筋トレ依存症に成ってマッシブーンみたいな日常送ってました
今日は待ちに待ったポケモンセンターでの職業体験。貴重な職業体験の授業であり、今は旅をしていないポケモンスクールの学生達に取っては初めてで貴重な体験と成ることは間違いない。
だが、そこでリンドウの教え子であるサトシ達、引率であるリンドウとブルーを待っていたのはポケモンセンターハウオリ支店の顔と言える若いジョーイさんではない。ジョーイさんの妹であり、顔はジョーイ一族特有の顔立ちではなくジョーイ顔が遺伝しなかったジョーイさんの妹でありアストルフォの姉であるサクラという新人ポケモンドクター、そして彼女のパートナーであるトリトドンであった。
と言うのも今回の職業体験だが、ジョーイさんのお手伝い等を行いながらポケモンセンターというポケモントレーナーに無くてはならない設備がどういう所なのか実際に体験しながら改めて知るというのが目的であった。なので、今回の特別講師はジョーイさんに成る筈であった。
だが、こうしてリンドウを出迎えたのはジョーイさんではなくジョーイさんの妹でありイリマ達と共にかつてポケモンスクールを飛び級で卒業したサクラとトリトドン。
「リンドウ先生、お久し振りです」
「ぽわぐちょ」
「サクラ。此方に帰ってきたのか。と言うことは、ポケモンドクターに成ったのか」
「はい。無事に成りましたよ」
サクラと呼ばれた少女は羽織った白衣を見せるためか、その場でくるりと1回転回った。そんな彼女の腰にはモンスターボールが6つセットされている。1つがトリトドンだとしても後、5体のパートナーが居るのだろう。
「リンドウ先生…この白衣の人と知り合いなんですか?」
「そういや、サトシ達は初めましてだったな。この子はサクラ、もう2年ぐらい前か?俺が副担任として面倒を見てた子でな。卒業後はポケモンドクターに成るためにカントーに留学してたんだよ。つまり、お前達の先輩だ。ほれ、挨拶」
サクラはイリマ達と同じクラスだった…つまりリンドウが初めて担当した教え子の1人であり言うならばサトシ達の先輩なのである。
「「「初めまして」」」
「初めまして」
「所でサクラ。ジョーイさん……お前のお姉さんはどうしたんだ?」
だが、肝心のジョーイさんはこの場にいない。ジョーイさん一家はポケモンセンターハウオリ支店が家なので、此処で暮らしてる筈なのだがどうしたのだろうか?出てこないとなればなんらかのトラブルが発生したのだろう。
「リンドウ先生。姉は風邪を拗らせて…今日は表に出てこれないんです。母は夜勤で今は夜に備えて寝てます。なので、急遽私が担当って事で」
「ジョーイさんが体調不良でママさんが夜勤か…それはしょうがないな」
肝心のジョーイさんは風邪を引いて高熱が出てしまい、寝込んでいる。もう1人のジョーイさんと言えるジョーイママは24時間勤務であるポケモンセンターの夜を担当するためか、本日は夜勤なので日勤の時間帯は夜に備えて眠っている。
なので、職業体験でやって来たサトシ達の面倒を見ることが出来るのは今日実家に帰ってきたこの若きポケモンドクターの少女しかいないのである。
「実家に帰ってきて早々……大変だな」
「でも…やるしかないんですよ、しゃんなろー!!」
なお、末っ子のアストルフォ君はクラスメートの所に遊びに行っている。理不尽であった。
ジョーイさんだって人間だ。24時間営業のポケモンセンターを家族ぐるみで経営していれば、いつかは限界が来てしまうし休みだって殆ど無いだろう。カロス地方のとあるジョーイさんは激務のお陰か少しやさぐれており、ポケモンバトルの施設でバトルを行いストレスを発散させているとか。
だが、それでもやるしかないだろう。こうして、リンドウの教え子達が学ぶポケモンセンターの職業体験が始まったのだった。
ご存知、ポケモンセンターのお仕事は大きく分けて2つ存在する。それはポケモンの回復と治療、そして旅するポケモントレーナーの宿泊である。
「取り敢えず、姉さんが事前に研修着を用意してくれたのでコレに着替えてくれる?
