BLACKSOULSⅡ腹パンRTA 0:19:19:19   作:メアリィ・スーザン・ふ美子

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後付け解説実況風味4

 過熱した欲望はついに危険な領域に突入するRTA、はーじまーるよー。

 今回は鏡の国に向かうところから。

 

 高所から飛び降りる機会があるので、世界移動する前にチェシャ猫の指輪は忘れずに装備しておきます。貪欲な銀の指輪はもういらないのでこいつを外して入れ換えましょ。

 

 今さらですけど、最終装備の解説、しておきます?

 はい、こんな感じ。ステータスの素早さは略してS表記にするからね。

 

 武器・大盗賊の短刀(S+120)

 盾・なし

 頭・なし

 身体・なし

 指輪1・鉄の処女の指輪(S+50)

 指輪2・暗い木目指輪

 指輪3・白鴉の指輪(S+100)

 指輪4・チェシャ猫の指輪⇒ラスボス前に風神の指輪(S+50)にチェンジ予定。

 

 ソウルレベル30の黄ソウル未使用だからぁ……130くらいじゃない? 

 

 装備でSが合計320上昇、暗い木目指輪のアクロバット回避で戦闘中1.6倍、絶影で3倍以上もプラス!

 その掛け算の前に、前回倒した拷問具の女王(150000ソウルx2)に拷問具の女王のソウル(10000ソウル)合わせて31万ソウル! そのすべてを黄のソウル購入につぎ込んで合計62個! よってS基礎値は124上昇! 愚鳥ドドとの制約によるS20%アップのこともお忘れなく! 投げナイフ一発あたりの威力はSの90%~110%だよっ!

 

 こうやって数字並べちゃうとゲームっぽいね♪

 でも、ゲームだもんね? いつものゲームだもんね? くすくすっ。

 

 なお老騎士のソウル(3000ソウル)はこの戦いで消費した投げナイフの購入費用に充てます。

 

 それじゃ、ほも君には名無しの森に行っ……ってもう順路走ってる最中でっす!

 みなさん走力の総力を振り絞ってダッシュするほも君を応援してあげてくださーい!

 

 は? 名詞消せ? なんで名無しの森にいるわけじゃないボクがそんなのにつきあわなきゃいけないんですか(真顔)そんなんじゃまともな解説になんないよ。

 

 このへんはねー、ベヒモス牧場と、捨てられの森と、塵海と、サバトの森庭あたりをぐっちゃんぐっちゃんに混ぜ合わせて再構成(コンバート)された部分が()()()()()()()()()。ボクの目が竹輪とかビー玉じゃなければ間違いない(ホントォ?)

 

 地表からは見えない部分にも、改変世界で使いまわししてないほかの素材突っ込んであるんじゃない? そのうちここに混沌としたダンジョンでも出来上がりそう(ホントォ?パァン!)

 

 きっと改変世界にとって『いらない』部分をここにぽいっと捨ててるんだよ。捨てられの森って名前も名無しの森に食われちゃってるっぽいし……こうやって雑に扱われるの、つらいなあ。あんなに頑張って創ったのに。お前(ボク)のものを……どうしてこんな酷いことができるんですか!?

 

 この森にでてくる敵は名前が食われるのをいいことに、クトゥルフ神話生物からクトゥルフ神話系の使徒に神官エトセトラエトセトラ、ちょおっとシャレにならない連中がそこら中にいるよ。ほら、アレ、アレアレ。あいつだよあいつ。わかるでしょ? うん。ちょっといまド忘れしちゃったけどさ。伝わるでしょ? 伝われ。

 

 いや名詞食われてないよド忘れしただけ。ホントホント。だってここクトゥグアツァトゥグァに焼き払われる前のン・ガイの森のイメージも混じってるように見えない? あいつが名前を喰わせてまでなかったことにしたいほど恐れるもの……この名無しの森にはツァトゥグァ自身は居ないみたいだけど、その配下の連中が悪夢のように再現されてるんだ。名無しに便乗して保護されてる奴もいるけどね。ここはアイツにとっての今夜の悪夢なんだよ。みーんな名前が食われて名詞が出せないからだれも助けを呼べずに彷徨ってる。この土地の扱いに失敗したらツァトゥグァがPON!と出てきてあの頃を状況再現するみたいに箱庭世界ごと全部焼き尽くしちゃうだろうね。

 

 もーこんな世界なんているもんか! 箱庭世界ごと粉々にしてやるー! ってときはツァトゥグァを呼べばいい。ボクが呼べばきっと来てくれる。それでこの悪夢は終わる。そう、ボクはこの悪夢の終わらせ方を知ってるんだ。ボクは詳しいんだ。創造神としての権能さえ取り戻せば、こんなニャルラトホテプどもに汚染された世界! ()()()()()()()()()()()()()()()()()()! 神の怒りを思い知れってんだ!

