カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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記念すべき100回目!!メインキャラは当然の如く、サオリ先生!!


100時限目

サオリ先生VSデントの対決。そしてこれは同時に1回戦の最終試合と成るのだった。

 

「あら、私を倒そうだなんて度胸有るじゃない。私が鍛え上げたコイツと勝負してみる?」

 

ポケモンスクール教員のサオリが勝負を仕掛けてきた!!サオリはカイリキーを繰り出した。

 

 

 

 

「これが…レジェンド ヨシダ・サオリのカイリキー。なんて、マーベラスに鍛えられたんだ」

「ヤナッ……」

 

そんなサオリ先生と戦うのはサンヨウジムのジムリーダーの1人であり、弟2人にジムを任せポケモンソムリエとしての見聞を広めるために旅してるデント青年。そんなデントとパートナーであるヤナップの視線の先には鍛えられたカイリキーがポージングを行い、筋肉をアピールしながらデントのパートナーが出てくるのを待っていた。

デントはポケモンソムリエであると同時にジムリーダーだ。言わば、ポケモンのプロであり相手のポケモンの肉体を見れば、大体は分かる。しかし、サオリのカイリキーはデントが今まで見てきたカイリキーの中でも間違いなく最強だと言えるほどの力を持っているのだ。それも戦う前から判断出来る程に。

 

「凄いでしょ?なにせ、私が直々に鍛えてるからね!!」

「リッキー!!」

 

サオリ先生(本人が)は地球最強クラス。ポケモンさえもあっという間に倒してしまう人間最強。そんなサオリ先生は自分のポケモン達と自分を戦わせ、ポケモンを日頃から鍛えているのだ。これはレスリング界のレジェンド サオリ先生だからこそ行える事であり、他の人はやってはいけない事である。

 

「デント君。だれで来るのかしら?」

「勿論決まってますよ!!貴女がカイリキーを出すなら、僕は彼だ!!レッツヤナップ!!テイスティングターイム!!」

「ヤナップ!!」

 

サオリ先生がカイリキーを出すならデントも一番のパートナーを出すしかない。そこでデントは一番のパートナーであるヤナップを繰り出した。

 

デントは一切の慢心はない。なにせ、相手は最強のリーグであるカントー地方のジムバッジを全て集めてリーグ本戦に出場した猛者。それも自身のポケレスリングとしての強化選手…ニホン代表としての忙し過ぎる日々の合間を縫ってのバッジコンプリートだ。並みの相手ではない。

 

「先手は譲るわ。かかってきなさい!!」

「リッキー!!」

 

サオリ先生とカイリキーは先手を譲ってくれた。ならばこそ、デントとヤナップも期待に応えなくては成らないと言うことだ。

 

「勿論です!!ヤナップ!!タネマシンガン!!」

「ヤナップ!!」

 

ヤナップは口から数多の種を弾丸の如く…いや機関銃のように解き放った。タネマシンガン、草タイプの連続攻撃であり名前の通り植物や果物の種をマシンガンの如く速射する技である。放たれた種のマシンガンは物凄い速度でカイリキーに向かって直進する。だが、サオリ先生のカイリキーは逃げる素振りを見せない。何故なら、避ける必要が無いためである。

 

「教えて上げるわ。ポケモンの力はね…技だけじゃないのよ。私達人が、パートナーに技術を直伝させる事も出来るのよ。

古来より、人はパートナーであるポケモン達と力を合わせて様々な技を作ってきたわ。それは現代でも変わらない。子供達、良く見てなさい!!カイリキー!!廻し受けよ!!」

「リッキー!!」

 

廻し受け。それは空手等の様々な武術にある受け技の事であり、相手の攻撃を手で円を描くように受け流す武術の事だ。

 

カイリキーは2本の腕を使って廻し受けを行い、迫り来るタネマシンガンを全て払い除けてしまった。ポケモンの技術ではなく、正真正銘の武術。その気に成れば人間も出来る武術を見て、観客はどよめいた。

