カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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この作品あるある。ポケモン新作が出たら再開する


111時限目 ポケセンは大変です

ポケモンセンター……縮めてポケセンは毎日多くの方々が利用でき、連日多くの方々が利用する。世界共通としてポケモンの回復やトレーナーの宿泊(食費含めて無料!!)は勿論のこと、パソコンを通じてポケモンの送り合いや預かり、故郷の両親や博士との連絡も出来るのだ。だが、日本国内のポケモンセンターで出来るのは主にこんだけであるが、海外のポケモンセンターはこれら+出来ることがあるのだ。

 

今現在、リンドウ達が滞在してる及び暮らしているアローラ地方やブラックの故郷であるイッシュ地方、セレナの故郷であるカロス地方、世界で3番目に強いチャンピオンであるダンデ(この世界じゃリンドウ+レッドが居るため)が暮らすガラル地方等ではポケモンセンターの中にフレンドリーショップが有るのだ。

 

 

午前9時半。サトシ達の職業体験inポケモンセンターメレメレ島ハウオリ支店の駐車場に1台のトラックが到着した。トラックは4トントラックであり、そこそこの荷物は積載できるのだ。

 

「ふぅー、ゴーリキー。今日も仕事がやって来たな」

「ゴゴ!!」

 

そんなトラックの運転席と助手席には、フレンドリーショップの店員さん…そして店員さんのパートナーであるゴーリキーが座っている。そう、この店員さんはポケモンセンターの中にあるフレンドリーショップで働く店員さんであり、シフトの都合上……なんとリンドウの教え子が職業体験を行っている日にやって来たのだ。

 

店員さんとゴーリキーはトラックから降りて、荷台を開けて本日の付属品である商品を荷台から下ろしていく。最近、アローラリーグが開催される為かモンスターボールや傷薬が結構売れるのだ。フレンドリーショップとしては利益が上がって嬉しい限りだ。今年のボーナスは期待が持てるぞ!!

因みにフレンドリーショップは完全週休二日制のシフト制。つまり、この店員さんは家族営業で年中無休のポケセンハウオリ支店のジョーイさん一家と違って充分に休めるのだ。

 

「おはようございます!!フレンドリーショップでーす!!」

 

店員さんはゴーリキーと共にポケセンの門を潜る。そこで待っていたのは……

 

 

 

 

「モンスターボール10個下さい!!」

 

「いや、俺が先だぞ!!友達と深く探検して新しいパートナーを探したいんです!!傷薬を下さい!!」

 

「俺もモンスターボールを!!」

 

「私はお小遣いに余裕が有ります!!ハイパーボールを3つ下さい!!」

 

「俺も!!」

 

「俺も!!」

 

「私も!!」

 

「僕も!!」

 

朝早くからポケセンセンターにやって来てはフレンドリーショップの前で列を作っていた、少年少女の行列が店員さんに雪崩れ込んできたのだ!!

 

「えっ!?ちょっ!?わぁぁあ!!」

「ゴゴ!?」

 

 

 

「どうやら、店員さんも1時間前の俺達と同じ状態に成ったな」

「笑い事じゃないですよ、先生。私んち(ポケセン)にはバトルコートもあるんです。あの子達がバトルしたら、直ぐに此方でポケモンを回復させますよ。無限ループですよ……私がカントーに居た間に……こんなに忙しくなるなんて」

 

そして客の雪崩に揉みくちゃにされる店員さんとゴーリキーを眺める人物が居た。それはポケセンの職場体験の引率としてやって来たのは良いが、開幕早々のお客様ラッシュに巻き込まれて少しくたびれたリンドウ先生。そんなリンドウ先生の後ろでは同じく疲れはてたジョーイさん一族次女(顔は似てない)のサクラ先輩がカルテを眺めていた。

 

「先生…暇に成ったらバトルに付き合って下さい。やっぱりストレス発散はポケモンバトルに限ります!!」

 