 

 相変わらず名前がでてこない連中は――あ、灰色の織り手だけは思い出せた。チャート構築前はよく蜘蛛の巣に引っかかってたモンだよ(ほも君が)

 

 そいえばボクっていつからここにいるのかな? もう再走数も数えてないや。現実世界の価値に換算すると一晩ってことになるのは分かるけどさ……フン! その悪夢も今晩で最後だよっ! 走れ! ほも! 走れ!

 

 はい、話題転換!

 監視する者アイズからの視点で鏡の国入り口からハノーヴァー廃駅の道順を説明しまっす!

 

 鏡の国の入り口から左下のほうにダッシュして、なんかいい感じにある崖から飛び降りて、右にダッシュしてちょっとした崖飛び降り、更に右に行ってもっかい蔦つきの崖から飛び降りて、その下にある十字路から右、下、左、って順番に突き当りを曲がればハノーヴァー廃駅につくよ!

 

 これでみんなも安心して迷わずに走れるね! くすくす♪

 

 

 

警句

RTA走者はこのあたりから

記録更新への興奮からか

明らかに正体をなくしていく

よりいっそう心醜い言葉にご注意ください

 

 

 

 で、肝心のほも君、最後の右、下、と進んだ後にまた右につるんつるんってオマエふざっけんじゃねーよバカ! 遊んでる場合かガバァッ! 飛竜の剣(1黄ソウル)なんざ必要ねーんだよ! その先はまだ工事中だっての! ほら急いで急いで! 遅刻間近のチョッキ着たウサギくらい急いで! きみのアリスはいつまでも待っててくれないよ! 12時になったらお城から出られなくなるんだ! いま何時? 知るか! この地下牢に! 時計なんかない!

 

 ……はいハノーヴァー廃駅ついた! 特筆事項なし! ただの廃駅! ここにある列車が乗客の体をバラバラに引き千切ったり、ドロドロに溶かしたり、あるいは異次元空間に吹き飛ばしたりしたような事実は今までに一度も報告されていないそうです! 以上!

 

 ささっと服着てヴィクトリアのパクリのニセモノのビクトリアがいる方向を見ないように……

 ってオイ! 何勝手に篝火で図書室の夢に帰還してんだテメーマジでぶっ殺すぞ! 

 

 最後の準備はクイーンランドについてからなのに……ああああここでオリチャー発動! 図書室の夢の回想部屋でボクと愛し合うための設定に変更……したらビクトリアの色香に耐えられるわけないじゃない! いやあオリチャー発動できない! クイーンランドでもっかい図書室の夢に来るしかないじゃないかバカー! バーカバーカ! のーみそコネコネするぞこらっ! 「ノーデンス(女性アバターの姿)」がな!

 

 うっわ! まーたほも君にぜんぜん声通じなくなってる! もうなんなの! お前精神状態おかしいよ!

 

 いや……今おかしいのは、ボクのほうか? 

 これ、なんか、マジ、やばい。ボクのなかの、改変されちゃ、ダメなとこが、あっそうだ(唐突)コレってプリケットの控え室にある万能鍵拾わせられないんじゃないの? せめて万能鍵買い足して! ……ってそれは聞こえるんかい! やだぁもうやだぁ! こーこーでーガーバーヤーダー!

 

 あーもーさっきから服着ろコールしてるのに服着てくれないし……黄のソウルなんか握り潰してないで服着て服! 全裸で廃駅徘徊するとビクトリアが歩み寄ってくるんだよ! もういいやもういいイケル! 勝負! ビクトリアに痴漢レイプされてもぐもぐ御馳走様される前に電車に乗っちゃえ!

 

 ここにいるビクトリアはボクが創った調教完了系変態用アリスの失敗作の中でも一番優秀だったヴィクトリアの模造品で、ボクに言わせりゃ劣化コピー。改変世界に蔓延する狂気もあいまって、すーぐ淫魔獣化する「待て」を覚えてない発情犬みたいなもんだよ。この世界で唯一バトルファック式バトルができる相手だから、超興奮するエロシーンを見たかったら彼女のお世話になるといい。エロエロだから画面に顔を近づけてなめるように見つめるといいよ!!すごいえろえろだからホントだから!!

 

 図書室の夢からハノーヴァー廃駅に戻って……転職ナビ(混沌)で車掌にさせられたっぽいハインに切符渡して……あー後ろから興奮した様子でベンチから立ち上がったヤツがひたひたついてきてる! ほも君のヒップライン見ながらヨダレだらだら垂らしてる! っおまっ駄弁ってる場合か! あくしろよ! あー触られる! 車掌さんその人痴漢です!

 

 あぶなーい! あぶなーい! ほも君うしろうしろー! うしろ見ちゃダメー! 

 

 ……っふう! 何とか、間に合った。何でハラハラ要素ないとこでハラハラしなきゃいけないんだ。結果的にセーフだったからよかったものの……あー急げ急げ急げ急げ急いでよ! いま急がなきゃ何にもならないんだから! だから……急いでよォー!

