カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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ディアルガとパルキア…早まる(笑)


108時限目

ショウのディアルガとパルキアはサトシが過去に遭遇した個体とは別個体である。と言うのもサトシがかつて遭遇したディアルガとバカヤロー!!と叫ばれて精神的にダメージを受けたパルキアの他にも……ディアルガとパルキアは存在しているのだ。

 

と言うのもディアルガとパルキアとギラティナ。アルセウスがその気に成れば無から産み出すことが可能であり、アルセウスは昨年度にも無からギラティナの卵を産み出してはゴールドに挙げた事もある。

サトシのギラティナは勿論、サトシのギラティナと同時期に産み出されたシンオウ映画皆勤賞のディアルガとバカヤローのパルキアは怪獣サイズはあり…ショウのディアルガとパルキアより一回りほど大きい…言うならばオヤブン個体とも言えるだろう。ショウのディアルガは5メートル程だが、サトシがかつて遭遇したディアルガはそれよりも大きかったのだ。

 

「ディァァルガ!!」

「パルキュュア!!」

 

そんなディアルガとパルキア。まさかのアローラの大地に降臨。メレメレ島の朝日を浴びてか神々しく輝いており、サトシとセレナの目の前に現れたのだ。

 

「サトシ!?このポケモンって…」

「ああ!!ディアルガとパルキアだ!!俺の友達だよ」

 

サトシは今まで数多の伝説のポケモンと出会っては友達と成ってきた。ミュウツーは次男(逆襲)と妹(覚醒姉御)と心を通わせたし、ルギアだって友達と成った。更には神とも言えるアルセウスとも友人となった男である。

しかし、そんなサトシはアローラに遊びに来たディアルガとパルキアを良く見て違和感に気付く。

 

「あれ?」

「ピカッ?」

 

なんか…前会ったときと比べて縮んだ?

 

そう、目の前のディアルガとパルキアはサトシが過去に友達と成ったディアルガとパルキアよりも小さいのだ。だが小さいと言えど…成体と成っている伝説のポケモン。サトシが過去に出会ったディアルガよりは小さいが、それでも5メートルはあり…キュレムやレシラムと同じぐらいの大きさをしており、充分に大きい。

 

「いや…そんな訳は」

 

ディアルガとパルキアがこの世界に2頭いた。別に可笑しな話ではない。伝説厨のタクト君だってレックウザとグラードンを持ってたし、もしかしたらアルセウスが複数造ってたかも知れないのだから。

 

「記録!!記録ロト!!」

 

だが、珍しいポケモンが居れば記録してしまうポケモン図鑑が此処に居た。最近、めっぽう出番が少なくなり最早…空気と成り果ててきたロトム図鑑であった。

ロトムはディアルガとパルキアを記録するためか、カメラ機能でスキャンする。だが、ある意味それが間違いだったのかも知れない。何故なら、このディアルガとパルキアは

 

「ロト!?大変ロト!!そんな事がある筈ないロト!!」

 

明治初期にモンスターボールが捕獲されており、IDが存在していた。しかもディアルガとパルキアのIDは同一、つまり同じトレーナーがこのディアルガとパルキアを捕獲してパートナーにしたのである。

 

「このディアルガとパルキア…明治時代に捕獲されてるロト!!そんな…そんなバカな事が有るのかロト!?モンスターボールが発明されたばかりの頃だロト!!

ボールの性能も今より低く、ポケモンの事が良く分かってなくて多くの人々がポケモンを恐れてた時代だロト!!手持ちだって6匹全部埋めてた人は誰も居なかった筈なのに!!」

 

あり得ない…そうあり得ないのだ。ディアルガとパルキアを捕まえることがあり得ないのではない。

ロトムは図鑑の莫大なデータを蓄えて記録している故に、ポケモンの本格的な記録が始まってからの歴史は詳しい。そんなロトムは知っているのだ、明治初期とそれ以前に存在していたポケモンと人間の壁と言える魑魅魍魎な時代の事を。

