欠陥兵器の提督生活   作:かげぬい

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アリス「2ヶ月・・・2ヶ月何をしていた」
主「:(´◦ω◦`):」

主「忙しくて・・・」
アリス「ほう?」

スマホ「藤原○紅・・・・・・えーと、なんて言ったらいいのかな。」

主「あっ」
アリス「何か言うことは?」
主「ロスワでもこたんが当たりまし・・・ブゲラッ!」

アリス「全くまた投稿をサボって・・・UAが5000を超えたんだから、頑張ってくれ」
主「本当に申し訳ございませんm(_ _)mそして、こんな小説を読んでくださり誠にありがとうございます。」

今回はキャラ崩壊が起きてる可能性がございます


兵器

 

 

「アリス・・・こんな時間にどこに行くんだい?」

「響か、ちょっと仕事でね」

「仕事・・・また人を殺しに行くの?」

 

「どうなるかは分からない。とりあえず調査とだけ言っておこう」

「調査・・・危険な事はしないでね?」

「保証は出来ないな」

 

「それでは行ってくるよ」

 

 

響side

 

最近のアリスはとても機嫌が悪かった。

仕事が終わったら提督室から出てくれと言われ、誰も入れないでくれと言っていた

食事の時もいつもは一緒に食べていたけど、最近は1人にしてくれと言ってダメだった

 

だけどある日、私は見てしまったのだ

アリスはある書類を凄い形相で見ていた

艦娘達の間で、提督の機嫌が凄く悪いと話の種になっていた。

 

 

 

私はアリスの帰りを提督室で待つ事にした。

そういえば、あの書類はどこにしまったのだろう?

 

ふと、机の引き出しを開けた

私はこの時の行動をとても後悔している

 

「こ、これは・・・」

 

2つの書類が出てきた

そこには、こう書かれていた

 

『艦娘の兵器化について』

 

『艦娘の力を人間への移植実験について』

 

 

響side out

 

 

「こちらアリス、鎮守府に着きました。」

「了解、今回の任務は鎮守府の調査だ

もしも・・・非道な実験等が行われていた場合の判断は

アリス君に任せる」

「提督の生死は委ねる・・・と言う事でよろしいのですか?」

 

少しの間、沈黙が流れる

 

「その認識で構わない」

「承知しました。それでは」

 

 

鎮守府に潜入したが、時間帯としては皆寝ている

何か資料等があれば良いのだが・・・

 

「~~~!」

 

声?この時間でまだ起きている艦娘が居るのか?

私は声がした方向に足音を立てぬよう移動する

 

 

「早く・・・早く皐月を助けないと!」

皐月?睦月型の駆逐艦だったか

 

私は艦娘の背後から近付きナイフを首に当てる

「この鎮守府で何が行われているのか話してもらおう」

「だ、誰だ!」

「誰でもいいだろう、そうだな・・・こと次第では提督を殺すためにココに来た者だ」

 

「殺す?アイツを殺してくれるのか!?」

「あぁ・・・ここで行われている事を話してくれ」

「分かった。だけど、約束してくれ

提督を殺して、皐月を助けると」

「・・・」

私はナイフをしまう

 

 

 

簡単に言うと、この鎮守府では艦娘を使った人体実験が行われている。

数ヶ月前に皐月が提督に呼ばれ姿を消した。

夜中、ギンバイをする為に食料庫に行き、その帰りに皐月を見かけたが

様子がおかしいとの事

目に光がなく心在らずと言った感じだったと

 

その事を提督に問い詰めたところ最初のうちは、はぐらかされたが

姉の事が心配で何度も問い詰めたら実験をしていると吐いた

艦娘の兵器化が目的と

 

実験を止めるように何度も言ったが聞き入れてくれなかった

最近まで懲罰房に入れられていた・・・と

 

 

ここまでとは・・・

「分かった。私が提督を殺し、皐月も助けると誓う」

「ありがとう!本当にありがとう!」

「お礼を言うにはまだ早い。私は何もしていない」

 

 

「提督室まで案内をしてくれ」

「あぁ・・・こっちだ」

 

 