男の子は流石に腕章だけどね」
しかし、職業体験を開始する前にやるべき事がある。それは回復マシーン等の基本的な業務の説明、そしてポケモンセンターという職場で働くのだからそれに相応しい研修着ことナース服にお着替えである。だが、男の子は流石に腕章であった。考えてほしい…男の子とは言え、男の女装ナース服を見てみたいと思うだろうか?サトシならまだ良いだろう、だがリンドウやカキのナース服を進んでみたいという物好きは極少数である。
「てっきり、俺も女装されるかと」
「えっ?サトシ、女装したことがあるの?」
なお、リンドウは知らないことだがサトシは過去に多々…女装した事がある。
女子生徒+ブルーはナース服に着替え、サトシ含む男子生徒は腕章を着けて準備は完了である。では此処でポケモンセンターの業務に関して説明しよう。
その1回復マシーンの使い方。
「これがご存知、回復マシーンね。旅先でポケモンセンターでのバイトを経験したら使うも知れないから覚えておいて。
この穴にポケモンが入ったモンスターボールを大きくしてからセット」
先ずは回復の基本である回復マシーンの使い方からであった。
職業体験先の先生と成ってしまったジョーイさんの妹でポケモンドクターであるサクラはトリトドンをボールに戻し、トリトドンを含めたパートナーが入ったモンスターボールを大きくしてから回復マシーンの窪みにセットする。
すると回復マシーンの上にあるモニターに、セットされたモンスターボールの中に入ってるサクラのポケモン達が映し出された。
「サクラ先輩のポケモン達!?」
「見たことがないポケモンが一杯だ!!」
「記録ロト、記録ロト!!」
画面に映し出されたポケモン達はトリトドン、キュワワー、ヌメルゴン……但しカタツムリのような貝殻を背負ってる、サーナイト、アローラキュウコンが映し出されたのだ。
「ボールをセットしたら、先ず最初に画面を操作してポケモンを診断。これは一瞬で終わるから、それが出来たら画面に回復って表記されるからそれをタッチ。するとね、回復マシーンにセットされたポケモンは元気になるの」
回復マシーンの操作は簡単だ。先ずはボールに入ったポケモン達を預り、マシーンにセット。次にタッチパネルに表示されたボタンを押して自動的にポケモンを診断。それが終わると回復という表示が出るのでそれをタッチ。するとあら不思議、一瞬でポケモン達は元気に成るのであった。
「後は宿泊の手続きとかだけど、これはお父さんがやってくれるからお父さんから聞いて。まあ、近くにホテルが有るから、このポケセンに宿泊する物好きは少ないけどね」
ポケセンには宿泊する事が出来る。他の地方ではリーグ挑戦の為に、各地のジムを巡りながらジムバッジを集めるポケモントレーナーやコンテストに出場するコーディネーターorパフォーマーが良く利用する。
当然、ジムやコンテストが盛んなニホンの地方では多くの旅人がポケモンセンターで宿泊している。しかし、メレメレ島ハウオリ支店のポケセンでは近くにホテルがあり、やって来るのは観光客がメインであり…そんな観光客の皆様はホテルに宿泊するのでポケセンに宿泊する人は極少数である。
そしてサクラから一通りの説明を受けたサトシ達の…
「「「ようこそ!!ポケモンセンターへ!!」」」
国家公認実質ブラック企業(場合による)の体験が始まるのだった。
「ポケモン回復させてくださーい!!」
「俺のも!!」
「お願いします!!」
「バトルに負けて悔しいです!!」
そして多くのトレーナー達が一斉にポケセンに雪崩れ込む。
「えっ!?私がポケモンスクールに通ってた頃はこんなに忙しく無かったですよね!?」
「あー、多分…アローラリーグが開幕するからだろうな。アローラの人々もバトルに興味を持ってくれた証拠だ」
アローラリーグが迫るためか、ポケセンは2年前より多忙と成るのだった。
「モンスターボールを10個下さい!!」
「フレンドリーショップは10時からオープンです!!」
果たして…サトシ達の運命は!?後半に続く!!
次回!!救世主としてやって来るタケシ!!デュエルスタンバイ!!
ゴウとコハル、前倒しで出す?(なお、不定期ゲスト)
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アニメ主人公のゴウくんはよ!!
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アローラチャンピオン決まってから
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それより、タケシ!!