ハイスクールD×D 案①『遠坂凛に転生したら』 作:ら・ま・ミュウ
「よぉ遠坂先生」
何故お前が此処に!?
………皆さんこんにちは、遠、坂です。
アーシアの悲鳴を聞き急いで庭に出ると堕天使総督のアザゼルが大量の人工神器を両手に、護衛用の使い魔を踏み潰しているではないですか。
「………アンタ、まさか」
「あぁ、そうだ。へへっもう我慢ならねぇんだよ。俺はよぅ!」
「遠坂さん!」「下がっていろアーシア、あれは本気の目だ」
おさらいだけど、堕天使含む三大勢力と遠坂家は不可侵を貫いているわ。堕天使の幹部クラスが会おうと思ったら事前に連絡を取って第三者の立ち会いの下、会談を行わなければならないの。
お互い、堕天使と人間、トップに立つからこそ例え争う気がなくても気軽には会えない、会っちゃいけないのよ。
(ちなみに、これ↑を決めたのはオーディンよ)
アザゼルは、上級悪魔みたいに
………そんな男が、何の連絡も仲介役も通さずにうちの領域に踏み入れた、それってもう、理由は一つしかないじゃない!
「堕天使総督辞めてきた。お前の学校で雇って」
「和平結ぶまでは辞めるんじゃないって言ったでしょうがぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
アザゼルはニートになった
「考え直せって言っても無駄だぜ?
お前が、あの学校作ってから。いや、魔術回路なんて面白れぇ論文発表してから研究したくてしたくてウズウズしてたって言うのに、仕事は増えるわ、部下は暴走するわで奔走する毎日。コカビエルの野郎がローマで吸血鬼と戦争するのだとか言い出した日にゃあ俺は決めたね。ぜってい総督なんて辞めてやるって。」
「だから、和平結ぶまでは我慢するって言ったじゃない。私もそれに安心して堕天使はスルーしてたって言うのに、アンタが総督辞めたって知ったら荒れるわよ天界も冥界も」
「問題ないだろ?どうせ人間に力でも文明でも劣る負け犬の傷のなめ合いみたいな状況だ。禍の団も英雄派がお前ん所に大半が流れたお陰で思ったより脅威になんなかったし、別に俺が一番賢くて最古参って訳でもないんだ。上手くやるよ………お、この紅茶旨いな」
アザゼル。アンタが全くの考えなしに総督を辞めた訳じゃないのは分かったから然り気無く床に荷物を広げるのはやめてくれないかしら。アーシアも紅茶の味を誉められて嬉しそうにしない。
「そう言えば、俺住む宛てないんだわ」
「ふーん」
「家賃払うから部屋貸して?」
「なら、アーシアの向かい側の部屋に―――それぐらい自分で探せェェェェ!!!」
アザゼルは遠坂家の庭に小屋を建てて寄生した
アーシアとの仲は良好のようだ。アザゼルは来年の肩慣らしにアーシアを対象とした日本語と一般教養レベルの授業を行っているらしい。遠坂凛は考える事を止めた