カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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モーン博士…強くし過ぎたかも(笑)


103時限目 OTONA対アローラを担う子供

3回戦。マオVSサトシ、スイレンVSモーン博士、ホワイトVSヒカリ、シード権サオリ先生。

 

「やっぱりサトシは強いな…」

「アマーイ」

 

マオ。クラス最強クラスのサトシと戦い、手も足も出ずに負ける。なお、サトシは女の子と戦えないマオのジュプトルの事を考えて雄しか使わなかった模様。

 

「うん、知ってた。ホワイトは私より強いもんね」

「チャマ…」

 

ヒカリ。弟でもあるホワイトの圧倒的な成長速度に驚きつつ、見事に敗北する。確かにヒカリも素質豊かだが、あのレッドに匹敵する素質を持つ最強の10歳には勝てなかった模様。

 

サトシとホワイト、底を見せず準決勝に駒を進める。

 

 

 

そしてスイレンはモーン博士と戦う事に成ったのだが、モーン博士は初っ端からメタモンを繰り出した。モーン博士のメタモンの恐ろしさはスイレンも理解しており、スイレンは初っ端から切札のカイオーガを降臨させた。

モーン博士のメタモンは何が恐ろしいかと言うと、様々な伝説のポケモンに変身できる事ではない。様々な大きさや体重のポケモンに変化できても自在に戦えるという点だ。つまり、何度も鍛練を繰り返して様々な大きさ体格に馴れていると言うことだ。

 

だが、モーンは当然ながらスイレンのゲンシカイオーガの対策を考えていたのだ。

 

「カイオーガ!!メガシンカ!!」

「カイォォォガ!!」

 

スイレンのメガバンクルとカイオーガに持たせた藍色の玉が繋がり、カイオーガはゲンシカイオーガにメガシンカして始まりの雨が降り注ぐ。

始まりの雨はカイオーガの元の特性であるあめふらしの上位互換の特性だ。海を広げたと言われている超古代ポケモンであるカイオーガの権能、それを具現化させたとも言える力だ。

 

誰にも変えられない雨であり、ひでりでも砂嵐でも変えることが出来ない。誰にも変えられないのだ。この始まりの海の前では炎は全て消え去り、火は着火できない。

 

「そうか!!ならば、メタモン…アイツに変身だ!!」

 

メタモンは一度視認した存在に変身する事が出きるのだ。そしてゲンシカイオーガに対抗できる素質を持った存在が1人だけ存在する。それはカイオーガと同じく超古代ポケモンであるグラードンの事だ。

そして…モーン博士とメタモンは事前にリンドウを通してグラードンのメガシンカを確認している。

 

虹アオギリと同じく精神病院に入院しているグラードンの元トレーナーである虹マツブサ。そんな虹マツブサはグラードンのキーアイテムと言える、紅色の玉を持っていたのだ。エーテル財団が一先ず、その紅色の玉を持っているのだが…スイレンのカイオーガがゲンシカイオーガにメガシンカ出来ると知ったモーン博士とルザミネーネはリンドウとグラードンに協力を要請。その結果、リンドウはグラードンに紅色の玉を持たせてメガシンカを行うことが出来たのだ。

 

『グラードン!!今すぐメガシンカを解くぞ!!今のお前の特性は余りにも危険すぎる!!』

『グラー』

 

だが、グラードンがメガシンカを果たした姿 ゲンシグラードンの特性は影響がないゲームと異なり、余りにも危険だったのだ。

その特性は終わりの大地。名前の通り、地上の水分を全て喪わせて海さえも乾上がらせる恐ろしい力だった。その力はグラードンがメガシンカを維持し続けると、30分程でエーテルパラダイス周辺の海が沸騰し…やがて蒸発してしまう程だったのだ。

 

「グラガァァァァア!!」

 

勿論、メタモンが変身した姿はゲンシグラードン。終わりの大地をもたらす、大地の化身。ゲンシグラードンに成った瞬間に始まりの雨は止み…代わりに全てを乾上がらせる終わりの大地が始まる。

 

「暑い!?なに…これ?」

 

ゲンシカイオーガの特性で雨が降り続き、バトルフィールドは水浸しに成っていた。だが、メタモンがゲンシグラードンに成った事で一瞬でバトルフィールドの水分は蒸発して瞬く間に乾燥してしまった。

 

「カイオーガ!!根元の波動!!」

 

このままでは不味い。スイレンはゲンシカイオーガに指示を出す。だが、カイオーガは根元の波動が使えなかった。いや、カイオーガは根元の波動を使おうとしたが…繰り出した水は瞬く間にあっという間に蒸発して不発に終わったのだ。

 

「水タイプの技が使えない!?」

「メタモン!!今のうちだ!!」

 