「名前を聞いてもいいか?私は横須賀鎮守府の提督 アリス・カータレットだ」

「横須賀の!? 私は長月だ

横須賀は黒い噂が絶えないが・・・」

「それは前任のせいだろう」

 

 

「着いたぞ、ココが提督室だ」

「ありがとう」

 

私は提督室のドアを蹴り開けて、銃の引き金を引く

「抵抗しても無駄だ。この鎮守府で行われている事は全て、この長月から聞いた」

「ヒッ!」

 

「さて、駆逐艦皐月に関してだが・・・誰の指示だ?死にたくなければ情報を吐け」

私は先程撃ち抜いた肩に銃口を押し付ける

「分かった!話すから殺さないで・・・」

 

 

曰く、上層部の人間から聞いた話で

艦娘の兵器化に成功すれば昇進をしてやると

実験に必要な費用 道具はこちらで用意をする

上から回ってきただけなので、誰が1番上なのかは分からない

 

駆逐艦皐月に関しては兵器化の実験が成功している

元に戻す方法は無い

定期的に薬を投与しなくては死んでしまう

予備は作らず、必要になったら作れとの命令がある

 

 

「こ、これで全部だ!殺さないでくれ!」

「安心しろ、1発で眉間を撃ち抜いてやる」

「助けろ!私を助けろ!」

長月は動かない

 

「これが、お前のやってきたことの末路だ。自業自得だよ」

 

「殺せ!この女を殺せ!」

 

「何をやってもお前はここで死ぬんだ」

突如、壁を突き破って1人の艦娘が提督室に入ってきた

 

「お前が皐月か・・・」

「アイツを殺せ!」

 

私は提督に銃を向ける

そしたら射線に皐月が入ってきた

「素晴らしい忠誠心だな」

 

「だが、跳弾までには対応出来ないだろう?」

私は瓦礫に向かって撃つ

そして提督を絶命させる

 

「お前の主は死んだが、どうする?」

「・・・」

 

皐月は腰に付けている刀で斬りかかってきた

ナイフで応戦するが、ここでは長月に被害が出るかもしれない

 

「場所を変えるぞ」

私は皐月の攻撃を避け、服を掴み皐月が開けた壁から外に放り投げる

 

 

 

私は防戦一方になってしまっている

理由は、なるべく皐月を傷付けたくないという所だ

そして、これは驚きだが皐月の初速がとても速い

身体にかなりの無理をさせているのだろう

 

 

刀をナイフで弾きつつ

牽制で銃を撃つ

 

 

 

皐月は私以上に欠陥が多い

薬を投与しなくては死んでしまう

自己修復が出来ない等

上げていけばキリがない・・・が

パワーに関しては私を上回っている

それはそうだ、私は人間で皐月は艦娘

同じ兵器でもスタートラインが違うのだ

 

だが、圧倒的に対人戦闘の経験が無い

スピードやパワーは見張るものがあるが・・・足りない物も多い

 

そして・・・

 

私は腕を切り飛ばされる

「中々やるじゃないか

私に対して銃を撃つ事しか出来ない

無能共とは訳が違う」

 

私はナイフを投げ、回避を誘発させる

その隙に腕を拾い上げ、付ける

 

やはり銃でどうこう出来る相手では無い

 

なので私は自分の身体を活かす事にした

 

皐月は私に刀を突き刺す

「グッ・・・」

 

刀を持っている腕を掴む

「これで逃げられないだろう?」

「少し痛いかも知れないが我慢してくれ・・・」

 

皐月の腹に膝を入れ

顔を掴み、頭を地面に叩き付ける

もちろん手加減はした

 

 

「皐月!」

長月がこちらに走ってくる

 

「皐月を治す事は出来るんだな!?

