カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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サトシVSホワイトはーじまーるよ


104時限目 アニメ主人公VS白

サトシ。ピカチュウ、ルガルガン、ルカリオ、リザードン、ギラティナ、ゲッコウガ。

 

ホワイト。イーブイ、カイロスさん(色違い)、アーマーガア、ベイリーフ、ミロカロス、キュレム。

 

遂に始まったマナーロ・アイランドオープニングセレモニー大会の決勝戦。決勝戦はお互いに望めばフルバトルが可能であり、サトシとホワイトはお互いにフルバトルを望んだ。それ故に、決勝戦はフルバトルで行われることに成ったのだ。

 

先ず、始めにサトシはルガルガン、ホワイトは我等が珍虫カイロスさんを繰り出した。タイプ相性的にサトシのルガルガンが有利では有るが、カイロスはインファイトや馬鹿力等の優秀な格闘タイプの技を覚えるために一概には言えないだろう。

 

「ルガルガン!!岩雪崩!!」

 

サトシがルガルガンに指示を出す。その瞬間、ルガルガンは数多の岩石を産み出して…それらは岩石の雪崩のようにホワイトの珍虫目掛けて襲い掛かる。

 

右に避けても雪崩に巻き込まれる。左に避けても雪崩に巻き込まれる。これらを喰らえば怯み、更に痛いダメージを受けてしまう事は間違いないだろう。それにカイロスさんは宿敵?ライバル?でもあるヘラクロスやクワガノンと違って空は飛ぶことは出来ない。ジャンプ出来ても間違いなく岩石の雪崩に飲み込まれてしまう。正に絶体絶命、だが避けられる場所が1つだけ存在する。

 

「カイロスさーん!!穴を掘るで潜伏!!」

「マカセロス」

 

それは地面の中だ。じしんやマグニチュード、じならし等の地面を揺らす技の追撃がある可能性が有るがカイロスさんは虫タイプ。岩タイプの岩雪崩の方がダメージは大きく、地面に潜って岩雪崩を回避した。

 

『おーと!!紫の珍虫!!地面に潜ってルガルガンの岩雪崩を回避した!!』

 

そして2回戦敗退の珍獣ハンター、実況者となる。

 

此処でカイロスの生態について補足しておこう。カイロスさんは野生化では地面に潜り、角だけを出して寝る。そしてカイロスさんはクワガタではなく…実際には蟻地獄をイメージされたポケモンである。故に、カイロスさんは地面の中でも戦えるのだ。

 

「ルガルガン!!跳べ!!」

「ゴー!!カイロスさん!!」

 

サトシの指示を聞いたルガルガンは地面を蹴って高く飛ぶ。だが、地面からカイロスさんが回転しながら飛び出して大きな角でルガルガンを挟もうとしてくる。カイロスさんの挟む力は強く…捕まれたら0距離で地震を受けてしまう。

 

だが、ルガルガンはカイロスさんの角には挟まれず…逃れる事に成功する。もし、跳ぶのが少し遅かったらカイロスさんの角に挟まれ、じしんや挟みギロチンの餌食に成っていただろう。

 

「ニゲラレタロス」

「ワン!!」

 

少し離れた所に着地したルガルガンとその場に降り立った色違い珍虫。

 

「ルガルガン!!アクセルロック!!」

 

だが、ルガルガンの動きは速かった。ルガルガンはサトシの指示を聞くなり、アクセルロックを用いて珍虫カイロスさんに襲い掛かる。

 

「ロス!?」

 

当然、カイロスさんは虫タイプ。そしてルガルガンは岩タイプであり、アクセルロックはタイプ一致補正が働いて威力が増してカイロスさんに絶大なダメージを与える。

 

だが

 

「ワン!?」

 

カイロスさんは自信に激突したルガルガンを離さない。しっかりと腕でルガルガンの胴体を掴み、捕まえた。

 

「カイロスさん!!投げちゃえ!!」

「マカセロス!!」

 

ルガルガンの攻撃が産み出した運動エネルギーを利用し、カイロスさんは後ろ回りするようにルガルガンを投げた。当て身投げ、格闘タイプの技であり相手の物理技を受ける必要が有るが確実に相手を捕まえてダメージを与えることが出来る技である。

 

「ワン!!」

 

しかもこの当て身投げ。ゲームとは異なり、柔道や体術の身体捌きを応用することで相手の力を利用してダメージを与えることが出来る。ルガルガンはかなりの速度でカイロスさんにアクセルロックを放った為に、その力を利用されてはかなりのダメージを受けてしまった。

 

「ヤッタロス」

 

だが、ルガルガンは倒れない。しかし、サトシは同時に理解した。このまま戦っていれば、あの珍虫にルガルガンが負けてしまうと言うことを。

確かにタイプ相性と素早さならばルガルガンが勝っているが、カイロスさんは優秀な格闘タイプの技を覚えており…迂闊に攻撃すれば確実に痛い反撃を受けてしまう。そこでサトシは使うことにしたのだ。Z技を。

 

「ルガルガン!!使うぞ!!」

「ワン!!」

 

現在サトシが所有してるZクリスタルはノーマル、電気、悪、岩の4つ。1度の試合に対して同じクリスタルは1回しか使えないと考えても4回はZ技を撃てる。

 

サトシはZリングに岩のZクリスタルをセットした。

 

「行くぞ、これが俺達の全力だ!!