そこからは一方的なフルボッコだった。必殺の水タイプの技が使えないゲンシカイオーガはゲンシグラードンと成ったメタモンに良いように攻撃を受け続け、倒れてしまったカイオーガに戻ってしまった。

 

「カイオーガ!?」

 

カイオーガ。戦闘不能。だが、ゲンシグラードンに変身して特性を維持するのはスタミナを消費するのだろう。メタモンはメタモンに戻り、モーン博士はメタモンを下がらせた。その為か、終わりの大地は終わった。

 

「よし、マッシブーン!!」

「muscle!!」

 

筋肉の化身が降臨する。アーマルドとアシマリは筋肉には勝てなかった。

 

スイレン、3回戦敗退。モーン博士、準決勝進出。

 

 

 

準決勝 サトシVSモーン博士。ホワイトVSサオリ先生。

 

「サトシ。あのメタモンの対策、お前ならどうする?」

 

試合前。サトシは入場口の通路をゆっくりと歩きながらルカリオと話をしていた。今回、モーン博士戦でサトシが使うポケモンはルカリオ、リザードン、ギラティナである。完全にガチ仕様だが気にしてはいけない。

 

「変身する前に倒すしかないよな」

「そうだ。攻撃するなら、その瞬間しかない。それか、変身から変身する間だ、それがあのメタモンの弱点だ」

 

サトシとルカリオも気付いている。あのメタモンは変身する瞬間、変身から新たに変身する瞬間に攻撃を与えれば元のメタモンのステータスとしてダメージが通る。ならば、その瞬間にダメージを与えて変身を中断し…ラッシュを仕掛けるか効果抜群の格闘タイプの技を与えるしかない。

 

「先制技が使えるルカリオ、お前が頼りだ」

「任せておけ」

 

そしてサトシとルカリオはバトルフィールドに入った。

 

 

 

「マブシ!!」

「待っていたよ、サトシ君」

 

モーン博士とマッシブーンはお先にバトルフィールドに入場しており、バトルフィールドではマッシブーンが綺麗なサイドチェストを決めていたのだ。

 

「む?マブシ…」

 

だが、そこでサトシはある違和感を感じる。それはモーン博士のマッシブーンが普段とは異なる鳴き声をしていたのだ。それにサイドチェストの捻りも少し甘い。

モーン博士のマッシブーンの鳴き声はmuscleだった筈だ。マブシではないし、もっとサイドチェストは鮮やかだった。つまり…目の前のマッシブーンは十中八九ゾロアークかメタモンだ。

 

「ルカリオ!!頼んだぞ!!」

「任せておけ!!」

 

違和感に気付き、マッシブーンではないと判断したサトシはルカリオを繰り出した。当然、速攻でメガルカリオにメガシンカである。

 

「神速だ!!」

「おう!!」

 

ルカリオは神速を使い、瞬時にマッシブーン?の懐に飛び込み…飛び込んだ瞬間にコメットパンチを叩き込む。その瞬間…

 

「ゾロロ!?」

 

イリュージョンが解かれた。マッシブーン?の正体はゾロアークだったのだ。

 

「波動弾!!」

「はっ!!」

 

そして解き放たれた波動弾。波動弾は必中技であり、壁や技で相殺しなければ必ず当たる。波動弾の直撃を受けたゾロアークは一撃で倒れてしまった。

 

「ギラティナやラティアスさんを誘い出すためにゾロアークをマッシブーンに化けさせたが…裏目に出たか。よし、メタモン!!」

 

そして次にモーン博士が繰り出したのはメタモンだった。当然、メタモンは何かに変身しようとするが…させまいとルカリオがメタモンに神速で急接近する。そしてメタモンを掴み、変身を中断させた。

 

「モーン!?」

「はっ!!」

 

ルカリオは直ぐ様、メタモンにインファイトを仕掛けてメタモンを確実に倒す。

 

「流石だ、サトシ君!!メタモンの弱点に気付くなんてね!!」

 

そして筋肉の化身 マッシブーンが降臨した。

 

「muscle!!」

 

マッシブーンは出るなり、本当のサイドチェストを繰り出した。恐らくはビルドアップだろう。ビルドアップは筋肉を意識し、筋肉をパワーアップさせて攻撃と防御をUPさせる変化技。しかし、筋肉がUPするという事は脚力もUPする。

 

「muscle!!」

「ぐぅぅわぁぁあ!?」

 

筋肉の化身はパワーアップしたmuscleパワーを使い、地面を踏み込んで消える。そして…ルカリオの眼前に現れて、爆裂パンチの一撃でメガルカリオを倒してしまった。

 

「muscle!!」

「よし、頼んだぞ!!ギラティナ!!」

「ギエェェェ!!」

 

