欠陥兵器の提督生活   作:かげぬい

3 / 14
最近、冷えますね〜
それとインフルエンザがチラホラと出ているようなので皆さん体調管理には気おつけてくださいね!
自分の数少ない友人の内3人がインフルになってしまい次は自分かとビクビクしながら書いてましたw
お気に入り・感想・評価ありがとうございます!モチベに繋がります!
それでは第3話をどうぞ!


着任

「すみません、よく聞こえなかったのでもう一度言って貰えますか?」

「ん?あぁ、提督にならないかい?」

コイツは何を言ってるんだ・・・

 

「私は貴方の目の前で人を殺したのだが?」

「ココの提督は問題をかなり起こしていてね、でも横須賀という大御所だ・・・中々対処が出来なくてね。こちらでも困っていたんだ」

「そこで丁度よく私が殺したと」

「まぁ、言い方は悪いけどね」

 

「そこで提督の件なんだが・・・」

「アリス!」

「うおっと・・・響か、私は大丈夫だよ。だから抱きつくな血が付くぞ」

「随分と慕われてるんだな」

「まだ出会ったばかりなんですがね」

 

「響、この鎮守府に応接室みたいな所はあるか?」

「あるよ」

「そこまで案内してくれるか?」

「うん」

「ありがとう」

「とりあえず、君は手に付いた血だけでも取った方がいいと思うよ・・・」

「ん?それもそうだな。洗ってきます」

 

『しかし、私が提督か・・・今までは指示される側だったのが指示する側になるとはな。人生分からないものだな』

 

汚れを落としていると私の首に槍?の様な物が付けられる

「誰だ?」

「アイツを殺してくれたアンタには感謝してる、けど早くココから消えて。死にたくなかったら」

「フム、それは難しい相談だな」

「なんで?」

「あの男は私を提督にしたがっている。恐らく私の希少さ故なんだろうね」

「どうゆう事」

「私は妖精さんと会話が出来るんだよ」

「ッ!でもこの鎮守府って訳じゃ・・・」

「いや、私はココの提督になるだろう。元々居た提督を殺してしまった事だしな」

 

「なら!ココで私がアンタを殺す!」

ドスッ!

私の胸から槍のような物が出てきた

 

「・・・これでみんなを」

そして私は蹴られ槍のような物は胸から抜けた

 

「残念だけど、こんなのじゃ私を殺す事は出来ないよ」

「なんで死んでないのよ!確かに心臓を一突きしたはず・・・」

『あまり問題は起こしたくないのだが・・・仕方ない、先に仕掛けてきたのは向こうだ。気絶ぐらいはしてもらおう』

 

「この程度で死ぬと思われていたとは、随分と私も甘くみられたものだ」

『こうゆう奴には少しだけ恐怖を植え付けるか』

「さっさと死になさい!」

槍が腹に刺さりそのまま横薙に振るわれる

 

「ゴフッ・・・」

腸がこぼれ落ちる

 

「なんだ?この程度か?」

そして直ぐに再生する

 

「ア、アンタなんなのよ!なんで死なないのよ!」

「私か?私はアリス・カータレット。響に保護された一般人さ」

「アンタみたいな一般人が居てたまるか!」

 

ドォン!

私の胸に大きな穴が空いた

「さすがにコレで撃てば死ぬわよね?」

 

ドサッ

私は地面に倒れた

 

 

「君も学習しないなぁ」

 

「なんで・・・なんでなの!」

「アリス!」

「アリス君無事かい!?」

「て、提督!そんなに急がなくても」

 

「む、叢雲・・・」

「響・・・」

 

「何故君は、アリス君を狙ったんだい?」

「それは私も気になる。私は君になにかしてしまったかね?これが初対面のはずだが・・・」

「ええ、そうね。アンタとは初対面よ」

「なら何故かね?」

「それは、アンタが提督になる可能性がある。これだけで十分よ!提督なんてろくな奴が居ない!」

 

「それは違います!私達の提督はみんなに優しく紳士的でみんなに慕われています!」

「赤城・・・」

 

