トリプル「J」アイドル(JJJ Idol)_はじめての挑戦   作:安田創一郎

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第8話:頑張れ!アンナたち!

 秋葉原から帰ったアンナ達、アイドルになって3ヶ月経とうとしている。アイドルとして活躍するアンナですが、突然恵と咲と一緒にの生徒会長から呼び出された。

 

(生徒会室)

生徒会長:「ここまで登ったね。改めて、おめでとう。」

アンナ:「ありがとうございます。」

生徒会長:「ただし、3人とも成績はどうでしょう?アンナ、あなた、数学は赤点でしたね。恵は全教科の成績が悪かったね?咲は相変わらずですが、どちらにしても学業はおろそかのようですね?」

アンナ:「えっ、なんで知っているのですか?」

生徒会長:「校長先生やあなた達の担任の先生から直接聞きました。」

恵:「なんか、怖いことに。いいい。(汗)(笑)」

咲:「が、ガッテン。(汗)(笑)」

生徒会長:「とにかく、校長先生から成績悪い人は放っておけません。期末試験で誰か1人でも1教科赤点を取ったら、次のエントリーはなしとのお言葉ですので。いいですね?」

アンナ:「そ、そんな......。」

 

実はアンナ、恵、咲は試験の成績が悪く、3人揃って“三アホ”トリオである。アンナは数学が大の苦手で、恵、咲は全教科赤点を取る彼女たちである。その結果校長先生から期末試験で『Déesse』のメンバー1人でも1教科赤点を取ったら次のエントリーを認めない事で試験に乗り出させたのである。

 

(廊下)

ひかり:「そ、そこまで言われたの。あははは....。(汗)(笑)」

歌南と律:「.......。」

落ち込むアンナと恵:「(ズーン)」

 

 ひかり、歌南、律、鳥はその事をアンナ達の指導の後で知った。そして、アンナ達3人の苦手な教科を伺った。

 

(アンナの家)

アンナ:「誠にすみません。」

恵:「本当にすみません。」

咲:「ません。」

呆れた律:「小さい頃と変わんねぇな。学ぶことが生きる事と宗教上言われてねぇか?」

アンナ:「誠に面目ないです。本当に数学は苦手です。」

歌南:「恵、課題等はどうしているの。」

恵:「いやぁ、いつもほったらかしで。いいい。」

ひかり:「ダメだよ、めぐちゃん。課題はいつもやらなきゃ。」

鳥:「佐伯殿の赤点は相変わらずどすなぁ。これならラビ殿の前で言えばどのような反応をなさるか楽しみどす。」

咲:「うっ、うるせぇ!」

鳥:「おっほほほ。」

歌南:「とにかく、仕方のない事よ。試験期間中は私とひかりは恵の勉強を、律はアンナの勉強を見ることで、みんなで赤点を回避する事を目指そう。鳥さん、咲さんをお願いします。」

鳥:「まかしとき。」

恐怖心を持つ咲:「うっ.....。」

咲のにらむ鳥:「(ジー)」

律:「じゃあアンナ、やるわよ。」

肝を冷やすアンナ:「あっ、ははは。(汗)」

 

こうして『Déesse』は期末の試験勉強に乗り出した。アンナは律からの厳しい指導の下で苦手な教科、数学の勉強を始めた。恵は歌南が立てた計画のもとに従い、ひかりからの指導も受け期末試験対策に、咲は鳥がたてた計画、鳥の指導のもとで勉強を始めた。

 

恵:「うぅ、まさかここまでやるの?」

歌南:「当り前よ。」

恵:「おやすみ。ZZZ。」

(歌南が冷たいものを恵の首根っこにあて冷やす。)

驚く恵:「うわっ!冷たい!」

歌南:「人が指導している時に寝るんじゃない。」

 

律:「普段から授業中に私語するから聞き逃すのよ。ノートも取れてないじゃん。」

アンナ:「うぅ…..すみません。」

律:「まず、教科書で、試験範囲はこっから、ここまでよ。主にここと、ここが出る。」

 

鳥:「よくお分かりでござるか?佐伯殿。(笑)」

咲:「あ、あたぼうよ。」

鳥:「では、このお題、汝はこれをお答え申せ。」

咲:「えっ、あ、わからねぇ。」

鳥:「うふっ、おっほほほ。」

咲:「ごめんなさい!勘弁してくださいぜ!」

 

翌日、授業を終えたアンナ、恵、咲は密かにシナゴーグに来て歌のレッスンを始めようとした。しかし歌南に知られてしまい、

 

(シナゴーグ)

アンナ:「ふぅ、やっと学校終わったね。」

恵:「やっと落ち着く。」

咲:「よーし、限界まで歌うでぃ。」

アンナ、恵、咲:「はー(歌い始める)。」

密かに来た歌南:「何やっている?」

アンナ、恵、咲:「あっ!」

歌南:「へー、学校終わった後の一段落か、それは何よりもお気楽に。(笑)」

恵:「いやぁ、その、分かっているが、」

アンナ:「なんか楽しいことすれば一息になるかなぁと。」

咲:「そうだぜ、そうだぜ。」

歌南:「なるほどね。まぁ、どうでもいいわ。何しろお楽しみはこれからですよ。(笑)」

 

アンナと恵と咲は青ざめ、歌南にガミガミ怒鳴られた。怒鳴られたアンナ、恵、咲はしぶしぶとアンナの家に戻って勉強を再開した。

 

鳥:「藤原さん、加部さん、ちびっとよろしいどすか?」

歌南と律:「?」

鳥:「実はのう今夏、秋葉原のワテラスでライブをすることになってました。『Star Girls』も『Queens』もエントリーします。」

歌南:「えっ、本当に?」

律:「まじかぁ!」

鳥:「はい。昨夜、祥殿から童に招待状をもろた。そやし、次期ライブに向けて3人の勉強を頑張らせましょう。」

歌南と律:「はい!」

律:「アンナ、今日からあんたの家に毎晩泊まるわ。試験まで毎日勉強よ!」

アンナ:「えぇ~。りっちゃんの鬼。」

 

今夏のライブが決まったことの影響で、それに向けて律はアンナの家で、ひかりと歌南は恵の家で、鳥は咲の家で猛勉強となった。彼女達の厳しい指導のもとで試験の本番でアンナ、恵、咲の赤点は免れ、無事全教科合格した。結果、校長先生からアイドルの継続を認められたのである。

 

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