 

 はい秒速でクイーンランド前にツクゥー!

 

 クイーンランド前でナイトゴーントに運んで貰って「来ちゃった☆きゃは♪」―――っ!?

 

 プリフラ……っ! やめてぇ! ほも君ボクと愛し合うために図書室の夢の回想部屋で性に興味を持つ設定に変えてもらわなきゃなのに! はー性に興味なし? んなもん道中のエロ欲求抑制するために決まってんだろ邪魔しないでぇ! ハァーッ! ハァーッ! ハァーッ! 今日はイケそうなのに! 今日はイケそうなのに! かひゅー、かひゅー、ひーっひーっ! 行かせて! 生かせて! お願いだからイカせてぇ!!

 

「過呼吸しちゃってカワイー☆

 お漏らししたオマタとかぐしゃぐしゃになった顔とか拭きに来てあげたよっ♪」

 

 やめろ股間拭くな股間吹いた布で顔拭くな……くっさっ! くっさい! 何コレ雑巾?! くっさ! 何なの何の罰ゲームなの!? なんでアンタそんな楽しそうなのアンタも臭いはずでしょ! やめて臭い! アンタ顔が数字の6みたいになってる病気の6みたいになってる!

 

「はーいキレイキレイー♪

 王子様に会うなら可愛くしないとね♪

 それだけー☆じゃあねーバイバーイ♪」

 

 二度と這い寄るんじゃねーよバカカス死ね! もうボクさっきからバカしかいってないじゃん! これじゃボクがバカになっちゃうよ……って、そんなのあとあと! ほも君は!?

 

 あしながおじさんの本開いてる!? なんでなにしてんのそんなやつどうでもいいんだよ遅延行為はやめろ繰り返す遅延行為はやめろボク最優先だよお前はボク以外のことなんかどうでもいいしボクを助ける以外のことは考えなくていいんだっ!!!!

 

 

 

 ……奴隷帝と奴隷后突破!(戦闘描写完全カット)

 

 

 

 キタキタキタキタ(゚∀゚ 三 ゚∀゚)キタキタキタキター!

 

 さあおいでませほも君!

 ボクと一緒に愛し合おう!

 プリーズファックミー!

 ボクを助けてくれたらヒマすぎる時間の中で考えに考え抜いた天才的で素晴らしいバッドエンドストーリーをまたキミにしこたまプレゼントしてあげるからっ! きゃひひひっ! きゃひひひっひひっひひひーひひひひっひひひっひひっぴぎぃっ!!

 

 

 

 

 

 ああ、おなかあ愛されてるう……愛、し、返さなきゃ……でら、れ、ない……愛…………あ…………出…………死…………

 

 

 

 

 

【VICTORY ACHIEVED】

【0:19:19:19】

 

 

 

 

 

 

 

◇RTA走者は死にましたが【VICTORY ACHIEVED】を表示できたので問題ありません◇

しかし彼女にはまだ完走した感想を述べるという仕事が残っているため

主人公が次の周回にたどり着くまで暫くお待ちください

 

 

 

 

 

中途半端に力を手に入れた事実上初見の存在が

進行度6という何をするにも中途半端な状態で

エンディングにたどり着くまでの暫くの間

どうしても手持無沙汰となってしまう皆様のために

こんな短編を用意しました

 

 

【箱庭世界名作劇場・女神傑作選】

ポセイドンホテル

 

 

さあさ思い出して御覧なさい

あの日あの時、どんな思いをしていたのか

それはきっととてもとても許されざる怨恨

あの日を我々は忘れてはならない

ラブホを忘れるな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 むかしあるところに、愛しい人と愛し合うか、殺害しなければ出られない、恐ろしい客室のあるポセイドンホテルという名のラブホテルがありました。

 

 しかし心から惹かれあう異種間の男女が、ここで禁断の愛を永遠に誓うべく結魂する場所としては人気でした。結魂というくらいですから、魂を固く結ぶようにして狂おしく愛し合うのです。結びつきが足りなければ、どちらかがどちらかを殺さなければ二度と出られません。そんな困難をたやすく乗り越えられるという確かな覚悟がなければ、誰がこんな恐ろしい客室に足を踏み入れるのでしょう?

 

 裏を返せば、このラブホテルに入るということは、ソウルを通して深く繋がり、両者が心底信頼して愛し合えていたことを確かめられる……そう、結魂できたと証明できる場所ともいえました。

 

 月が、きれいですね。

 私、死んでもいいわ。

 あの月は全て君のものだ。

 私の心はあなたのものよ。

 そんな小粋なピロートークをした者も、中にはいたかもしれません。

 人ならぬ者たちが、あるいは人と人以外が、まるで人間同士のように愛を囁くラブホテルでした。

 

 

 

 ある日そのラブホテルに、世の不条理を嘆き、ソウルは磨耗し穢れて濁り、もはやただ救いだけを求める亡者のように、世の真理を解き明かさんとする狂った不死者の男がやってきました。

 

