始まりの物語   作:浜風快速

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白焼さんの素晴らしい小説もぜひご覧ください。

また、更新ペースが遅くなってしまい申し訳ありません。

今回の話は第4話の続きなので、始まりが少しおかしいように感じられるかもしれません。


突然の出来事、そして信頼の始まり

ピンポーン!

「こんな時間に誰だ? まったく…」

「あっ、拓弥は寝ててよ、私が出るから」

誰だろうか…

「瀬川く~ん!! お母さんが来てるけど~!」

「「…えっ?!」」

二人揃って驚いてしまった。

 

「か、母さん?!」

「ずっと帰ってこないと思ったら…こんなとこで何やってるのよ!」

「ボードゲームの特訓だって。 言ったでしょ?」

「いいから早く帰ってきなさい!! 心配したじゃない」

「瀬川君、大丈夫?」

「ああ、うちの親、子離れがどうもできてなくて、かくかくしかじか…」

「なるほどね。分かった。 とりあえずお母さんは説得しておくから、ゆっくり寝てね」

「はい、分かりました。お休みなさい。」

 

「大丈夫だったか?」

「うちの親が凸ってきちゃったみたい。 早原のお母さんに任せてるけど大丈夫かな…」

「母さんなら大丈夫だって。 ほら、寝ようぜ」

 

―――翌朝―――

「今日は授業あるんでしょ?」

「学校に宿泊の荷物とか持っていくのも何なので、一旦こっちに寄って荷物を持って帰る形でもいいですか?」

「じゃ一旦こっちに来るのね。 分かったわ。」

 

なぜだろうか、今日はいつになく授業に集中できる…

「瀬川、大丈夫か?」

「あっ、先生。僕なら大丈夫ですが」

「そうか、どことなく寂しげだったから何かあったのかと思ってな。大丈夫ならいいんだ」

あの先生、最近やたら僕に話しかけてくるな…。

 

そのあともなんやかんやあって今日最後の授業を終えた。

「もうお前が帰っちまうんだな」

「あの家には帰りたくない…」

「まあまた遊びに来いよ。」

「とにもかくにも、二人とも入部できるといいよね」

「だよな」

「お~い、帰りのホームルーム始めるぞ~」

『はーい!!』

 

そして帰り道。

「あれっ、お前こっちじゃないだろ」

「もう忘れたんだね。 一旦荷物を取りに行くって言ったけど」

「あ、そっか。そうだったな(笑)」

「「ただいま~」」

「おかえり、瀬川君の荷物はここにまとめてあるわよ」

「ありがとうございます。 お邪魔いたしました」

「あら、瀬川君は礼儀が成ってていいわねぇ。うちの子もこんなだったらいいのに…」

早原のやつ、そっぽ向いちゃってるよ…

「じゃあ、ありがとうございました!」

 

「ただいま~」

「ねえ、昨日早原君のお母さんにも注意されたけど、私は別に心配性じゃないからね」

ある意味すごい、早原の母さんに注意されても懲りないとは…

「いや、はっきり言って母さんは心配性すぎる。 今回の宿泊でもなんともなかったし、今まで学校の修学旅行とかでも何もなかったんだから、そろそろ信頼してよ。」

「そうなのね、分かった。」

ようやく母さんも分かってくれたか?

「もう今日は遅いし、早く勉強して寝なさい」

「わかったよ、おやすみ」




どうも、作者の浜風快速です。
「はじもの」が50UAに到達いたしました、ありがとうございます。
ご感想等お待ちしております。
それでは、次回もどうぞお楽しみに!

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