早く助けてくれ!」

「まぁ、待て。ことを急いて良いことは無い。火炎放射器はあるか?」

 

「・・・は?まぁ、工廠に行けばあると思うが」

「なら持って来てくれ、まずはそれからだ。皐月は必ず治してやる」

「わ、分かった」

 

私の血液を利用させる訳にはいかない

確実に破壊する

 

 

長月が持って来た火炎放射器で私の血を10分間燃やす

これで処置は完了した

 

「皐月を治す方法だが・・・2つある」

「2つもあるのか?薬を投与しないとって話だったと思うが」

 

「まぁ、1つは皐月に負担が掛かりすぎるから、実質1つだな」

「そ、そうか・・・で方法は?」

 

私はナイフを拾い上げ皐月の手のひらを少し切る

それをナイフに塗る

 

「艦娘の力を人間にも与えるという実験があってな

それを行うと人間は確実に死ぬ。それを行う」

「な!?そんな実験があったのは初耳だが、それをしたら死ぬんだろう!」

 

「皐月を治すには私が彼女に近付くか

彼女が私に近付くか・・・このどちらかしかない」

 

「ならば前者のが成功率は高いだろう

後者に関しては皐月が弱っているからな。実行は不可能だ」

そしてナイフを刺す

 

「この治療法は皐月が死ぬ可能性がある・・・それでもやるか?」

「やってくれ!お願いだ!」

「分かった」

 

 

「こちらアリス、提督は殺害した」

「分かった」

 

「1人だけ兵器化の実験を受けていた艦娘が居た。彼女を治す為に横須賀に連れ帰る」

「アリス君なら救えるのか?」

「可能性は低いですが」

「1%でも救える可能性があるのなら・・・やってくれ」

 

「それでは、お疲れ様でした。」

通信を切る

 

「ここに残っている艦娘に告げる!この後、呉の提督が来る!彼の指示に従うといい。戦いたいのならその旨を、平穏に暮らしたいのなら、その事を言うといい。彼はみんなの意見を尊重してくれるだろう!逃げる事は悪いことでは無い。」

 

 

「私は皐月を連れて横須賀に行くが長月はどうする?」

「着いていくに決まっている」

「そうか」

私は皐月を抱えたまま横須賀を目指す

 

 

「そろそろ出撃をしないと上にめんどうな事を言われそうだな・・・」

「どれくらい出撃してないんだ?」

「約2ヶ月だ」

 

「好きに過ごしてくれて構わない」

「そ、そうか!出掛けてもいいか!?」

「好きにするといい」

その時の長月は笑っていた

 

 

「グッ・・・」

「大丈夫か?」

「心配するな、これで良いんだ」

身体が作り変わる感覚・・・久しぶりだな

 

これで私は、人間でもなく艦娘でもない正真正銘の化け物という訳だ

 

-----------------

 

とりあえず工廠に行きたいが・・・明石が起きてるか分からないからな。提督室に行って呼び出してみよう

 

「鎮守府の案内は明日しよう」

「分かった」

 

提督室の扉を開けると響が居た

 

「まだ起きてたのか?早く寝ないと明日がキツイぞ」

「アリス、これはなに?」

響は私に2つの書類を見せてきた

 

「隠して置いたはずだか?」

「本当に戦闘以外はからっきしなんだね・・・引き出しに入れただけなのを、隠したとは言わないよ」

「ソレについては後で話そう。明石を呼び出してくれないか?」

 

 

「コチラ明石、そろそろ寝ようと思ってたんですけど」

「急に呼び出してすまない。急患なんだ」

「分かりました」

 

-------------------

「それで?その娘達は?」

「私が抱えてるのが皐月だ。それと」

「長月だ」

 

「何をすればいいんですか?」

「皐月の治療をして欲しい。かなり危険な状態だ」

「どう言った症状で?」

 

〜少女説明中〜

 

 

「はぁー、薬が無いんですよね?どう治せと」

「ここにあらゆるものを治せる画期的な物があるが?」

私は腕を出す

 

「危険過ぎます。まだ解明は進んでないんです」

「安心しろ。艦娘の力を人間にも与える実験・・・君も聞いた事はあるだろ?」

「まさか・・・」

「そのまさかさ、低いだろうが救える可能性がある」

 

「私は責任を取りませんよ?」

「良いだろう、全責任は私が受け持つ」

 

方法は単純

私の血を皐月の中に入れる。それだけだ

 

本来なら危険極まりない行為・・・だが、私の身体には皐月の血や細胞がある

拒絶反応が起きる可能性は低いだろう

負担も少なくはなる

 

「安定しています」

「効果が出たら、まずは手のひらの傷が治るだろう」

 