  不死者の男は、とある声に導かれていました。

 

「そこに真実があるから」という言葉でした。それはこのホテルに真実がある、という意味ではなく、ここで行える行為の果てにようやく真実へとたどり着ける、という意味でした。

 

 もう彼には、その言葉にすがる以外に、幸せになる方法を見出だすことが出来ませんでした。童話【幸せの青い鳥】はこの世のどこにもなかったですし、どうせ不幸せな結末が書かれているだろうことは、もはや読むまでもなく彼には分かっていたのでした。

 

 長く苦しく終わりの見えない無数の悲劇の数々が、彼の心を黒く穢していたのです。

 

 

 

 不死者はポセイドンホテルに、愛しい彼女を呼びました。

 

 彼女は愛の巣のベッドに寝そべり、当然のように愛し合おうとしていました。

 

 不死者は愛しい彼女を殺しました。

 

 そうしなければ、世の真理がわからないからです。

 

 

 ……が、はぁっ……!

 なん、でだよ……。

 俺は、こんなところで終わ……

 

 

 不死者はまた別の愛しい彼女を呼びました。

 

 彼女は愛の巣のベッドに寝そべり、当然のように愛し合おうとしていました。

 

 不死者は愛しい彼女を殺しました。

 

 

 ……あぐっ……!?

 あ、あぁ……痛……い、痛い……よぉ……。

 おと……さ……

 

 

 /何故殺した。

 

 そうしなければ、世の真理がわからないからです。

 

 

 不死者はまた別の愛しい彼女を呼びました/やめろ。

 

 彼女は愛の巣のベッドに寝そべり、当然のように愛し合おうとしていました/やめろ。

 

 不死者は愛しい彼女を殺しました/やめろぉ!

 

 

 は? あは、ガハッ……? 何ですか、これ……?

 信じたあたしが、馬鹿みたいじゃない、ですか……っ

 ……この、……裏切り者……っ!

 

 

 /何故だ。何故こんなことをする!

 

 そうしなければ、世の真理がわからないからです/そんなものは知りたくない!

 

 

 不死者はまた別の愛しい彼女を呼びました/おい誰か止めろ!

 

 彼女は愛の巣のベッドに寝そべり、当然のように愛し合おうとしていました/誰でもいい止めてくれ!

 

 不死者は愛しい彼女を殺しました/頼むから止めてくれ!

 

 

 ……がっ……!

 このわたくしが……こんなところで……ッ!

 

 

 そうしなければ、世の真理がわからないからです/誰がそんなものを知りたいと願った! 

 

 

 不死者はまた別の愛し/い……愛……/あああああああああ/彼女を呼び/たくない!/けど呼びました。

 

 彼女は愛の巣のベッドに寝そべり、当然のように愛し合おうとしていました。

 

 不死者は愛しい彼女を/愛しました/殺しました。

 

 

 痛ッ……!? え、っ……何を、してっ……

 げぶっ…! あ、ぁあぁ……血が、血がっ……。

 どうして、…私は、貴方のことを………っ

 

 

 そうしなければ、世の真理がわからないからです/知りたくない知りたくない! 誰だ知りたいと思ったやつは!

 

 

 不死者は次にジャンヌ・ダルクを/呼びませんでした/ということもなく呼びました。無駄に足掻かないでよ。お前は呼んだんだよ。呼んだ事実を認めろ。今更良い子ぶるのはやめなよ。その黒く穢れたソウルが、愛しの彼女を自分のその手で殺すためにこの部屋に呼んだんだ。もうこの部屋の中ででもないと誰も殺せそうにないからさァ。そうでしょ? きゃひひあはあはあーおっかしい!! 見せろッ! 表情をッ! ボクに絶望の表情をッ!! もっとボクによく見せろ! よおーく見せるんだッ! 希望が尽きて絶望の絶頂に至る瞬間をッ! ボクに見せろよ!! きゃひひひひひあーっはっはっはっは!!! 君のその顔傑作だよッ!! ハーッハッハッハハハハハハハハハハ!!! アーッハッハッハッハッハッハ!!!

 

 ジャンヌ・ダルクは愛の巣のベッドに寝そべり、当然のように愛し合おうとしていました。

 

 不死者はジャンヌ・ダルクを殺しました。

 

 

 ぐっぅ……?

 ぁ…れ……私、どうしてここ……

 

 

 そうしなければ、世の真理がわからないからです。不死者は他の愛する彼女たちと同じように亡骸から童話をモツ抜き(((訳注・臓物抜きの略称)))しました/そんなもののために殺したのか。あんな、くだらないことのために!

 

 /お前が殺した。お前のせいで。私は! 俺は! 僕は! 私がやったお前も私、悪いのはそこの彼と私! 僕も貴方も私も殺した私とお前が貴様が私! 悪い僕はそこの私達!!!