次にサトシはギラティナを繰り出した。しかし、繰り出されたギラティナは瞬時にその姿を変えた。普段のギラティナは脚が6本あるドラゴンゾンビのような姿をしているが、此方は現実世界にいる間の姿であり…アナザーフォルムと呼ばれている。

ギラティナが普段…生息している反転世界と呼ばれる所に居る時はオリジンフォルムと呼ばれるムカデのように手足がない機動力特化の姿に成るのだ。此方は反転世界にいる間限定なのだが、バトルフィールドに出たギラティナは瞬時にこの姿に変化した。

 

実はと言うとサトシ。考古学者であるシロナからとあるアイテムを貰っていたのだ。そのアイテムは白金玉。このアイテムはギラティナと関係がある物らしく、シロナさんが見付けたものだ。この白金玉を持たせていると、ギラティナはメガシンカ…までとはいかないがステータスが上昇し、現実世界でもオリジンフォルムに成ることが出来るのだ。

 

そしてオリジンフォルムはアナザーと比べて、素早さが高く…サトシお得意の機動力を行かした戦い方を好む。

 

「龍の波動!!」

 

ギラティナはサトシの指示に従い、龍の波動を解き放つ。しかし、モーン博士のマッシブーンは腹筋に力を入れてモストマスキュラーを行い…筋肉を活性化させて受け止めてしまった。

 

「muscle!!」

 

筋肉は偉大である。

 

「マッシブーン!!見破るからの、馬鹿力!!」

「muscle!!」

 

モーン博士の指示を受けてマッシブーンはギラティナに向けて突撃する。マッシブーンとギラティナが接触する瞬間…ギラティナの姿がぶれて消えてしまった。

 

ギラティナの専用技…シャドーダイブだ。異世界に消え、相手に攻撃する技である。

 

「muscle!?」

 

そしてマッシブーンの背後からギラティナが現れ、マッシブーンはシャドーダイブの一撃を受けてしまう。だが、鍛えられたmuscleボディの為か…致命傷は受けていない。

 

「ギエ」

「ギラティナ!!シャドーボール!!」

 

今度はシャドーボールが解き放たれるが、マッシブーンは拳で払い除ける。

 

「マッシブーン!!DDラリアット!!」

「muscle!!」

 

マッシブーンはベイゴマのように回転し、物凄い勢いでギラティナに突撃する。DDラリアットは悪タイプの技であり、ギラティナに効果は抜群だ。

 

「ギエ!?」

 

だが、ギラティナは未だ倒れない。

 

「ギラティナ!!流星群!!」

 

その時…数多の星が降り注ぐ。流星群、ドラゴンタイプの技でトップレベルに威力が高い技であり…数多の星が相手を襲う技だ。

 

「muscle!?」

 

迫り来る全ての星を回避できず…マッシブーンは数多の星の直撃を受けてマッシブーンは煙に包まれて見えなくなる。だが、煙からボロボロに成ったマッシブーンが物凄い速度で突き抜けて来たのだ。

 

「なに!?」

「ギエ~!?」

 

「muscle!!」

 

ボロボロに成っても解き放たれた爆裂パンチ。その一撃を受けてギラティナは倒れてしまい…アナザーフォルムに戻ってしまった。

 

「頼んだぞ、リザードン!!」

 

最後にサトシが繰り出したのはリザードンだった。

 

「リザードン!!ブラストバーン!!」

「マッシブーン!!ギガインパクト!!」

 

爆光が混じる爆炎とmuscleパワーをフル動員した突撃。その2つがぶつかり、バトルフィールドに強烈な衝撃が発生し…立っていたのはサトシのリザードンであった。

 

サトシ、なんとか決勝に出場する。

 

 

 

「お見事よ、ホワイト君」

 

サオリ先生。ホワイトに負ける。そして……

 

 

 

 

『実況を担当します、ドーモドーモ!!イモトです!!

決勝戦は本人達の意向により、6対6のフルバトルを行います!!』

 

サトシVSホワイトの決勝戦はフルバトルで行われる事と成ったのだ。

 

サトシ。ピカチュウ、ゲッコウガ、リザードン、ルガルガン、ルカリオ、ギラティナ。

 

ホワイト。イーブイ、カイロスさん、アーマーガア、ベイリーフ、ミロカロス、キュレム。

 

「マカセロス、キラリンチョ」

「よし、ルガルガン!!お前に決めた!!」

 

サトシはルガルガンを繰りだし、ホワイトは我等がカイロスさんを繰り出した。

 

ポケモンマスターの従弟VSシンオウチャンピオンの息子の決勝が始まる!!

 




次回!!経験とZ技を使うサトシVSコンテストで磨いた技の応用のホワイト。

ヒロインの人気投票!?みんなの推しは誰かな?

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  • アイリス
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  • ハルカ
  • ラティアス
  • カスミ
  • リーリエ
  • マオ
  • スイレン
  • アセロラ
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