ロイヤルドーム。アーカラ島に有るバトル施設だが、今日は普段よりも大勢の人々が集まっていた。
普段…ロイヤルドームでポケモンの試合やプロレスの試合がある日でもこんなに人は集まらない。だが、今回は満席処か普通に会場外で見なければならない程に観客が集まっていたのだ。
これには理由が2つほど有る。1つがロイヤルマスクとのバトルロイヤル形式でのバトル…アローラでも絶大な人気を誇るプロレスラー ロイヤルマスクとポケモンバトルが出来るためか、彼とのバトルを行う為に大勢の人々が集まっているのだ。もう1つの理由がロイヤルマスクとサオリ先生とのプロレス試合である。プロレス界の伝説的存在であり、ポケレスリングの偉大なる世界王者 ヨシダ・サオリ…エキシビジョンとは言え彼女の戦いが見れるのだ。その為なのか、大勢の人が集まっているのだ。
「何はともあれ…入れたな」
しかし、大勢の観客が集うロイヤルドームの観客席には教え子達と共にリンドウの姿が有った。と言うのも、リンドウ達が無事に入れたのはククイ博士のお陰と言っても良いだろう。
「サトシ。後でククイ博士に礼を言わないとな」
「違いますよ先生!博士じゃなくてロイヤルマスクにですよ!ロイヤルマスクが博士に渡して、博士が俺達にくれたんですから!」
リンドウ達が無事に座れたのはククイ博士ことロイヤルマスクのお陰だ。ロイヤルマスクとしての顔も持つククイ博士は特別な招待券も用意できる、その招待券をククイ博士は用意してサトシ達には「ロイヤルマスクから貰ったけど、俺は仕事で行けない」と言って手渡せば準備は完了だ。サトシ達はチケットを入手し、ククイ博士はアリバイを作れてロイヤルマスクとしての正体を隠す事が出来るのだから。
「しかし…本当に招待券が無かったら間違いなく入れなかったな」
リンドウが嘆くのも無理は無い。このロイヤルドームの観客席に座ることが出来なかった来場者は観客席の倍は居ており、彼等はロイヤルドームの前の広場や地方公民館等…もしくは自宅に帰ってテレビで見るしか出来なかったのだ。
ふと、リンドウは周囲を見回す。周囲には運良くロイヤルドームの観客席に座ることが出来たギャラリーの皆様が揃っていたのだ。
「見せて貰おうか…ロイヤルマスクの肉体の性能とやらを」
「おら、わくわくすんぞ!」
「海賊王に俺はなる!!」
「唆るぜ!これは!」
「青コーナーも赤コーナーも皆仲良くすれば良いのに。ねえ?トミオカさん」
「無理な話だな…プロレスが有る限りは」
「だから、ボッチって言われるんですよ」
「俺はボッチじゃない」
と…個性豊かな人々が観客席に集まっていた。
だが…次の瞬間、観客席は1つに成る。何故なら、リングにロイヤルマスクが現れた為だ。
「カモン!!ガオガエン!!」
リングに現れたロイヤルマスクはガオガエンを呼ぶ。すると、赤コーナーの選手入場口からガオガエンが走ってきて、ガオガエンもリングに降り立った。
「ガオガ!!」
「諸君!今日はロイヤルドームに来てくれてありがとう!今日は是非とも楽しんでくれ!勿論、会場に入れず…広場やテレビで見ている諸君もだ!」
だが…そこに乱入者が現れる。それはサトシのニャビーであった。
「プニャー!!」
ニャビーはテレビでロイヤルマスクとガオガエンを見てから、彼等と戦いたかったのだ。それ故か、一刻も早くロイヤルマスクと戦いたいが故にリングに上がってしまったのだ。
「どうしたんだい?」
ロイヤルマスクは優しく話しかけるが…ニャビーはロイヤルマスクの体臭で正体を理解してしまった。
「ニャニャ!?」
ロイヤルマスクの正体はサトシのホームファザー…ククイ博士だと。
(えっ…もしかしてバレた!?大丈夫…俺の正体はリング関係者とマーレイン、リンドウとサオリ先生しか知らないはず!!)
「すいません!そのニャビー…俺のなんです…」
ニャビーを回収する為に、サトシが駆け寄るが…ロイヤルマスクは笑みを浮かべる。
「だったら、最初のチャレンジャーは君達だ!!」
「えっ!?良いんですか!?」
サトシ、ニャビーのお陰で挑戦権を得る。
次回!ロイヤルマスクVSサトシ達…
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