ピピピッ! ピピピッ!
「ふあぁ~。 こんな時間か・・・」
やはり途中で寝てしまったらしく、手にはコントローラー、モニターにはゲームのトップ画面が。
っとそんなことはどうでもよくて、僕はある提案を母さんにしようと思っているんだ。
「あら、優おはよう」
「おはよう。 ちょっと母さんに話があって・・・」
「また特訓の話?」
「違うよ。 母さんはいつも僕が心配だとか、任せられないとか言うけど、たまには任せてくれよ」
「あんたには任せられませんって何度言ったら・・・」
「まったく、任せられない任せられないしか言わないじゃないか・・・そこでさ、提案があるんだけど」
「何よ」
あっ、母さんが完全に怒ってしまった・・・まあ無視して話を続けよう。
「今日から一週間、予定を聞かずに僕に任せてくれないかな?」
「それで事件や事故に遭ったりしたらどうするのよ」
「この一週間で僕が大きな事故に遭わなければ僕は大丈夫だから、以降も僕に任せてくれる? いい加減親の許可が無いと外出できないなんて嫌なんだ」
「はぁ、良いわよ、分かったわよ」
「じゃそういうことで」
今日はいつもより濃い朝を過ごしたなぁ。
授業も頑張るぞ~
「瀬川も今日はちゃんと授業を受けてるな」
いつも説教飛ばす教師に言われれば誉め言葉だな。
「おい、次情報だってよ」
「マジか、移動教室だりぃな」
クラスメイトが不満を漏らすが、僕は得意科目なので嫌な顔せず移動する。
「瀬川、最近お前クラスで悪い方向に目立ってないか?」
「そうかな?」
「もっといい方向に目立てるように努力しなきゃだめじゃんか。 ボードゲームと一緒にそっちの特訓もするか?」
「ええ、それは嫌だなぁ」
「てかお前、ボードゲームの特訓はどうするんだ?」
「親の許可を得ずに行くことにした」
「ふ~ん、お前もやっと自立を始めるんだな」
「どっちかっていうと自立を始めるのは親の方だけどね」
あまりそのあとの記憶はない。どうでもいいことはすぐに忘れてしまうのでそんなに大事なこともなかったんじゃないか?
そして帰りのホームルーム前。
「今日は帰ったら荷物準備して俺んちに来いよ。」
「泊まりだから最低限の日用品も必要か。何なら勉強道具も持っていこうかな」
「だったら勉強教えてくれよ」
「え~、どうしよっかな~」
なんて談笑してたらあっという間にホームルームの時間。
「今日は瀬川もきちんと授業に取り組んでたようだな」
「「「アハハハハ」」」
おいマジかこの教師、生徒を笑い話のネタにするとは…
「よし、じゃあ今日も気をつけて帰れよ~」
「「「「さようなら~」」」」
「じゃあ僕こっちだから」
「またあとでな。ちゃんと来いよ」
「オッケー」
ボードゲームの特訓か~。楽しみだなぁ。
どうも、作者の浜風快速です。
第3話、いかがだったでしょうか。
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