カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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あの人、まさかの登場(笑)


99時限目

「トゥース!!」

 

1回戦第5試合。マーマネの対戦相手は遠路遙々日本からやって来たボディービルダーであった。

 

「リンドウ。あの人知ってる?」

「いや、知らね。シロナさんは?」

「私も知らないわ」

 

そんなマーマネの対戦相手。実は日本では結構有名な人であるが、残念な事にリンドウ、ブルー、シロナさんといい大人3人は知らない人物であった。彼の名前はカスキング(芸名、本名カスガ)。ボディービルとフィンスイミングで優秀な成績を残すポケモントレーナーであり、今日は観光序でに参加したポケモントレーナーである。

 

「こっこここ、コイキング」

 

そんなカスキングのパートナーは金色のコイキング。つまり、ホワイトのカイロスさんと同じく色違いのポケモンである。色違いのコイキングでは有るが、限界まで努力値を高めたのだろう。そのコイキングはムキムキであり、強靭な体幹で直立していた。

 

「さあ、来なさい!!このカスガはこのキンキングだけで君に勝利しよう!!と言うか、このキンキングしか手持ちに居ないのだ!!」

 

そう、カスキングの手持ちはコイキングだけ。なのでどう足掻いてもコイキングしか使えないのだ。後はカントーに置いてきたカイリキーの皆様が居るが、彼等は連れてきて居ないのだ。因みにキンキングとはカスキングのコイキングのニックネームであり、持ち物はかわらずの石。つまり、ギャラドスには成れません。

 

「ラクライ。10万ボルト」

「ワン!!」

 

なのでマーマネも特別ルールでポケモンが1体しか使えず、ラクライを選択。そのラクライの10万ボルトの直撃を受けたコイキングは…

 

「オニガワラーーー!!」

「キンキング!!」

 

いくら努力値を高めようが、10万ボルトの一撃で倒されてしまった。カスキング、初戦敗退!!

 

 

 

「これがあばれる君の根性じゃ!!」

 

あばれる君。観光客Bに何とか勝利し、2回戦進出。

 

 

「シロン!!こなゆきで身を隠して!!それでわるだくみ!!」

 

リーリエはエリートトレーナーBと戦ったのだが…シロンの保護色をした体毛を利用しみ、粉雪で姿を眩ましてわるだくみで特攻を上げる。そして…

 

「バトンタッチからのイベルタル!!」

「なにーー!!」

 

そして色違いイベルタルにチェンジし、イベルタルの悪の波動とエアスラッシュでエリートトレーナーBを無事に撃破。リーリエ、2回戦進出。

 

 

「キモリ!!君に決めた!!」

「アマーイ!!」

 

--アママイコちゃんとマオさんの声援!?うぉぉぉお!!力が漲って来たぞ!!

 

マオはエリートトレーナーCとの対決だったのだが、マオとアママイコの声援を聞いたキモリ(恐らく、中の人 麦わらのコック)はどういう訳か全能力が上昇。そして…

 

--行くぜ!!美女の声援が着いている!!

 

ジェプトルに進化してしまった。

 

「「「進化した!?」」」

 

そして飛び蹴り、2度蹴り、リーフブレード、メガトンキックのフルコンボで敵を瞬く間に調理した女好きジェプトルの力でマオも2回戦進出。

 

 

「バクガメス!!鉄壁からのボディープレス!!」

「ガメスン!!」

 

カキ。とうぜんながら2回戦進出。

 

 

「いっけ!!ドラえもん!!」

「ドラッパー!!」

「どっドラパルトだと!?」

 

アセロラ。ドラパルトを繰り出し、見事にエリートトレーナーDから三縦を奪い2回戦進出。

 

 

「ニンフィア!!ムーンフォース!!」

 

「バグフーン!!噴火!!」

 

セレナとヒカリ。観光客をフルボッコにして2回戦進出。

 

 

 

「ふっ…遂に私の出番か」

 

ベテラントレーナー。それはエリートトレーナーたる者が20年以上の経験を積み重ね、渋いおじさんやおばさんと成ってもトレーナーとしての腕前を比較的高めたエキスパート。そんなベテラントレーナーの1人がこのセレモニー大会に出場したのだ。勿論、目指すのは優勝だ。なに、今回はたまたま観光で訪れた気分次第であるが、彼は何度もリーグ本選に出場しては若いエリートトレーナー達に格の違いを見せつけてきたし、今回もアローラの子供達に実力を見せつけるつもりだったのだ。

 

「なに…誰が来ても勝つ自信があるさ」

 

そしてバトルフィールドに出たベテランを待ち受けて居たのは…

 

「準備OK?僕たちは何時でもオールOK!!」

「ブイブイブイ!!」

 

トレーナーゾーンにはライドポケモン用とは別の鞍を背中に装備させたホワイトキュレム。そのキュレムの背中に跨がったホワイト、そしてホワイトの頭の上に乗っかったイーブイ、そして…

 

「マカセロス……ボーマンダ、ユルサナイロス」

 

キュレムの足元には紫の珍虫が居たのだった。

 

「噂の彼か…私としては、バトルかコンテストどっちかに絞って欲しいがね。専門で日々、チャンピオンやトップコーディネーターを目指してる人に失礼だ。

両立という困難な物を行くか…私が彼に勝って引導を渡してやるとするかね」

 

そう、ベテランの相手はホワイトだったのだ。

 

「ゆけ、ゴロンダ!!」

「ゴロンン!!」

 

ベテランが繰り出したのはゴロンダ。ヤンチャムの進化系であり、タイプは悪と格闘の複合タイプ。格闘タイプでは有るのだが、悪タイプも入っておりエスパータイプの技が効かないのだ。だが、フェアリータイプの技は4倍と成ってしまう為にそこは気をつけないといけないのである。

