ハイスクールD×D 案①『遠坂凛に転生したら』   作:ら・ま・ミュウ

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ハイスクールD×D 案①『遠坂凛に転生したら』

2020年 春 Fate stay night Heaven's Feel劇場版第三部公開日当日に訪れた映画館が爆発した。対軍宝具と化したゲイボルグの一撃かと見間違うほどの爆発に巻き込まれた私は、どっかの赤い弓兵みたいに「ローアイアス!」なんて出来ないから、Fate/Grand Orderの始まり、コフィンの中に入ったカルデアの名も無きマスター達がテロ攻撃でミンチになった時と同じような状態になって死んだ。

………筈なのだが、扉のない知らない部屋で

Fate/Grand Orderのガチャ画面に固定されたスマホを握りしめている現状の私がいる。

 

(どういう、こと?)

 

情報が欲しくてスマホの画面に視線を落とすと聖昌石の数はゼロで呼符の数が四つ。

ピックアップは、マーリン………。

 

「良く分かんないけど、回せってことよね」

 

気づいたらガチャっていた。

 

一回目 fateの顔 『アーサー王』ではなく『遠坂凛』の概念礼装『ガンド』が出てきた。

 

二回目 金演出!からの赤い弓兵だった。

 

三回目『凛のペンダント』 星3の概念礼装だ。

 

四回目 またしても『遠坂凛』の概念礼装『カレイドルビー』だ!

 

「中々、当たりなんじゃない?」

 

ガチャ率の悪さに定評のあるFate/Grand Order略してFGOで星4鯖一体に星3以上の概念礼装はそこそこ良い結果だろう。

 

 

『転生体は遠坂凛に決定しました』

 

その瞬間、体が黄金色に包まれた。

 

『転生特典はアーチャー・カレイドステッキ・魔術刻印は継承後としておきます』

 

「はっ?えっ!?」

 

スマホを見ると謎の宛先から「サービスしといたるで!」その言葉を読み上げた瞬間私の意識は暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんこんにちは遠坂凛です。

謎の爆発事故の後、知らない部屋でスマホゲームのガチャを引いて気がつけば赤子になっていた私ですが、白髪褐色の皮肉屋さんの力を借りて本日まで元気にやっております。

 

「この屋敷が赤い悪魔と云われる魔術師の根城か」

 

生まれた時から私名義で結界を張り巡らしている屋敷の回りに五人ほど()()が侵入しているようですが、安心してください。

 

「アーチャー、生け捕りよ。殺してもいいけど、石化系や爆散する宝具は使わないで」

 

「了解だマスター」

 

あんな神秘溢れた触媒達。むしろ大好物なので。

 

 

 

 

 

駒王町

そこは、グレモリー家次期当主リアス・グレモリーが領地として与えられた地方都市の名である。しかし、ifの世界線 領主経験の少ないリアス・グレモリーに不安を抱いた日本の神々は一人の人間をセカンドオーナーとして招いた。

 

「あぁ、なんて素晴らしいの!これだけの触媒があれば、あんな事やこんなことも!」

 

その人間の名は『遠坂凛』悪魔にしか使えないとされていた魔法を体内に擬似的な神経を組み込むことで使用可能とする論文を齢五歳にして発表し、神器保有者の受け入れや三大勢力の抑止力として魔術協会を立ち上げ悪魔や堕天使の言いなりだった人間の地位を大幅に向上させたとして裏の世界に顔が広い彼女は今、涎を垂らしながら上級悪魔を切り刻んでいた。

 

ヤベェ奴連れて来ちゃった。日本の神々は本気で後悔していた。


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