ワールズエンドウォール!!」

「ワォォォオ!!」

 

解き放たれるサトシとルガルガンのZ技。その一撃は回避不可能であり、巨大な岩盤と成ってカイロスさんに襲い掛かった。

 

「カイロスさん、まもる!!」

 

ホワイトが指示を出すが、それは無意味だ。何故ならZ技やキョダイマックスを行ったポケモンの技に対してまもる等の防御系の技は慰めにすら成らない。少しクッションに成るだけで防ぐことは出来ないのだ。

 

「マカセロス」

 

カイロスさんはまもるでバリアーを張るが、Z技はそれすらも粉砕してカイロスさんを倒してしまった。

 

「ヤラレタロス」

 

紫の珍虫…見事に轟沈!!カイロスさんは倒れてしまった。

 

「うん、ありがとうカイロスさん。よし、Let's Go!!イーブイ!!」

「ブイブイ!!」

 

カイロスさんをボールに戻したホワイトはイーブイを繰り出した。当然、サトシもこのイーブイがどんな存在なのかは知っている。

イーブイのタイプはノーマルタイプだ。しかし、ホワイトのイーブイはどういう訳か様々なタイプの技が使えるのだ。この大会でホワイトのイーブイが使用した技のタイプは電気、炎、フェアリー。どれも全て進化先と同じタイプだ。

 

(もしかして…)

 

場に出たイーブイを見てサトシは思う。もしかすればホワイトのイーブイが使えるタイプの技はノーマル、そしてイーブイの進化先である水、炎、電気、エスパー、悪、草、氷、フェアリーの8種類なのでは?と。

最悪、全てのタイプの技を使えるという恐ろしい可能性も否定は出来ない。だが、進化先のタイプと本来イーブイが覚える技しか使えないのなら地面タイプしか効果抜群がないピカチュウはそこそこ有利だろう。

 

だが、ピカチュウ以外なら間違いなく効果抜群を与えられて倒される危険性がある。それは全てのタイプが使えると考えればピカチュウも同じだ。

 

「ルガルガン…行くぞ。頼めるか?」

「ワン!!」

 

だが、既にルガルガンの体力は少ない。此処でルガルガンを温存するより、ルガルガンで出来る限り未知過ぎるイーブイの情報を集めることにした。

 

「ルガルガン!!アクセルロック!!」

 

目にも止まらない速度でルガルガンは襲い掛かる。

 

「イーブイ!!電光石火で避けて!!」

「ブイ!!」

 

イーブイも電光石火を用いてアクセルロックを回避し、ホワイトは新たな指示を出した。

 

「イーブイ!!どばどばオーラ!!」

「ブイ!!」

 

すると、イーブイはエスパーの力を持ったオーラを解き放ち、ルガルガンに攻撃する。すると、どういう訳かイーブイを光の壁と同一の効果を持つバリアーが包んだのだ。

 

「光の壁?」

 

『おぉぉっと!!ホワイト選手のイーブイ!!攻撃と同時に光の壁を纏った!?壁ではなく、バリアーのように身を包んだ!?これはどんな技だ!?』

 

これにはサトシや実況の珍獣ハンターもビックリ。そして、残り体力が少なかったルガルガンはこの一撃で倒れてしまった。

 

「よし、ピカチュウ!!君に決めた!!」

「ピカピ!!」

 

サトシはルガルガンをボールに戻し、続いてピカチュウを繰り出した。

 

サトシの初めてのポケモン ピカチュウ。ホワイトの初めてのポケモン イーブイ。進化を拒むピカチュウ、突然変異で進化が出来ないイーブイ。初めてのポケモンでありマスコット対決が始まる。

 

 

サトシ 残り手持ちピカチュウ、ゲッコウガ、リザードン、ルカリオ、ギラティナ。戦闘不能 ルガルガン。使用可能Z技は電気、ノーマル、悪。

 

ホワイト 残り手持ちイーブイ、アーマーガア、ベイリーフ、ミロカロス、キュレム。戦闘不能 紫の珍虫カイロスさん。




次回!!マスコット対決…からのホワイトが追い込まれていく!?

「先生!!サトシが勝ちそうですね!!」
「でもな。今のホワイトは冒険に出て半年も経ってないぞ?」

そして追い込まれた白は最強の保護者 キュレムを降臨させる!?

ヒロインの人気投票!?みんなの推しは誰かな?

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