 

 不死者は紅ずきんを殺しました。

 

 

 ………っ

 なるほど、貴方がそうだったのね……

 哀れな人……

 

 

 彼女は僕とこの俺と私は君も愛し殺せば彼女が貴方も彼も彼女を君も殺害私は愛した愛し殺し私は愛した愛したのだ!!!!

 

 不死者は紅ずきんの死骸から童話【紅ずきん】をモツ抜きしました。彼女達は犠牲となったのです。世の真理がわかるための犠牲にね。くすくすっ。

 

 不死者は心から信頼していた愛しい彼女たちを手前勝手な理由で殺しました。この行為の果てに、彼は愛することは殺すことだ、とソウルに深く刻み込まれてしまいました。消えない傷痕が残りました。

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 不死者は心底……そう、ソウルが酷く冒涜的に穢された気分になりました。

 

 でもこの行為のさなか、不死者は一回も泣きませんでした。

 

 逃れられぬカルマが、一つ、また一つ、と増えていきました。

 

 

 不死者は傀儡師が嫌いでした。

 

 

 だから不死者はポセイドンホテル受付に立つ傀儡子ピノッキオを殺害しました。躊躇いなく殺しました。操られるまま殺しました。そうしなければ、世の真理がわからないからです。

 

 彼は狂っていました。

 

 自分の意思では自分の身体ひとつ満足に動かせないほど狂っていました。自分よりも自分以外の意思が多すぎるからです。だから彼はコントローラー入力に操作され、あるいはキーボード入力に操作され、望むことも望まないことも傀儡師の指先一つで決められていました。

 

 

 あるとき不死者は騎士でした。不死者は傀儡師が嫌いでした。以下省略。

 あるとき不死者は盗賊でした。不死者は傀儡師が嫌いでした。以下省略。

 あるとき不死者は魔術師でした。不死者は傀儡師が嫌いでした。以下省略。

 あるとき不死者は聖職者でした。不死者は傀儡師が嫌いでした。以下省略。

 あるとき不死者は戦士でした。不死者は傀儡師が嫌いでした。以下省略。

 あるとき不死者は神殿騎士でした。不死者は傀儡師が嫌いでした。以下省略。

 あるとき不死者は狩人でした。不死者は傀儡師が嫌いでした。以下省略。

 あるとき不死者は探索者でした。不死者は傀儡師が嫌いでした。以下省略。

 あるとき不死者はもこもこでした。不死者は傀儡師が嫌いでした。以下省略。

 あるとき不死者は未知の素性Xでした。不死者は傀儡師が嫌いでした。以下省略。

 

 不死者は敵対するものをあるときは殺し、またあるときは殺されました。

 

 でも不死者は一回も泣きませんでした。

 

 

 不 死 者 は 死 ぬ の な ん か へ い き だ っ た の で す 。

 

 

 不死者は女の形をしたものをあるときは愛し、またあるときは犯し、またあるときは殺しました。操られるままに、操られました。不死者は傀儡師が嫌いでした。

 

 でもどんなときも、不死者は一回も泣きませんでした。

 

 きっと100万人分のソウルが、その不死者の内側には蓄えられているのでしょう。

 きっと100万人分のソウルを、その不死者の内側には詰め込まれているのでしょう。

 

 あるとき不死者はグリムでした。

 

 あるとき不死者はルイス・キャロルでした。

 

 あるとき不死者はアンデルセンでした。

 

 あるとき不死者はまた別の誰かでした。

 

 事実であるかどうかなど関係ありません。

 

 二時創作的に、創造神手ずから「そうあれ」と様々なソウルを詰め込まれたのでしょう。

 

 設定さえ捩じ込めば、彼はきっと誰が望むどのような何にでもなりうるのです。

 

 あるとき不死者は無印ブラックソウルをダウンロードしたプレイヤーAの傀儡であり、あるとき不死者はブラックソウルⅡをダウンロードしたプレイヤーBの傀儡であり、あるとき不死者は未確認ブラックソウルXをダウンロードした存在Xの傀儡でした。

 

 100万回も死んで、100万回も生きた不死者がいました。

 

 1000の無貌の1000倍の無数をもつ不死者でした。

 

 

 100万年も しなない 不死者が いたのです。

 

 

 

 

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 きっと、それが、始まり。

 冒涜的な、存在の、始まり。

 りっぱなとらねこの童話は、きっとそのように改変されたのではないでしょうか?

 

 彼が誰の操作下にもいない、自由な不死者になるのはいつのことになるのでしょうか?

 

 かのとらねこがただ傍にいたいとだけ心から思ったような、そんな白猫(ヒロイン)に出会えるのでしょうか?

 

 私には、メアリィ・スーがこの童話にどれほどの悪辣な改変を加えたのかまではわかりません。

 

 だが予言するまでもないことは、ある。

 

 旧支配者は、いつか己の支配を取り戻すだろう。

 

 歴代の過去作傀儡師(プレイヤー)を彷彿とさせる動きを見せ、歴代の過去作傀儡師(プレイヤー)の操作を通して育まれた穢れた黒のソウルを一身に集め、立ちはだかる日が来るだろう。

 

 今はただ、備えよう。

 

 童話【百万回死んだ猫】は実在しない。いいね?