「叢雲、アリスはいい人だよ。私達の事を兵器じゃないって言ってくれたし、みんなを守ろうと深海棲艦とも戦ってくれた。こんな事普通の人には出来ないよ」

「アンタ・・・ホントなんでしょうね?」

「響が君に嘘を言ってなんの得があるんだい?」

 

「い、いきなり襲って悪かったわね」

「私にはケガはないし大丈夫だよ」

「アンタ一体どうゆう身体なのよ・・・」

「それは教えられないな〜」

 

「響、応接室までの案内を頼むよ」

「分かった」

「それでは、提督も行きましょうか」

 

「周りの視線が凄いな」

「ココの艦娘は提督から酷い扱いを受けていたからね」

「そうなのか?」

「うん、駆逐艦は被害が少ないけど戦艦や空母の人はストレスが溜まったという理由で殴られたり、セクハラ紛いな事もされていたよ」

 

「着いたよ。ここが応接室だよ」

「内装は綺麗なのだな」

「他の鎮守府の提督が来た時に使う部屋だからね。ドックとかは酷い有様さ」

 

「まずは自己紹介といこう。私の名前は佐藤時宗だ、呉で提督をしている」

「秘書艦の赤城です」

 

「私の名前はアリス・カータレットです」

「駆逐艦響だよ」

 

「それで?一体どんな話をするんですか?提督さん」

「あぁ、単刀直入に言う。君にはココの提督になってもらいたい」

「何故です?」

「まず、人材不足ってのが大きいかな。提督は妖精さんが見える人じゃないと勤まらないのさ。そうゆう人はあまり多くはないんだ、そして横須賀という大御所の提督が不在というのはマズイな事なんだ」

「全体的な士気の問題ですか?」

「そうだ、代表的な鎮守府は横須賀・呉・舞鶴等だ。そこの提督が不在となると全体的な士気に関わってしまう」

「そしてココの提督は私が殺してしまった・・・それに私は妖精さんが見えて会話が出来るとまで来た」

 

「ハァ・・・仕方ない。提督とやらをやるとしよう」

「本当かい!?」

「あぁ、やると言った事を撤回はしないさ」

 

「それともう一つ話したい事があるのだが・・・赤城、下がってもらえるかな?」

「下がるって・・・もしかしてこの女と二人で話すということですか?」

「ああ」

「危険過ぎます!提督も見ていたでしょう!人間の頭を握り潰す所を!そして艦娘に砲撃をされても無傷なんですよ!?」

「赤城、私なら大丈夫だ」

「・・・分かりました。危険を感じたらすぐに呼んでください」

 

「響も部屋の外で待っててくれるかな?」

хорошо(了解)

 

「それで?二人きりで話したい事とは?」

「まず、アリス君はブラック鎮守府というのは聞いた事があるかね?」

「いや、初耳ですね」

「そうか・・・ココ、横須賀鎮守府もブラック鎮守府として私達は警戒していたのさ」

「何故です?」

「今、人類は深海棲艦との戦争中だ。そして、人類にとって深海棲艦に唯一対抗出来るのが艦娘だ。私は人類が深海棲艦に勝つには艦娘との信頼関係が大事だと思っている」

「なるほど、ブラック鎮守府の提督は人類と艦娘の間に亀裂を入れていると・・・」

「そうだ、そこでアリス君に頼みたいのだが・・・」

「何をです?」

 

「ブラック鎮守府の抑止力になっては貰えないだろうか?」

「ほう・・・私に提督狩りをしろと?」

「そうゆう訳じゃない。横須賀鎮守府の提督が殺された、これに意味がある」

「つまりどうゆう事です?」

「先程も言った通り横須賀鎮守府の提督はかなりのブラックでね。艦娘を絶対に人間としては見ない・捨て艦戦法など当たり前でね。そこの提督が殺されたのだ、少しはみんな慎重になってくれるのではと思ってね。でもココの提督みたいに行き過ぎた奴が居たらお願いするかもしれない」

「私は体のいい処理屋って事ですか?」

「それでも艦娘のみんなが助かるんだ。誰かを救うには誰かを犠牲にしなければならない」

 