 

「矢でも鉄砲でも撃ってきなさい。私は破壊光線すら廻し受けで弾く事が出来るわ」

 

サオリ先生の友人であり戦友オロチ・ドッポは矢でも鉄砲でも廻し受けで弾く事が出来る。なお、サオリ先生は破壊光線すら廻し受けする事が出来る…と言うかブラストバーンやハイドロカノンさえも廻し受け出来る。

 

「こっこれはまさか!?武術!?」

「さすがね、デント君。私のポケモン達は私が鍛え上げた(物理)の。パートナーよ!!」

 

そう、サオリ先生のパートナーは誰もが人間の武術を習得してるのだ。その武術を使うことで、()()()()()()を使うことなく相手と戦う事が出来るのだ。例えばエスパータイプやフェアリータイプは格闘タイプの技は今一つだが、ポケモンの技を使わない攻撃ならダメージは低いが普通に通じるしゴーストタイプにも当たる。

そしてそれらをサオリ先生のポケモン達はサオリ先生から格闘術を教えてもらっており、ポケモンの技に遜色ない領域まで高まっているのだ。

 

「さあ…今度は此方から行くわよ!!カイリキー!!」

「リッキー!!」

 

サオリ先生の指示を受けてカイリキーは踵で踏み込み、物凄い速度で走り出した。

 

「ヤナッ!?」

「速い!?」

「捨て身タックル!!」

 

サオリ先生の十八番は御存知捨て身タックル。そんな彼女直伝の捨て身タックルはヤナップを一撃で吹き飛ばし、たった一撃で戦闘不能に追い込んでしまった。

 

「ヤナップ!!」

 

強いとは知っていた。だが、まさかデントもヤナップがたった一撃で倒されるとは思ってもいなかったのだ。

 

そして次にデントが繰り出したのはイワパレスだった。

 

だが…

 

「デント君。君は本当の気合いパンチを知らない…だから、此処で教えるわ!!」

「リッキー!!」

 

剛体術と呼ばれる体術が存在する。剛体術…それは拳が直撃するインパクトの瞬間に身体の間接を停めて、体重の全てを拳の1点に届ける事が出来るのだ。

サオリ先生のカイリキーの体重は筋肉量等の影響か、普通のカイリキーよりも重く140キログラム。カイリキーの渾身の打撃+気合いパンチの破壊力+剛体術による体重補正140キロが1点に加わり、僅か一撃でイワパレスさえも倒してしまった。

 

「パレース!?」

「イワパレス!?」

 

これぞ、サオリ式気合いパンチ。動きが鈍い(カイリキーより)相手にしか使えないが、圧倒的な力でハガネールさえも粉砕できる。事実、カウンターで放った気合いパンチでケイネ先生のハガネールをワンパンで倒しているのだから。

 

そして…デントが繰り出したマッギョに関しては…

 

「カイリキー!!ドレス!!」

「リッキー!!」

 

サオリ先生直伝の必殺技 ドレス。またの名をポケモン(人間)ヌンチャクで振り回され、カイリキーが纏う半透明のドレスの如く振り回された。

 

「マギョョョ!?」

 

そして最後にはベチョっと放されて…マッギョは倒れた。

 

ポケモンソムリエ…伝説の霊長類最強女子に敗れる!!

 

 

 

 

「サオリ先生!!凄い!!チャンピオンなれたんじゃない?」

「日の丸背負ってたから忙しかったのよ。だから四天王に挑む前に辞退したの」

 

マオの質問に対してそう答えたレジェンドサオリ。なお、その質問を聞いたリンドウは苦笑いを浮かべる。もしかしたら、自分の前のホウエンチャンピオンやレッドの前のカントーチャンピオンはサオリ先生に成ってたかも知れないのだから。




次回!!2回戦スタート!!

サトシVSカキ!!リーリエVSモーン博士!!

ヒロインの人気投票!?みんなの推しは誰かな?

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