始まりの物語   作:浜風快速

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「キミと、友達から」の始まり

キーンコーン…

「おーし授業始めるぞ~」

『はーい』

「今日はちょっと息抜きでもするか、ペアワークだ」

教室が騒がしくなる。

 

「そこはしょうがないから3人グループな、はい出来上がり!」

グループができた。なんと幸運にも上岡さんとのペアだ。嬉しすぎる…!!

「よろしくね」

「よ、よろしく…」

ああ、声も可愛いし容姿も完璧だ…

「……についてペアで話し合うように」

あっやべ、聞き逃した…

「ねぇ、聞いてる? 早速やりましょうよ」

「あっ、そ、そうだね」

「大丈夫? なんか顔が赤いけど」

「? ああ、別に大丈夫だけど」

やってしまったようだ、顔に出てたか…

 

そんなこんなでペアワークが進む。

「私たち、早く終わっちゃったみたいだね。雑談でもしよっか」

「そうだね…」

「もしやとは思うけれど、人見知りだったりする?」

完全に図星である。さらに上岡さんが話し相手という2コンボ…

「ボードゲーム部は楽しい?」

「うん、上岡さんともまた対戦したいな」

「そっか、嬉しい」

やった、喜んでもらえた!

「それで、ちょっと話したいことがあって…」

「どうしたの?」

この時が来た。言おうと思っているセリフを噛まないように復唱して、深呼吸もして…よし、言おう。

「入学してから、ずっと、上岡さんのこと、可愛いなって思ってるよ」

少し遠回しな言い方でその言葉を口に出す。

「ありがとう、でもなぁ…」

えっ、もしかして僕、振られましたか?

「じゃあこうしよう。 キミと、友達から。」

よかった、フラグが折れた…

「うん、よろしくね」

「こちらこそ、改めてよろしく」

今日1日で、東川に上岡さん、二人も友達が増えちゃったなぁ。

 

「よし、じゃあペアワーク終了な」

先生、ナイスタイミング! 心の中でグーサインを出す。

 

キーンコーン…

「やっべ、授業まで終わっちまった」

教室内から笑いが巻き起こる。

「じゃあペアワークの結果発表は次な」

『はーい、ありがとうございました』

 

なんかいつにもまして濃い授業だった気がする。

「瀬川くん」

肩を叩かれた。ほんのり女の子のいい香りが漂う。

「ん?」

上岡さんだ。どうしたのかな?

「次の授業、教室移動だよ」

「あっ、ありがとう、急がなきゃ」

ふぅ、危ない危ない。

 

その後も廊下で転んだり早原にドッキリを仕掛けられかけたり色々あって濃い1日になった。

 

さあ、部活だ部活。

「瀬川、部活行こうぜ」

「上岡さん待ってあげようよ、せっかく同じクラスだし」

「ふ~ん、どうしたんだよ」

「別に、どうもしないけど…」

必死のフォローも、何だか逆効果に思えてくる。

「瀬川くんに早原くん、待っててくれたの?」

「一緒に行こうよ」

早原、ついにナンパしにかかった。

「瀬川、こうやって彼女を作るんだよ、覚えておけ」

なんかこっそり話しかけてきた。そんなこと、僕に言われてもなぁ。

「そんなことより部活行こうよ」

「そうだな」

そして今日も、部活は始まる。




どうも、作者の浜風快速です。
白焼さん「小説のUA数やばいよ」
浜風快速「うらやましいです」
白「年末年始ではじもの200UA目指したらいいよ」
浜「頑張ります」

てな訳で年末年始、頑張って投稿します。
いろいろ忙しいのにな…

これからもよろしくお願いします。

あと、ユーザー情報を更新しました。

追記:1/7時点で160UA...意気込んだのに不発でした。4月までにはあと100UA増やしたいです。

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