「へー、よく分かってるじゃないですか。良いですよ、もしもの時は提督殺しをしますよ」

「ありがとう!ホントにありがとう!艦娘だって一生懸命生きてるんだ。それをただただ殺し、それで椅子の上でふんぞり返ってる奴らを私は許せない!」

 

「ですが、提督自体そこまで数が多い訳じゃないんですよね?殺しても大丈夫ですかね?」

「殺しは最終手段だよ。それに私は、妖精さんを肩に乗せて養成施設等を歩いている、妖精さんが見えれば違和感を感じて話しかけてくれるだろうさ」

「なるほど」

「さてと、話も終わったし赤城達を呼ぼうか」

 

「赤城、入っていいよ」

「響も入って来ていいよ」

 

「提督、話は終わりましたか?」

「アリス、どうだった?」

「アリス君には横須賀鎮守府の提督になってもらう事になった」

「まぁ、ココの提督は私が殺してしまったしな」

「でも大丈夫なんですか?一般人を提督にしてしまうなんて・・・」

「そこは私の推薦って事にしておくよ」

「それで通るのですか?」

「私はこれでも、色んな所に顔が利くんだよ」

『コイツは敵に回しちゃダメなタイプだな』

 

「それで、提督業では秘書艦ってのを決める必要があるんだけど・・・」

「秘書艦は響に任せるよ」

「アリス・・・Спасибо(ありがとう)

 

 

「それじゃあ今日から提督業を始めていくとしますか〜」

『佐藤提督には色んな事を教えて貰ったなぁ。今度御礼をしないと』

 

「響、この鎮守府で一番広い所ってどこかな?」

「広い所・・・食堂かな?」

「ありがとう」

 

『あーあー、マイク入ってるかな?私は今日から横須賀鎮守府の提督になったアリス・カータレットだ、今から挨拶をしたいから、来れる人は食堂に集まって欲しい。これは強制では無いので来たくないなら来なくても大丈夫だよ。来なかったからと言って理不尽な罰も下すつもりは無いしね。それでは先程も言った通り来れる人は食堂に集まってくれると助かるよ』

 

「さてと、移動しようか」

「хорошо」

 

「うーん、やはり集まりが悪いなぁ」

「被害が少なかった駆逐艦はチラホラいるけど戦艦や空母の人は全くと言っていい程居ないね」

「あ、叢雲だ。隣にいるのは誰だ?」

「叢雲の隣に居るのは姉妹艦の吹雪と白雪だよ」

「なんかすっごい吹雪が怯えてるんだけど・・・」

「彼女の姉妹艦の初雪はよくグータラしていてね。前の提督に解体されてしまったんだ」

「なるほど、提督という存在が怖いのか」

『集まってくれたのは、駆逐艦がざっと20人程度、巡洋艦が15人程度、戦艦と思われる人物が入口に立っていて、軽空母が2人か』

 

「集まってくれてありがとう。私が提督になったアリス・カータレットだ、よろしく頼む・・・質問があったらどんどんしてくれ、その時は名前を言ってくれると助かる、全員の名前を覚えてる訳じゃないのでな」

 

スッ

「はいそこ」

「駆逐艦雷よ!前に居た提督はどうなったの?」

「あー、アイツは私が殺して、遺体は佐藤提督が持って行ってくれたよ。ほんとあの人には頭が上がらんよ」

 

スッ

「はいそこ」

「く、駆逐艦吹雪です・・・アリスさんは私達の事をどう思ってますか?」

「私は君達のことを人間だと思っているよ。君達を兵器だーって言う人も居るらしいけど私からしたら意味が分からない」

 

スッ

「はいそこ」

『入口に立ってる人も挙手してくれたな、何を言われるのやら』

「戦艦長門だ。私はお前を提督とは認めん」

「ほう・・・どうすれば認めてくれるのかな?」

「私と決闘を行いお前が私に勝てたら認めてやる」

「私が負けたら?」

「ここから去ってもらう」




書いてて思ったのですがシリアスタグって入れた方がいいですかね?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。