 

「なんで、ここまでしてくれるんだ」

「ん?」

「今日初めて会ったのに命を賭けるなんて」

 

「勘違いをしているから言っておくが、私は命を賭けて無い」

「それってどうゆう」

 

「まず、大前提として私は死なない・・・いや、死ねないと言った方が正しいか。」

 

私は身体について話す

 

「そんな事が」

 

「さてと、あとは皐月が目覚めるのを待つだけだ」

「本当に大丈夫なんだろうな」

「あぁ、大丈夫だろう。だが、君が傍に居てやってくれ

皐月が生きたい、と思えるようにな」

 

 

私は提督室に戻る

 

「さっきの話の続きをしようか」

「この書類は?」

「それは、提督の私室で見つけてな・・・結果としては両方とも失敗し計画は破綻した」

 

 

「だが、艦娘の絶対数が増えた事もあるのだろうが、兵器化の実験は再開された。それの成功例が、今回引き取った皐月だ」

「なんで、そんなことを」

「ふむ、私にも人間の考える事は分からん。これは予想に過ぎないが・・・深海棲艦との戦いが終わった後に、君達を戦争に利用する為だろうと思っている。基本的に艦娘や深海棲艦は人間の武器ではほぼ傷付かない。兵器としては、うってつけだろう」

 

「だけど、アリスは深海棲艦を攻撃出来たよね?」

「それに関しては分からなくてな。私の予想としては人間の"武器"は、基本的に効かないというだけで、一応通るのだろう。今まで深海棲艦に対して、接近戦を仕掛ける馬鹿は居なかっただろうしな。」

 

 

「それで?皐月はどうするの?」

「とりあえずはココで保護しようと考えている。彼女を狙う人間は必ず居るだろう。だが、横須賀に居て後ろには呉がついている。目立った行動はして来ないだろう」

 

「そう、なら私は部屋に戻るよ。暁達が心配しているかもしれないし」

「あぁ、お休み」

 

------------------

 

「アリス君、今日の事について整理をしたい。」

「承知しました。鎮守府では実験が行われており、提督を殺害。被害者は駆逐艦皐月、実験の影響で薬を投与しなくては生きられなくなるが、今のところ治療は上手くいっており安定している。」

「上手くいったのか!」

「今の所は・・・ですが」

 

「艦娘の皆はどうなりました?」

「大半は戦いたくないと言ってな・・・私が生活を保証する」

「そんな事言っていいんですか?」

「これでも呉の提督だからな。それぐらいなら出来る」

 

「大半は、と言いましたが」

「2割ぐらいかな。戦うと言ってくれた娘達がいるよ・・・彼女達は本当に強いね」

「えぇ、私達は情けないですね」

私なんて兵器として作られたのに戦力にもなれていない

 

 

「それから、上層部からのお達しだ。そろそろ出撃をしろとね」

やっぱりか・・・そろそろだと思っていた

「分かりました。ですが、私には指揮能力は無いですよ?今までは指示に従って来ただけですから」

 

------------

 

私は思う

人間を救う意味はあるのかと

艦娘は、人間の代わりに戦ってくれている

なのに奴らは非道な実験を行っている

このままでは、人間と艦娘の間には深い溝が生まれてしまう。

今でもあるかもしれない

そうなってしまった場合、艦娘が謀反を起こしたり

深海棲艦に味方をする可能性がある

 

全ての人間が悪いとは言わない

だが、強く印象に残るのは悪い行いをしている奴なのだ

 

人間を護るか否か

選択を迫られた場合

私はどちらを取るだろうか

元より、殺す事しか能がない兵器が

護れるはずが無いのだがな




今回は5000字を超えてしまいました(^_^;)
いやー、サブタイトルがぜんぜん思い付かないですね

不穏な終わり方ですが、ちゃんとHAPPYENDに持っていきますよ!
次回か、その次でオリキャラを1人出す予定です。

元は、次回かその次で出るオリキャラが出ない世界線で
ココから徐々に闇堕ちして行きBADEND予定でした(^_^;)
最終的には人類の敵になり
艦娘に殺されます
いちよ見方を変えたりするとGOODENDなんですけどね。
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