ロイヤルマスクというポケモントレーナー兼プロレスラーがアローラには居る。
彼はアローラでは熱狂的な人気を誇り、アーカラ島に有るロイヤルドームと呼ばれるバトルドームで行われるポケモンバトルのバトルロイヤルでは負けなし。その上、ボクシングや柔道とは違い、パフォーマンスという側面も有るプロレスの戦いでも力強いファイトを見せる為にポケモン勝負とプロレス勝負…どちらでも根強い人気を持っているのだ。
だが…そのロイヤルマスクの正体が日頃からプロテイン ビーレジェンドを愛用するククイ博士だとは余り知られていない。真実を知ってるのはククイ博士の親友であるマーレイン、リンドウ、そして筋肉の造形で見破った霊長類最強女子のサオリ先生と一部の関係者だけである。
「へー…この人がロイヤルマスクね?」
ある日の夕食後。ブルーはソファーに座りながら、同居人であるブラックとアセロラと共にテレビを見ていた。
テレビの画面には複数のポケモンをパートナーのガオガエンと共に倒したロイヤルマスクが決めポーズを行っていたのだ。
『エーンジョイ!』
『ガオォ!』
ロイヤルマスク…今日もバトルロイヤルを制する。確かにブルーの目から見ても、ガオガエンは強く鍛えられている。何より、プロレスリングのようなバトルドームのリングで戦い続けた故か…全方位からの攻撃にも耐えられる。言うならば…受けからのカウンター戦法に転じれば、ガオガエンに死角は無くでんこうせっかや影分身での撹乱は意味無いのだ。
『テレビを御覧の皆!ロイヤルマスクからお知らせだ!
来週の日曜日。なんと、私とバトルする事が出来るぞ!全員とは言えないが……会場であるロイヤルドームに来てくれれば、抽選だが私と戦える。それにその日はポケモンファイト以外に私のプロレスファイトも有るので是非とも来て欲しい!』
『ガオガエ!』
なんと言う事でしょう。来週の日曜日にはロイヤルマスクと戦う事が出来て、その上…ロイヤルマスクのプロレスファイトがロイヤルドームで行われる事に成ったのだ。
ブルーはあんまり興味は無いのか…夫の入れた紅茶を呑む。だが、この子は違った。
アセロラは何も言わずに立ち上がり、ずかずかとキッチンで洗い物をしているリンドウの側にやって来る。
「ししょー!!私もロイヤルマスクと戦いたい!」
「アローラリーグで優勝したら戦えるだろ?」
「来週にロイヤルドームでロイヤルマスクと戦えるんだよ!本当だよ!これは行かないと!!」
ロイヤルマスクはサトシ達の年代の子供達からは大人気だ。それはアセロラもそうであり、アセロラは来週の日曜日に行われるロイヤルドームのイベントに参加したいのだ。
「来週?」
「そう!テレビを見てよ!」
アセロラに言われ、リンドウは身を乗り出してテレビを見る。テレビの画面にはロイヤルマスクのインタビューが未だ行われており、画面下のテロップには『スペシャルマッチ ロイヤルマスクVSレジェンド ヨシダ・サオリ。勿論、プロレスの試合です』と書かれていたのだ。
つまり、来週の日曜日にはロイヤルマスクとサオリ先生がプロレスで戦うと言う事である。生ける伝説のレスラー サオリ先生とロイヤルマスクの試合。これは是非とも…
「良し、行くぞ…サオリ先生とロイヤルマスクの戦いなんて滅多に無いからな」
リンドウも見てみたい代物であった。
大黒柱のリンドウ。長女(アセロラ)にせがまれ、来週の予定を速攻で決める。
「ねぇ?ブラック。ロイヤルマスクってククイ博士に似てないかしら?」
「気のせいじゃ?確かに……肌の色は同じですし、背丈も同じですけど」
そしてブルーお姉さんの勘は核心まで迫ろうとしていたのだ。女の勘は実に鋭い。
次回!ロイヤルマスクVSサトシ達…そしてロイヤルマスクVSレジェンド サオリ先生……こっちがメインです(笑)
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