始まりの物語   作:浜風快速

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いつもと変わらない一週間の始まり

ガバッ!

悪い夢で飛び起きてしまった・・・もちろん目覚めは良いものではない。

あまり食欲もなく、朝食は抜くことにした。

月曜日からこんな調子で大丈夫だろうか・・・

 

「まだ早いけど学校にいくか・・・行ってきまーす」

「行ってらっしゃーい」

あれっ、珍しく返事がある。妹の声だろう。この時間だと妹はまだ登校前なのかな・・・

学校に行くとこれまた珍しく1番乗り。

だけど自習くらいしかやることがないんだよなぁ。早原も早く来ないかなぁ・・・

 

「おい、瀬川! お前はまったく反省もしなけりゃ懲りもしないんだな。」

やっちゃったか。どうやら暇で寝てしまったようだな・・・早起きだったし当然といえば当然か。

「また怒られてやがるw」

「次は席が教卓の目の前かなw」

クラスメイトに散々に言われてるけど、そんなものは気にしない。一瞬聞き流しちゃいけない言葉が聞こえてきた気がしなくもないけど・・・

 

今日は1限を除いてかなり集中してたなぁ・・・気づいたらノートが随分と綺麗にまとまってるし。

「よう瀬川、今日も立派に怒られてましたねぇ」

「おいコラ」

「まぁまぁ、それはそうと瀬川、明日から泊まりでボードゲームの特訓しないか?」

「…え?」

「だから、特訓だっての。お前、ボードゲーム部に入りたいんだろ? だったら特訓しか無いだろ」

特訓・・・ねぇ。僕はいいけど家族がなんて言うか・・・

「それで、する?しない?」

「僕はいいけど、親に聞いてからじゃないと・・・」

「いつまで親に頼ってんだか。 それくらい自分で決めろよ」

「そうじゃなくて、親が過保護ってゆーかなんて言うか・・・」

「一回バシッと過保護はやめろって言えよ」

「うちの親は過保護の自覚が無いからねぇ・・・って話が逸れてるよ」

「あぁ、特訓か。 明日必ず返事出せよ」

 

特訓か・・・興味本位で入ってみたかっただけなんだけどな・・・

そんな思いを巡らせつつ、家路につく。

 

「ただいま~」

「おかえり」

「あっ、母さん。ちょうど良かった。話があるんだ」

「? どうしたの?」

「僕、ボードゲーム部に入ってみたい。」

「ふ~ん。 入れば良いじゃない。」

「そこで、入部前に早原んちでプレイスキルを上げるべく泊まりで特訓したいんだ。」

「えっ、大丈夫? 早原君の家はどこなの? 何泊するの?」

出たよ母さんの過保護アタック・・・

「はぁ・・・母さん、僕ももう高校生だよ。母さんは過保護すぎる」

「そんなことないわよ。心配になるんだから当然のことじゃない」

「普通は高校生にもなれば大抵は子供に任せるものだけどね・・・」

「優には任せられません!とにかく、今言ったことを報告しなければ許可は出ませんからね!」

 

まったく、面倒な親だなぁ。

こうなれば一人で勝手に行ってしまおうかな・・・

 

今日は勉強してから、オンラインゲームをして寝ることにした。

「勉強終わり! よ~しゲームするぞ~!」

そこからの記憶はない。いつ寝たのかも、オンラインゲームのスコアも覚えていない。




今回は会話がだいぶ多めです。
次回もお楽しみに!

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