このサクラ先輩、バトルジャンキーの素質もあった。まあ、無理もないだろう。彼女の親戚にあたるとあるジョーイさんもブラック環境まっしぐらのポケセン勤務でのストレスをバトル施設で発散しているのだから。

 

「俺は良いけどな。サトシ達がしたいって言ったら、サトシ達としてやってくれ。あの子達の良い経験になるしな」

「でも噂のサトシくんは別として、私は本気でやりたいんですよ!!向こうじゃ、タケシ位しかマトモに相手出来なかったので」

「おけ、だったら話しは別だな!!」

 

ニヤリと笑みを浮かべるリンドウ。かつての教え子の実力を直接確かめるのも良いだろう。なに、マトモにタケシと戦えるなら少なくとも今のカキ達より強いだろう。戦い方次第ではスイレンにも勝つことが出きるだろう。

 

すると、ポケセンの自動ドアが開く音が響き……1人の若い女性がやって来た。

 

「あっ!いらっしゃいませー!!」

「レイナじゃないか!!此方に来たんだな!!」

 

「はい。私がホウエンリーグに挑戦し、貴方に挑んだ以来ですね。リンドウさん」

 

その女性はカントーのガラガラを連れ歩きしていた。

 

 

 

一方のサトシ達。

 

サトシ達……ポケモンスクールの学生の諸君+ブルーはジョーイパパから宿泊施設の準備の説明を受けていた。

 

「うちじゃアローラが観光に力を入れてるためか、多くの旅行客はホテルに泊まる。だからうちに宿泊するトレーナーは少ないんだ。

今、連泊してるのはレッドさんだけだね。だけど、急な宿泊客が来るかも知れないから準備だけは行うことね」

 

御存知、メレメレ島のポケセンに宿泊するトレーナーは少ない。居るとすれば他の島のトレーナーが島巡りやパートナー探しで宿泊したり、レッドのような物好きが宿泊する位だ。他の島々……ウラウラ島やアーカラ島そしてポニ島のポケセンにはメレメレ島ポケモンスクールの生徒達が良く宿泊してるが、ポケセンハウオリ支店を宿泊場所に選ぶのは物好きや賃金を安く抑えたい人ぐらいである。

 

「君達に今からして貰うのはベッドのセッティング、掃除だね。普段は私がカフェのオープン前に全部やってるけどね」

 

なお、宿泊部屋の掃除は全てジョーイパパが御一人で休まずにやっている。しかもカフェがオープンする迄にである。その後は必要であれば宿泊客の昼食を作ったり、夕飯の仕込みを行ったりだ……何時休んでるのだろうか?

 

「大変ですね…」

「だけど、日々頑張って夢を追うトレーナーの皆様を思えばへっちゃらさ!!」

 

との事である。宿泊部屋のセッティングを終わり、ロビーに戻ってきたサトシ達であったが……そこでは

 

「ほー、シンオウリーグじゃシロナさんに挑めて、イッシュリーグは決勝まで進めたのか」

「はは……でもイッシュリーグじゃタクトって人に負けちゃいましたね」

 

リンドウと親しげに話す若い女性が居たのだ。だが、その女性を見たブルーは嬉しそうに笑みを浮かべて、その女性に近付いていく。

 

「レイナ?レイナじゃない!!物凄く大きくなったわね!!あっ!!このガラガラ……あの時のカラカラちゃんでしょ!!」

「ブルーさん!!お久しぶりです!!」

 

そう、お気づきの方も居るだろう。彼女はレイナ、かつてシオンタウンに訪れたレッド、リンドウ、ブルー、グリーンが出会ったポケモンハウスの子供である。そんな彼女も年月と共に成長し、今では立派なトレーナーに成長したのだ。

因みに戦績はカントーリーグ優勝(ただしレッドに敗北)、ホウエンリーグ優勝(ただしリンドウに敗北、ボスは突破できた)。シンオウリーグ優勝(シロナさんに敗北)と……普通に四天王をボコボコにしてチャンピオンに挑める強さを持つ。

 

因みに現在の手持ちはガラガラ(カントー)、フシギバナ、リザードン、シャワーズ、そして……イッシュで出会った2体である。

 

「ライチさーん!!ライチさんはいらっしゃいますか!?」

 

そんな時だった。ポケモンセンターの入口が開き、1人の人物が入ってきた。その人物とは遠路遙々、今回は単独でアローラにやって来たポケモンドクター タケシである!!

