ハイスクールD×D 案①『遠坂凛に転生したら』 作:ら・ま・ミュウ
「むっ」
「うひゃぁぁぁ!―――おげっ!?」
ヴィマーナでギリシャ神話へ向かっていたギルガメッシュと遠坂。急停止したギルガメッシュに遠坂は何事かと顔を上げれば「貴様の客だ、小娘」
「客ぅん?」
目隠れロン毛、見覚えはないが蝙蝠のような翼から悪魔であることは間違いない男性悪魔が白い紙切れを掲げている。
「遠坂凛!人類代表の娘よ、私は四大魔王の遣いで参ったシャルバ・ベルゼブブである、如何なる理由でオリンポスを目指すかは伺いしれないが考え改めよ三大勢力会議は明日開かれる、「ハァ!?明日!?」既に他の勢力は同意を示し開催場所は冥界の我が屋敷を利用することとなった。至急準備されたし!」
言うだけ言って招待状を投げつけたベルゼブブは転移により消えた。
「和平だって準備に色々掛かるのに、私……言うだけ言って帰る奴が一番嫌いだわ」
「興が冷めた、ギリシャは後回しだ」
恐ろしくもその瞬間、
ギルガメッシュと遠坂の考えは一致した。
どうも皆さんこんにちは遠坂凛です。
突然ですが、明日の三大勢力和平会議……ギルガメッシュが参加することになりました。
私はてっきり「あの悪魔ウザくね処す処す?」ノリで冥界をエアるのかと勘違いしていましたが、私が三大勢力のトップらにどう思われているのか「我、自らが直々に裁定をくれてやろう」興味があるようで黄金スーツに身を包み、今はアーチャーの焼き菓子を摘まんでいます。
こっちのギルガメッシュは意外に沸点が高いのかもしれませんね。
「ふむ、王が口にするには味も質もなりより金粉が不足しているが兵士にはいい甘味として流行りそうだな」
「元々急揃えの材料だからな。機会があればちゃんとした物で作ってやろう」
「何?急揃えでこのクオリティーだと!?
並行世界の我額ぶち抜きといい、人の身で我にエアを抜かせた事といい…………貴様、どこまで我を楽しませる気だ!よしっ我の舌を唸らせる事が出来れば褒美としてウルクの民として市民権を与えてやろう!」
「――ハハッ寛大過ぎるのも考えものだな」
アーチャーはギルガメッシュのテンションについていけないのか苦笑いで答える。
私?私はもう慣れた。
……と言うか明日の準備でそれどころじゃないのよね。
宝石に礼装、足りない物は片っ端から作っていかないといけない。
本当何で明日なのよ!?
半年は先の筈でしょ!アザゼルも知ってたら教えてくれたっていいのに!
「ベルゼブブもベルゼブブよ!招待状送るの遅すぎ!絶対文句言ってやるんだからァァァァ!!!!」
次回『旧魔王派?終わったよ』