですが、実際プレイしている私はかなり迷っています。

 が、猪妖怪ならともかく、猿ならばまだ卍解もとい挽回の余地は残されていると判断したのか、続行を選んだようです。

 

 幸いな点が二つあります。

 まず、このエンカウントした妖怪が猪など体高の低いものでなかったことです。

 体高が低い相手だと下半身♂に攻撃を受けることが多く、負傷が足に及ぶこともあります。これは山歩きをメインにしていく鈴木のスタイルにとっては致命的でした。

 しかし猿妖怪相手ならば戦闘感覚は人型に近く、厄介な噛みつきがあっても腕で防ぐことが可能です。

 片腕の負傷なら不便にはなりますが、山林の探索は可能です。

 

 幸いな点のもうひとつは、この猿妖怪Bが知能を持たない木っ端妖怪の一種で、特定の派閥を持たないということ。

 これが天狗だったら詰んでたところでした。社会性のない相手なら容赦なく退治できます。

 

 不幸な点があるとすればまぁ……この猿妖怪B相手に勝てるかどうかってことっすかね……(白目)

 

 

 果敢「渾身の正拳」

 果敢「渾身の蹴り」

 堅実「受け流し」

 堅実「刺突の迎撃」

 謀略「皮肉の嘲笑」

 

 

 カードが配られました。果敢2、堅実2、謀略1。

 妖精との戦いでは初手果敢で攻めまくりましたが、lunaticの猿妖怪相手に脳筋特攻は無謀です。

 多分、まともな攻撃を2、3回受けただけで鈴木はピチュります。対する猿妖怪は5回殴られても多分死にません(白目)

 

 はっきり言ってボスレベルのステータスを持つ相手ですが、弱音を吐いてもいられません。堅実に戦っていきましょう。

 

 

 ◾︎堅実「刺突の迎撃」

 >猿妖怪は勢いよく突撃してきた! 

 >鈴木の構えたトレッキングポールが猿妖怪の顔に突き刺さる! 

「ギャァ!?」

 >猿妖怪は怯んだ! 

 

 

 戦闘前に警戒しながら進んでいたのが不幸中の幸いでした。

 先手を取られることもなかったですし、メッセージで相手の初動がわかります。

 初手で相手が果敢カテゴリの攻撃をしてくるのなら、出が速く火力に優れた武器攻撃が有効です。

 

 ……が、多分トレッキングポールは次使ったらオシャカです。それまでに戦闘態勢を整えなくてはなりません。

 

 

 果敢「渾身の蹴り」

 果敢「杖の刺突」

 堅実「刺突の迎撃」

 堅実「牽制の前蹴り」

 謀略「安い挑発」

 

 

 2ターン目です。相手は怯んでいるのでゲームメイクを意識します。

 

 

 ◾︎謀略「安い挑発」

 >鈴木は猿妖怪を侮辱した! 

「グルルル……」

 >猿妖怪は激昂した! 

 

 

 はい、挑発が決まりました。相手はバーサク状態に陥り、手札の半分以上が果敢に変わったはずです。

 果敢カテゴリの攻撃は堅実カテゴリの反撃が効きやすいので、相手が変に小細工を使って攻めてくる前に激昂させてしまいましょ。

 

 

 ◾︎堅実「受け流し」

 >猿妖怪は大きく腕を振り抜いた! 

 >鈴木は上手く受け流した! 

 >猿妖怪の体勢が崩れた! 

 

 

 受け流しはダメージは与えられませんが、ダメージを大きく減衰させた上で次のターンのイニシアチブを取りやすくします。

 

 

 ◾︎果敢「杖の刺突」

 >鈴木はトレッキングポールで猿妖怪の顔を突いた! 

「ギャッ!?」

 >猿妖怪は怯んだ! 

 >トレッキングポールは壊れた! 