 

「「「タケシ!!」」」

「「「「タケシだ!?」」」」

 

そして……タケシは美女……お姉さんが大好きだ。その例に漏れず、タケシはレイナの手を握り、声をかけてしまった。

 

「お姉さん!!私はタケシと申します!!遠路遙々、カントーから来ました!!」

「奇遇ですね。私もカントー出身なの」

 

その時だった。レイナの5番目と6番目のモンスターボールが開き、そのパートナーがレイナとタケシの間に割って入ってきた。

 

「失礼。私はフジ博士の代わりにレイナを導く義務が有る」

 

それは女性の声で話すミュウツー。そして紫色でタガメをサイボーグにしたようなポケモン……ゲノセクトであった。

 

「ミュウツー!?」

「あっ……お前、もしかして!!」

「元気そうで良かったですよ、少年」

 

なお、このミュウツー。サトシと過去に会っていた模様。詳しくは神速のゲノセクトを見よう!!

 

「これが普通のミュウツー…スリムだ」

 

「ああ、俺達が最初に聞いたミュウツーは筋肉の化身だったからな」

 

「うん。muscleじゃないんだね!!」

 

そしてポケモンスクールの生徒達であるスイレン、マオ、リーリエ、カキ、マーマネ、アセロラ、セレナはようやく普通のミュウツーと出会う。

 

「えっ?muscle?」

「ああ、お前のお兄さんだが……レッドが捕獲したのは良かったが……反逆を繰り返してな。反逆と鎮圧を繰り返し、気が付けばmuscleボディーを手に入れたんだよ。ミュウツー・マサラの姿だな」

 

リンドウがスマホの写真……ミュウツー・マサラの姿を見せ、ミュウツーは額を抑えた。

 

「兄上……おいたわしや」

 

うん。何年も会っていない長兄が筋肉の化身に変わってたら、誰だってそうなる。

 

 

「宿泊するなら、此方の帳簿にサインをお願いします」

「「あっはい」」

 

なお、ポケセンに宿泊する人は帳簿にサインが必要である。ポケセンに宿泊するため、レイナとタケシはサインした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シッ……シカリ!!」

 

光を喪った異世界の神が、コウモリのようなウルトラビーストを追い掛ける。

 

「マナペーヤ!!」

 

そのウルトラビーストは必死に逃げる。間違っても惑星カイロスには逃げたくない、ならば逃げる先はアルセウスが統べる太陽系の惑星 地球の世界だ。




次回!!ジョーイママが起きてきて、無事に今日の研修は終了。サトシ達もゆっくり出来ると思った矢先……

ブルー「リンドウ!!空から知らないポケモンがぁぁあ!!」
リンドウ「なんじゃありゃ!?(ルナアーラ降ってきた!?)」

輝き様編スタート!!

レジギガス「もう大丈夫…なんでかって?私が来た!!」

???「おお、圧政者よ!!」

強力な助っ人もやって来る!!

レッド「悪いが、今回はお前の力を借りるぞ……」

そしてレッドの禁止伝説ポジが明らかに!!ヒントは本当に特別なヤツ(アニメ)。

ブルー「よし、お姉さんと来なさい!!」

ブルー……新たなポケモンをゲットするってよ。

ゴウとコハル、前倒しで出す?(なお、不定期ゲスト)

  • アニメ主人公のゴウくんはよ!!
  • アローラチャンピオン決まってから
  • それより、タケシ!!
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