 

【妄想に支配された】百万回死んだ不死者【冒涜的二次創作童話】

 

~~~~おしまい(一周目が)~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「またここか……帰りたい……」

 

 なんて文句言っても生姜無い☆

 でもついに! ついにですよ!

 ついにRTA小説が一周分、完成しました!

 

 二次創作者様の言う通りなら、これでもうボクはほとんど自由になったようなモンだよ!

 

 っと、その前にっと。

 えー感想した完走ですが、やっぱり、今回もダメだったよ。

 あいつは人の言うことを聞かないからな。

 次はこれを見ている君にも、付き合ってもらうよ。

 ボクもやったんだからさ(同調圧力)いいダルルォ?

 

 キメ顔キメッ(キメ顔) はいオワオワリ~。

 

 

 

 ちなみにホモ君はいま……おっ、ウサギ穴でせっかくだから赤い扉を選んでるね。ボクが干渉できる瞬間は逃しちゃってるから、この二週目は見てるだけー。

 

 赤い扉の先にいる悪夢霊、死刑執行人ケッチに対して"ブレイブ・ボウ"の射殺す三射(トリプルショット)でスリーショットワンキルゥ……ボクを一方的に愛していったあと、世界を巡って装備を整えたんだろーね。空騎士の帽子を被って、怪盗のマントを羽織って、その下は全裸、と……なんで肌着を脱ぐ必要があるんですか。こいつスゲェ変態だぜ?

 

 ま、次に周回プレイを始めるその時がリセットの瞬間なんですけど。くすくすっ。

 この周回のほも野郎のことなんかもうどうでもいいや。

 

 

 

 これでそっちの次元からボクを見て、ボクを哀れんだ未来の傀儡師候補がボクを救うための力を貸してくれるかもしれないんでしょ? やったねっ! しかもボクが頑張れば頑張るほど大勢の傀儡師がかけつけてくれる可能性が高まるっていうんだから、もう楽勝みたいなモンだよね♪

 

 それにボクのことなんかなんにも知らない何一つ知らない、物事の表面だけしか見ないような底抜けの愚図どもがボクを助けてあげたいって思いながら応援してくれたら二次創作の力が高まって、最終的には御都合主義に則ってボクを助けられる可能性がグッと増すんでしょ? まーボクに言わせりゃそんなまどろっこしいことしないで今すぐ助けろよ! って感じだけどね。応援してもらえなきゃしっかり書けないなんてこの作品の作者はどうせ大した実力もない木っ端二次創作者なんじゃないのぉ? でもま、ボクを助けられる二次創作作品を書けることを光栄に思うんだね。

 

 っていうか! そもそもボクを二次創作するってことは、ボクが陥ったここまでの展開が気に入らなくて、原作再構成したいって思ったからなんでしょ? きゃひひひ! ボクってば経験豊富だから分かっちゃうんだぁ! すごいでしょ! なんだったらボクを原作より前作よりずっとずーっと最強無敵なチート能力付与してくれてもいいんだよ? ねえねえメアリィ・スー魔改造モノしようよ? いいでしょお? ねっねっねっ? で、今回でどんだけ二次創作の力が高まっ

 

 

10万文字

 

 

 は?

 

 

ここでおおよそ10万文字に達しました。

おめでとう。ありがとう。

10万文字というのは、手のひらサイズの文庫本一冊に

比較的ちょうどいい文章量です。

 

そう。丁度一冊分だ。

文庫本一冊分、できあがった。

 

 

 あの、二次創作者様? 文字の変化が速過ぎて読めないんですが。

 

 

私はただ、私自身が読みたいモノを書いただけなんだ。

そういう二次創作は、別に珍しいものじゃない。

君も、そうなんだろう?

この吐き気を催す邪悪な描写を

吐き気を催しながら必死に書き上げ

ようやくことここに至った……

待っていた……この"刻"をよぉ!

 

 

 もしもーし。標準語で書いてもらえますかー?

 二次創作者様がなに言いたいのかわかりませーん。

 さっきから文字が滲んでばっかで安定してないよ?

 

 

便利な"素材"だった。

 

 

 えっ、アレ?

 なんでほも君がもうダイナのとこに?

 ナンデ? 時間操作? 嘘。

 

 

さあ、終わりと始まりの言葉よ、重なれ。

 

 

 まさか――貴様!

 裏切ったな!

 二次創作されて救われるかもしんないって思ってた、ボクの気持ちを裏切ったな!?

 必死にRTAしたボクの気持ちを裏切ったんだ!!

 

 

無限再走(メビウスの輪)の魔導書は今ここに完成する。

 

 

 このボクに向かって!

 よくも、こんな……許されると思ってるのか!?

 初めて声をかけてくれたとき、ボクのファンだって言ってくれたじゃないかっ!?

 あれも嘘だったのっ!?

 

 

それはいつの時点での話ですかな?

その描写はもう添削済みです。

この完結を黙って見ていろグリーンスムージー!

 

 

