ペルソナ使いのアインクラッド攻略   作:Finalブライス

1 / 1
久しぶりに書いたんで誤字多いかもです。


始まり

「ようこそ、ベルベットルームへ」

 

僕は...誰なんだ?長い間...どこか知らない場所で過ごしていた気がする。

 

「お久しぶりでございます、理様。再びお会いできた事、大変喜ばしい限りでございます」

 

そうだ.. "命の答え"にたどり着いたら僕は"宇宙"のアルカナを手にし、世界を守るために自分の魂を楔にして"死そのもの"であるニュクスと一緒に封印されたんだ。

 

「....久しぶり、エリザベス」

 

そこから僕はエリザベスが出した椅子に座りながら、エリザベスの話を聞いた。

 

個性豊かなペルソナ使いと戦ったことで、仲間の力を知った事。

自身のアルカナ、"愚者"を発見したことで、僕の魂を救いだす一歩を踏み出した事。

 

そして....あの世界には既に僕の体は残っていない事。

 

「なので私は..理様の魂を新しい世界に解き放つ事にしました」

「そう....ちなみにだけどさ、どんな世界なのかな」

 

するとエリザベスは手に持っていた本を開き、こちらに見せてきた。

 

「こちらの空中に浮かぶ塔、アインクラッドと言います。このアインクラッドはゲームの中に存在するのですが....おっと、ここら辺で止めておきましょう。後はお楽しみという事でございます」

 

そう言ってエリザベスは本を閉じた、ゲーム..か。あんまりした事はないけど...大丈夫かな?

 

 

「そしてここで残念なお知らせでございます。今回の理様の魂をあちらの世界に解き放ってしまうと、ペルソナ使いとしての記憶は消えてしまうのです」

 

「うん、そうだろうと思ったよ。仲間達と過ごした日々を失うのは嫌だけど..仕方ない」

 

皆と過ごした記憶は...きっと僕の魂に刻まれている。だから、きっと大丈夫。

 

「...そうでございますか。それでは理様、お別れの時間が近づいてきました」

 

後ろから眩しい光が少しずつ迫ってきていて、すぐそこまで来ている。この光が僕の目の前を覆う時、この世界ともお別れなのだろう。

 

「ねぇ、エリザベス...皆は...幸せに暮らしていた..?」

 

エリザベスは...少し固まって。前の彼女からは想像もできない良い笑顔で言った。

 

「えぇ、勿論。貴方が守った世界で...皆、幸せそうに暮らしていましたよ。だから...貴方も幸せになってくださいね...」

 

最後の言葉を聞いた時、機械の身でありながら人間よりも人間らしいと思えた彼女の...優しい笑顔が浮かんできた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「理...本当にいいの?」

僕の名前は結城理。特に目立つ事のない普通の中学生...目の前の少女は、桐々谷零。彼女が前から言っていたナーヴギア...?でプレイ出来るソードアート・オンライン?とか言うゲームをやりに来ている。

 

「僕は体験版みたいなので遊んだから十分さ、まだ一度もやってない零にソフトはあげるよ」

 

「体験版じゃなくてβテスト...でも、その...ありがとう、それじゃあ三時間....いや、五時間くらいしたら戻ってくると思う」

「あぁ、楽しんでおいで」

余程楽しみなのだろう、口数が少ない。

 

         "リンクスタート"

 

(....五時間くらいか。何かするのもめんどくさい...寝よう)

 

ここだけの話...零に勧められて応募したβテスト?実は一度も遊んでない。ナーヴギアだって零に勧められて買ったは良いものの..最初の設定が面倒くさそうでやってもいない。きっと五時間後には零に小言で色々言われるだろうが...上機嫌の時は軽い小言で済むので大丈夫だろう...

 

 

 

 

「...寝すぎた」

今の時間をみると夜の七時。ナーヴギアを付けて眠っている零は....

 

 

まだ...起きていない...

 

きっとまだ熱中して時間を忘れているんだろう。帰ってきたら何か食べるだろうし、適当に作っておこう。

 

 

八時...まだ戻ってこない。ボーッとするのも限界を迎えてきた。ラジオでも付けよう...

 

.....ザー....ソード...ッシテ...ヌカナイデ....

 

"繰り返します!ソードアート・オンラインをプレイしているプレイヤーのナーヴギアをとらないでください!使用者の命に関わります!"

 

「えっ....」

 

その後ラジオを聞いていて理解したのは零がゲームの中に閉じ込められて、命を賭けたゲームをしている事。

 

「とりあえず...桐ヶ谷さんに電話をしないと..」

心は穏やかではないが、頭は冷静だった。

 

そこから桐ヶ谷さん..零のお母さんが来て寝ている彼女の姿を見た。泣きそうな顔になりながらも...僕の前では涙を見せない気なのだろう。無理やり作ったような笑顔で僕に言った。

 

「結城くん....気にしないでね。こうなったからには仕方ないんだから」

 

遠分零は僕の部屋に寝かしておく事になった。後は政府の考えを待った方が安全だろうという桐ヶ谷さんの考えである。

 

そのあとは夜も遅いので桐ヶ谷さんは帰ってしまった。

あんなに寝て、近くで零が寝ているのに...人間は睡魔に勝てないみたいだ。とりあえず僕は昔お父さんが使っていた布団を敷いてそこに寝転がった。

 

(僕が...あの時きちんとβテストを受けていたら..)

 

"後悔は全てを失った時にやってくる"

 

僕はその言葉を痛感しながら眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。