事実、明治以前の江戸時代末期の事だ…ジョウト地方の怒りの湖にはかつて集落が存在していた。しかし、江戸末期に怒りの湖に生息していたギャラドスが大勢の人々を襲い多くの被害者が出たのだ。多くの人がポケモンを恐れ、ポケモンに恐怖を抱いていた。狂暴なポケモンに集落を潰されるなんて結構有った残酷な時代であった。

 

「グルルル!!」

「ガルルル!!」

 

だが、ロトムの言葉が気に入らなかったのか…ディアルガとパルキアは唸り声を小さく挙げる。そして、ロトムの脳内にテレパシーを使い直接話し掛けてきた。

 

『貴様…ショウを…俺達のお嬢がなんだって?』

 

先ずディアルガがテレパシーで伝え

 

『我等のお嬢に文句が有るのですか?』

 

パルキアがテレパシーで伝える。勿論、ロトムだけにテレパシーを使ってるのでサトシ達には伝わっていない。

 

『『む?あれは……ホワイト先輩!!キュレムの叔父貴!!そしてマイエンジェル!!』』

 

だが、パルキアとディアルガは何かに気付いたのか…メインストリートの方を向いて笑顔を浮かべた。彼等の視線の先にはマラサダを食べながら歩くヒカリとホワイト、そして2人を見守るキュレムが居たのだった。

 

『まてパルキア。ホワイト先輩…なんかちっちゃくね?俺達の知ってる先輩は身長176センチは有るよな?』

『なんか、あのホワイト先輩…小学生位だな。マイエンジェルより小さくないか?はっ!?まさか、今は平成!?来る時間間違えちまったよ!!数年早かったよ!!』

『てっ事はあのマイエンジェルはマイエンジェルではなく、ヒカリの姐さん!?姐さんじゃないか!!ポッチャマ連れてるしよ!!』

 

その瞬間…ディアルガとパルキアは何かが有ったのか…突如としてムンクの叫びのような表情をしたのだ。

何故ならこのディアルガとパルキア…実はショウのディアルガとパルキアであり、のんびり100年以上の永い年月、令和にタイムスリップしたショウを待っていたのだ。そんなディアルガとパルキアは久々…地上に出てきて文明が発展した事を受けて時が来たと思いやって来た。しかし、時が7年早すぎたのだ。

 

『帰るぜブラザー。俺達は速すぎたんだ』

『だな。7年後…またアローラに来よう』

 

そしてサトシとセレナには伝わらず、ディアルガとパルキアは帰っていった。

 

「どうしたんだろう…」

「なんだったんだろうね」

「ピカ…」

 

なお、サトシがさっきのディアルガとパルキアと再会するのは7年後であった。

 

 

 

 

「マーマネ、アセロラ。お前達には黙っていたがシビシラスとヒトモシはお前達に託すつもりで預けた。お前達が良かったら、このままパートナーにしてくれ」

「いいの!?」

「本当に!?」

 

一方…マーマネとアセロラ。リンドウから正式にシビシラスとヒトモシを貰い受ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、此処から遥かに遠い所。

 

「シカリ…シカリ……シカリ!!」

 

光を喪いし、光の神が助けを求めて我を忘れて動き出す。

 

――見えない…何も見えない。照らせない…照らせない…誰か…誰か…私を殺してくれ…もう抑えられない。我が友アルセウス…貴方ならどうする?貴方と違い、我が星の人間に裏切られた私はどうすれば良い?誰か…光を……光を…。

 

その神はかつての姿と異なり黒ずみ…光を無意識に求める。




ポケセン体験が終わり次第……輝き様を救えが始まります。


マスターオブパープル(リンドウ)、レジェンドオブレッド(レッド)がウルトラガーディアンズに参戦するまでもう少し。

???「おおう、圧政者よ」

序にまさかのアイツが登場フラグ!?どうなるの?輝き様救出編!!

ゴウとコハル、前倒しで出す?(なお、不定期ゲスト)

  • アニメ主人公のゴウくんはよ!!
  • アローラチャンピオン決まってから
  • それより、タケシ!!
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