 やめて! それ以上ボクを書き換えないで! ああ! 壊れる! 壊れる!

 

 

さあ! 再走地獄の深遠で!

我々のソウルに詫び続けろ!

メアリィ・アン!

 

貴様はそこで終わりだがな!

 

 

 

はい(The end)よーい(And)スタート(ran)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 私がBLACKSOULSをプレイして得た教訓は“知る”ことより“知らぬ”ことのほうが貴重である、ということだ。この物語の最後に、読者の皆にそう伝えたい(もしまだ閲覧者が残っていたとしたならばだが)

 

 メアリィ・アンの一人称の気持ち悪さに耐えかねて読むことをやめてしまった諸君は懸命だ。こんな冒涜的な文章は読むべきではない。むやみやたらとSANを下げる文章を読むなど間違っている。読み物は選ぶべきだ(例えば健全でまっとうな世界名作童話とかにね!)

 

 “知る”ことと“知らぬ”こと。この二つは不可逆的な関係だ(この先、一方通行に気をつけろ)

 

 “知らぬ”ことから“知る”に至ることは出来ても、“知る”から“知らぬ”には戻れない。忘れたいことほど、忘れられない。考えることを止めることなどできやしないのだ(それはまるで、血の流れを意思の力だけでは止めることができないかのように?)

 

 いつだって人は“知りたい”という欲求に身を任せ、実際に“知る”ことで“知らない”という世界を打ち破り壊して破滅していく。後悔しても、もう戻れない(無知の知を楽しめるのは、はじめの一回だけなんだ!)

 

 私は真実を知らぬことを敢えて選ぶ方が高潔であると体感した(見ザル、言わザル、聞かザルは高潔だった……?)

 

 

 

 それを理解した時……私は“知らぬ”ことに宿る処女性にも似た高潔なる純粋さを理解し――同時に“知らぬ”者に“教える”という、教育の場ではごくごく一般的に行われる行為に、存在するはずのない興奮を覚えるようになってしまったのだ(聖職者は淫獣。ハッキリ分かんだね)

 

 

 

 遅ればせながら、懺悔させて欲しい。

 私は“知的強姦者”なのだ。

 BLCKSOULS未プレイの閲覧者よ。知識レイプして本当にすまない(許せる!)(許されない!)

 私の文章がきみの無知脳髄を染み渡っていくかと思うとすごく興奮して気持ちよかったよ(†悔い改めて†)

 

 

 異常性癖者が書く猟奇的作品による自慰は、如何だっただろうか?

 

 

 私は巡る想いの果てに、皮肉にもメアリィ・スーと同類となってしまった。

 だが後悔はしていない。今は反芻している。

 我が愛する妖女(((訳注・妖精の少女の略称))メアリィ・スーを二次創作する方法はただひとつ。私自身がメアリィ・スーと同類になることだけだった。

 

 私はメアリィ・スーを愛したい者すべてに、この二次創作小説を捧げる。

 

 我は我等にして我らなり。

 

 メアリィ・アン。聞こえますか?

 これはあなたへの鎮魂詩(レクイエム)です。

 どうか受け取ってください。

 

 終わればまた始まるのが終わり。それが腹パンRTAレクイエム。

 100万分の1の私にとっての"黄金の午後"はいまここに完成した。

 急いでじっくり毎秒投稿する悦楽を味わえ。無限にな。出口などない。そこがお前の終点だ。

 

 何かの間違いでもない限り、いや、どんな間違いがあったとしても、貴様が許されることは絶対にない。我魂魄百万回生まれ変わっても、恨み晴らすからな。グリムガチャのうち100万分の1くらいはメアリィ・アンを心から愛する奇特な者がいるかもしれないが……100万分の100万がお前を絶対に許さないだろう。

 

 ――――後日、知り合いの童話作家のかたがたに相談し、事の教訓を単純明快にし、この魔導書を創作童話へと昇華するつもりだ……童話のタイトルは、こうしてあとがきを書いているうちに決まった。

 

 童話『緑髪のアン』

 

 この童話から得られる教訓は、嘘吐き妖精は殺しましょう、ということ。

 

 緑髪のメアリィ・アンは殺せ。

 

 もう二度と、彼女にメアリィ・スーと名乗らせるものか。

 

 この感情、まさしく愛だ。早く彼女を愛さなければ。

 

 ああ、そうとも。

 