 

「よし、イーブイ?レッツ、ショータイム!!」

「イーブイブイ!!」

 

だが、どういう訳かホワイトはイーブイを繰り出した。

 

「タイプ相性を知らないのか?コンテストでは無いのだぞ!!やれ、ゴロンダ!!」

 

ベテランはゴロンダに指示を出し、ゴロンダはイーブイに向かって突っ込んでくる。

 

 

 

「シロナさん!!」

「大丈夫よ、サトシ君。ホワイトのイーブイ、普通のイーブイじゃないの。突然変異で()()()()()()()()()()()普通じゃないのよ」

 

 

 

 

「ゴロンダ!!瓦割り!!」

 

迫り来るゴロンダの手刀。

 

「イーブイ!!ビリビリエレキ!!」

「ブイ!!」

 

次の瞬間、イーブイが10万ボルトに匹敵する電気技を繰り出したのだ。

 

「「「イーブイが電気技!?」」」

 

高圧電流を浴びたゴロンダは苦しそうに声を出し、片膝を着いてしまう。

 

「さらに続けてメラメラバーン!!」

「ブイ!!」

 

今度は炎技だ。イーブイは爆炎を纏いゴロンダに突撃し、ダメージを与える。

 

「そしてきらきらストリーム!!」

「ブイブーイ!!」

 

今度はフェアリータイプの技だ。妖精の力を帯びた突風がゴロンダを襲い、ゴロンダを倒してしまったのだ。

 

「バカな…そんな技、聞いたことがない」

「うん。僕が名付けたもん」

 

ゴロンダを倒されたベテラン。次にベテランが繰り出したのはドサイドンだった。

 

「ドサーイ!!」

「うおー!!おっきい!!イーブイ、戻って!!レッツ、ダンスターイム!!ミロカロス!!」

 

ホワイトはイーブイを戻し、ミロカロスを繰り出した。

 

「ミロカロス。レッツ、ドレスコード!!」

「ミロォォォン」

 

ミロカロスは口から水を吐き出し、それをサイコキネシスで操作してあろうことか…綺麗な水のドレスを纏ったのだ。

 

「じゃーん!!ミロカロス、ドレスモードでーす!!」

 

ホワイトの言葉に便乗するようにドヤ顔を決める、水のドレスを纏ったミロカロス。しかし、ベテランは我慢できなかった。これはポケモンバトルだ、コンテストではない。

 

「ふざけおって…ドサイドン!!メガホーン!!」

 

ドサイドンはベテランの指示に従い、物凄い速度でミロカロスに突撃する。しかし、ホワイトはニヤリと笑みを浮かべて

 

「引っ掛かった」

 

ドサイドンの攻撃がミロカロスのドレスに当たった瞬間、水のドレスが炸裂するような反応を見せて、ドサイドンを吹き飛ばした。

 

「なんだ!?」

 

「何が起きた!?」

 

「まさか…サイコキネシスとミラーコートを応用して、水のリアクティブアーマーを作ったのか!?」

「どうした急に!?」

 

これには観客もザワザワと騒がしくなる。

 

「リンドウ先生!?何が起きたんですか!?」

「成るほどな。ポケモンコーディネーターやポケモンパフォーマーでなければ、思い付かない戦法だな」

 

ホワイトの行った戦法をリンドウは仮説では有るが、理論を立ててサトシ達に解説してくれた。

 

「先ず。あの水のドレスをサイコキネシスで纏う。そして、相手の攻撃がドレスに当たった瞬間にミラーコートを発動…それかサイコキネシスで纏っている水のドレスを炸裂させる。そうする事で、水のドレスがリアクティブアーマーとなり…物理攻撃してきた相手にダメージを与えるって事か。言うならば、カウンターシールドの1種だな」

 

 

 

「ドサイドン!!何が起きた!?」

「ミロカロス!!ハイドロポンプ!!」

 

吹き飛ばされ、動けないドサイドン。そこへ、容赦なくハイドロポンプが襲い掛かり…ドサイドンは倒されてしまった。

 

「ドサイドンまで…くっ、クリムガン!!」

 

ドサイドンを倒されたベテラン。そんな彼は13年前の事を走馬灯のように思い出していた。

13年前、カントーリーグに挑戦した時だった。僅か10歳の赤い帽子(レッド)を被った少年に手も足も出ずにフルボッコにされた事を。

 

「あの赤い少年(レッド)、緑の少年(グリーン)、青い少女(ブルー)、青紫の少年(リンドウ)の事を今に成って思い出す!!この目の前の少年も、彼等と同じくイレギュラーだと言うのか!!」

「ミロカロス!!冷凍ビーム!!」

 

ホワイトの指示で放たれた冷凍ビーム。クリムガンは横に避けたが、あろうことかその冷凍ビームは屈折し、曲がり…死角からクリムガンに直撃してクリムガンを倒してしまったのだ。

 

ベテラントレーナー。13年ぶりに10歳の子供に負ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃のエーテルパラダイス。

 

「カイロスだ!!」

「カイロスじゃねーか!!」

「カイロスめ!!」

「惑星カイロスのカイロス!?どうしてこの世界に!?」

 

シオニラ隊長率いるウルトラ調査隊。ホワイトのカイロスをテレビ越しに見て、そう言った。




惑星カイロスは輝き様イベントで関わります。カイロスファンの皆、楽しみにしてね!!

次回!!デントVSサオリ先生。そして…デントは知る…本当の気合いパンチとサオリ直伝捨て身タックルを

ヒロインの人気投票!?みんなの推しは誰かな?

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