 

 

 すかさず速度に優れ怯みの与えやすい杖で……と思ったら案の定トレッキングポールが壊れました。

 まぁ怯ませつつ大ダメージを与えられたなら御の字です。

 半分くらい減ったでしょうか? まだ倒すには至りませんね。

 

 

 果敢「渾身の蹴り」

 果敢「掴みかかる」

 堅実「堅固な防御」

 堅実「堅固な防御」

 謀略「ツバ吐き」

 

 

 相手は怯んでますが次のターンも普通に行動してきます。イニシアチブ取れただけですねクォレハ……。

 掴みかかるによって捕縛できれば楽なんですが、現状の鈴木の筋力では猿妖怪には勝てません。

 なので安定の受け流す……ん? 

 

 ……ファッ? 反撃系全部死んでるやん。

 

 ……スゥゥゥゥ……。

 

 

(鈴木ステータス確認中……)

 

(wikiで猿妖怪Bのステータス確認中……)

 

 

 ……良し! (迫真)

 

 ちょっと回線悪かったみたいっすね。別に攻略とか見てないっすよ〜。

 というわけで、方針がまとまりましたので再開です。

 

 

 ◾︎堅実「堅固な防御」

 >鈴木は守りを固めた! 

 

 

 いやこれしかないんです。

 あと走者の経験に基づく情報によれば、渾身の蹴り一発で倒しきることはできません。

 前蹴りなど反撃系が出るまでマリガンすることも考えましたが、一度でもやると速度的にイニシアチブを取られて何もできないままやられる可能性もありました。

 とりあえず噛み付かれたりさえしなければ中ダメージくらいで耐えて、次に繋げてくれるでしょう。

 

 

 >猿妖怪は鈴木の腕に噛み付いた! 

「ゲッゲッ」

 >鈴木は痛みに悶えた! 

 

 

 スゥゥゥゥ……。

 ……痛いですねこれは痛い。

 

 まさか防御無視の堅実攻撃をしてくるとは……怯みの連続で果敢誘発が切れましたかね? 

 やはりヤバい……リカバリーしないと鈴木が死んでしまいます。

 あと1……か2発ってところですかね……。

 

 

 果敢「膝蹴り」

 果敢「渾身の正拳」

 堅実「前蹴り」

 堅実「堅固な防御」

 謀略「死んだふり」

 

 

 よし前蹴りきました! 

 前蹴りは反撃性能のある優秀な堅実攻撃です! 

 お前の方が好きだったんだよ! 

 

 

 ◾︎堅実「前蹴り」

 >鈴木は力強く正面へ蹴り込んだ! 

 >猿妖怪は無防備な腹を強打され、よろけた! 

「グルルル……」

 

 

 よし、まだ挑発は効いてます! 相手の果敢が上手いこと誘発されてますね! 

 これがクリーンヒットならあと果敢一撃でなんとかなります! 

 最後の一発決めてやるよホラ! 

 

 

 >猿妖怪は鋭い爪を振るった! 

「キェエエ!」

 >鈴木の腕が切り裂かれた! 

 

 

 ぁあああああああ痛い痛い痛い!!!!! 

 

 

 ◾︎果敢「渾身の蹴り」

 >鈴木は全力の蹴りを放った! 

 >猿妖怪の腹部に突き刺さった! 

「グキャァ……」

 >猿妖怪は倒れた! 

 

 >鈴木は戦闘に勝利した。

 

 

 ペッ、雑魚が。二度とその薄汚い面を見せるなよ(満身創痍)

 

 ……はい、死にかけです。

 腕に噛みつきと引っ掻きをもらいました。あとどこかで一発貰ってたら余裕で死んでましたね……。

 

 多少ガバはありましたが、ほとんど乱数にお祈りするしかありません。運が悪ければ一気に劣勢になるゲームです。

 まぁlunaticで夜間の妖怪の山でこの程度の敵ならむしろ運が良かったのかもしれませんが……ともかく乗り切ることができました。

 

 重症です。行動する度にダメージが入りますが、ここでモタモタすると連戦の可能性が上がります。そうなるとマジで詰みです。なので応急処置はせずにそのまま小屋に帰ります。

 

 距離も近いので、今の戦闘でさすがに白狼天狗も起きたかもしれないですけど仕方ありません。

 さっさと拾った薪でお湯沸かして料理作りましょ。

 鈴木の治療のために熱湯が必要だったので、ある意味タイミングが良かったのかもしれません。

 

 下半身は無事だったので明日からは予定通り山歩きを

 

 

 今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。