鬼滅の猫柱   作:柚木のあくあ

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今回は少しまじめです。




 


猫柱と産屋敷当主

「すまないね猫君、夜通しの任務だったと聞いていたが問題が生じてね」

 

 壁からしのぶの愛のドロップキック(そうだと思っている)で抜け出したニャンちゅうは産屋敷家の屋内にて97代現当主「産屋敷耀哉」と相対していた。他の柱に見つかれば一言も二言も小言をもらいそうだが残念ながらカナエをおいて疾風のごとくやってきたおかげでまだどの柱も到着をしていなかった。

 

「ほんとだにゃ!ミーは下の連中(女隊士)とふれあい(意味深)をする予定だったのにどうしてくれるにゃ?ミーは悲しいにゃ!!」

 

「それはすまないね。そしならば、そろそろひなきとにちかを返してほしいかな。なんて......「それは難しい問題なのにゃ!」そうかい」

 

 ニャンちゅうの胡坐をかいた膝の両方に幼女が2人無表情に鎮座している。彼女たちは産屋敷ひなきとにちか、正真正銘産屋敷耀哉の長女と次女である。

 

「ちょうど良かったから連れてこようとは思っていたんだ。なぜか君にとてもなついているからね。でも、姿が見えなくてね。いつまでも君を待たせるのも、と思ってきてみれば......」

 

 そう、ニャンちゅうは屋敷に中庭付近の塀から侵入したためそこで丁度蹴鞠をして遊んでいた二人をみつけ挨拶もそこそこ小脇に抱えここまで連れてきたのだ。

 

「猫様、猫様。お会いできてうれしゅう存じますが次からは正面よりお入りください。にちかが怖がっておりました。」

 

「猫様、猫様。お元気そうでなによりですが次からは正面よりお入りください。ひなきが怖がっておりました。」

 

 二人の会話が途切れたことで二人の幼女が見上げて非難をいれるが、変態はそんなことには動じない。

 

「あと猫様、わたしのお尻に何か硬いものが当たっております。これは何でしょう?」

 

「猫様、猫様、わたしのお尻にも何か硬いものが当たっております。これは何でしょう?」

 

 冷たい視線が産屋敷耀哉から注がれるがこの男は動じない、背中にいな汗が流れているが決して動じてはいないのだ!

 

「え、冤罪にゃ!!ミーはYESロリータでもNOタッチなのにゃ!!けして幼女2人にミーのミーは反応をしないのにゃ!!「あ。猫様とても大きく......」......違うにゃ、これは......若さゆえの過ちにゃ」

 

 苦しい言い訳である。しかしこの男は自分の過ちを認めることができるのだ決して幼女′Sは離さないが認めるのだ。そこは評価をしてほしい。それに仕方がないのだこの男は匂いフェチなのだから。

 

「そっ、それにしてもあんちゃん元気そうで良かったにゃ、ひなきとにちかも元気そうで、でもこれ以上ミーのミーを故意に刺激させるのはやめるのにゃ、あんちゃんの視線が痛いのにゃ」

 

 子供とは無垢なもので大人をからかうことに関していえばどこまでも追及していく、それが将来、意味を理解して顔を赤らめる自爆の要素になったとしてもだ、今知らなければ気が付くこともない、世の中はいつも無常である。

 

「本題にはいろうか、ここ最近鬼の活動が活性化している、その原因の影に十二鬼月がいるようなんだ」

 

「ほーん」

 

「ほーんってそれだけかい?」

 

 十二鬼月、大きく分けて上弦と下弦にわかれる12体の鬼。下弦の陸からはじまり上弦の壱にあがるにつれその力は柱の力もしのぐといわれている。その脅威が今回の鬼の活性化の影にいる......。もう少し緊張感のある返事があってもいいのではないだろうか。

 

「正直ミーからしたら『そんなことはどうでもいい』にゃ、あんちゃんには悪いけどミーはミーの廻りを守るだけで精いっぱいにゃ、ミーの廻りにちょっかいだせばそりゃOHANASHI☆をするにゃ、でもミーの外でのことなら基本ノータッチにゃ、それがミーとあんちゃんとのOYAKUSOKU☆であり柱になる条件だったはずにゃ」

 

 膝においたひなきとにちかを両脇に退け静かに立ち上がり縁側から外に踏み出す。その背中は話は終わったと語っており、これ以上は不毛であると産屋敷耀哉も理解した。だが続けて発する言葉を聞いてあの日出会った彼を直感で柱に勧誘したのは正解だったの静かに笑みをこぼした。

 

「それににゃ、ミーたちは常に笑顔じゃないといけないのにゃ、余裕がありどっしり構え、何事にも動じない。それが下の者から慕われる柱というものじゃないかにゃ?少なくともミーはここで柱になってそれを学んだにゃ」

 

 薄暗くなった曇り空にかすかな光が漏れだし、外に出て行った彼の背をかすかに照らした。

 

「その主張したものがなければ感動の一つもしていたかもしれないね」

 

「柱は何事にも動じないのにゃ、やめるにゃあんちゃん、あまねさんだけは呼ばないでほしいにゃ」

 

このあとしっかりあまねさんとOHANASHI☆した。

 




それではまた来週!評価と感想お待ちしております。
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