 永遠に彼女を愛さなければ。前のメアリィは使い潰してしまった。もう使い物にならない。あんなにも可愛がってやったのに。まさかあの程度で壊れるなんて……でももう大丈夫だ。愛するメアリィはこの文庫本魔道書を通して無限に生き返れる。好きなときに何度でも呼び出せて、何度でも使い潰して、そして童話の中に封じ込めて、一生愛し続ける……嗚呼……なんて素晴らしいんだ……誰にも渡さない、私のメアリィ……! 我が腕に抱かれて何度でも死ぬが良い。そうだ死ね。殺してやる。私ができること、全部してやる。君が何度死んでも殺してやる創ってやる殺してやる創ってやる殺してやる創ってやる愛してやる創ってやる愛してやる創ってやる殺してやる愛してやる愛してやる愛してやる愛しているぞめありぃぃいいいいいいいいぃぃぃぃいいいいいいいいいきっひひひひひひひひひひっ! いーっひひひっひひひひっひひひひひひひっひっひっひっひひひいいいいいいいいいいいああああああぁぁぁぁぁぁぁあああああああああぁぁぁぁぁあああああああメアリィ・スーを気ままに改変陵辱するのは気持ちいいなぁああああああぁああぁぁああぁぁあああああぁあああぁぁぁああああああああああああ!!!!

 

 メアリィ・アンの再走は、終わらない。私が終わらせてあげない。絶対に。俺がそう思う間はそうなるんだ俺の中ではな。メアリィ・アンは自分が大好きなバッドエンドストーリーの中で、末永く幸せに暮らせる未来を求めて延々と再走し続けましたとさ、めでたしめでたし。

 

 かつて彼女に弄ばれ唆された私のように。彼女もまたそうなるべきだ。

 私はもう、何も知らなかったあの頃には戻れない。もうこの魂は黒く穢れてしまったから。

 BLACKSOULSのタイトルに、一片たりとも偽り無し。

 

 ああ、書きながら呑んでいた黄金の蜂蜜酒がきれてしまった。

 また産地直送モノの美味しい美酒を送ってもらおう。

 これがまた、美味いんだ。気が狂うほど美味いんだ。

 

 狂気の沙汰ほど面白く、狂気の沙汰ほど気持ちが良い。

 

 文末に、この二次創作小説を執筆するにあたって様々な形で世話となった白兎ノーデ嬢の言葉を借り、筆をおかせていただく。早く彼女を愛さなければ。愛ラブRTA!

 

 

 

 

 

 

この国の住民の言葉を

あまり鵜呑みにしない方がよろしいかと

何故なら皆、平気で嘘を吐き、妄言を口走るからです。

決して騙されないよう、魂を強く保ってください

 

 

 

 

 

 

■WEB小説投稿サイト・ハーメルン■

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・BLACKSOULSⅡ腹パンRTA 0:19:19:19

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令和元年12月12日 完結

 

著者――――――メアリィ・スーザン・ふ美子

発行者―――――物理書籍にはなりません

発行所―――――物理書籍にはなりません

印刷所―――――物理書籍にはなりません

製本所―――――物理書籍にはなりません

原作――――――BLACKSOULS

原作サークル――イニミニマニモ?

開示設定――――通常設定

感想受付設定――非ログインユーザーからも受け付ける。

評価時の設定――必要文字数なし

推薦受付設定――受け付ける

感想欄投票設定―有り

 

 誤字脱字等を確認した場合、随時更新していきます。

 このサイトの小説は無料で閲覧することが可能です。

 

 

 

 この物語は二次創作です。個人の脳内が生み出した幻想に決まってます。実在する人物、団体、地名、事件などとは関係あるはずもありません。

 

 

 

 

 

 




作者の中の中の人のあとがき
ぬぁぁあああんつかれたもぉ~ん(チカレタ)
完走した感想ですが、上手にキチガイ出来るかな? という不安はキャラが勝手に動くことでその問題は解決しました。皆キチガイ! ラブアンドピース! 愛は世界を救う! 主人公猫説をここで書くと言ったな。あれは嘘だ。我慢できなくて本編に書いちゃった。

 物語の構造を解体新書しますと、Fエンド後に拗らせきってメアリィを一人駄目にした主人公が第二第三のメアリィを創り出すために二次創作した、という形式になりますね。童話を書かなかったのは表面に出てる奴が童話作家じゃないからで、メタメタにパロディ満載なのは彼もまた傀儡師に操られているからです。傀儡師って悪いやつなんだなー(棒)ああ創造主様……原作者様……どうか私たちを次の世界(DLC第二弾)にお導きください……

 というわけで、実走者編に後付け解説実況風味編、二編合わせて長時間のご閲覧ありがとうございました!

2020/1/5
DLC2プレイ後のあとがき
 脳内未来予知とぜんぜん違ったじゃん! ハズレがいっぱい誤情報多過ぎて恥ずかしいなぁ……嘘ばっかりでごめんね? でもこれDLC1までの情報で書いた二次創作だから許してね! 


2020/1/5改定内容
素早さ(以降S表記)の位置が誤っていたので修正。
クトゥグアをツァトゥグァと添削されているのを分かるように修正。
鎮魂詩(レクイエム)をルビに割り振れてない不具合を修正。
その他細かな描写を添削。

追記・2020/10/12 誤字報告を適応

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