カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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ミイラ化石って知ってます?


113時限目

数ヵ月前 別次元の星 惑星カイロス。そこはカイロスの顔を模したような惑星であり、珍虫カイロス達が幸せに暮らしている惑星である。地球からの行き方はウルトラホールを潜るしか行くことが出来ず、人間ではどうやっても行くことが出来ない。

 

「君に頼む。この銀河の危機を救う手立てを見つけて欲しい」

「マカセロス」

 

そんな惑星カイロス。実はネクロズマが治めていた銀河の中に存在しており、距離感はネクロズマの惑星からだと…地球と火星位の距離感であった。惑星カイロスの住民達はネクロズマに異変が起きた事を薄々感じており、その異変を解決する為に1匹の色違いカイロスを地球に派遣したのだ。

 

「キラリンチョ」

 

その色違いカイロスは後に、ホワイトにゲットされたカイロスさんであったが……彼はすっかりと任務を忘れてしまいホワイトとの旅を楽しんでいるのは内緒である。

 

 

 

そして時は現代。時間的にはルナアーラがポケセンに墜落し、ネクロズマ襲撃事件から翌日である。

 

「うっ……ごめんなさい。どうしても力が出ないわ…」

 

「うー……力が出ないな。プロテインを飲んでもこれか…」

 

「今日は店仕舞いだ……」

 

「何処にも行きたくない……」

 

「今日は疲れた……もう寝る」

 

ネクロズマはポケセンを襲撃し、リンドウと戦った後姿を眩ました。間違いなく、アローラの何処かに潜んでいるのは間違いないのだが残念ながら居何処は掴めていない。それどころか、アローラの色んな所にウルトラホールが観測されており、何時…何処でウルトラビーストがやって来るのか分からない。

そして同時に奇っ怪な事が起きていたのだ。それはどういう訳か分からないがアローラ中の殆んどの大人達が元気を無くしており…無気力状態や倦怠感を訴えているのだ。そのお陰か、普段は活気に溢れているアローラ町は人が殆んど出ておらず、ポケモンスクールも先生達が殆んど出勤出来ておらず……臨時休校と成っているのだ。

 

「ミュウツー。此方にブルーシートを投げてくれ」

 

だが、元気な大人が僅かに確認されている。それはリンドウ、ブルー、レッド、そして超人サオリ先生である。なお、無気力or倦怠感に成った大人はお酒が呑める21以上の方々である。

 

翌日経ってもリンドウとブルーは家に帰れておらず、一先ずリンドウとブルーの娘ポジであるアセロラを除いた子供達をお家に帰した。

しかし、ご覧の通りポケセンはルナアーラの墜落とネクロズマの襲撃によって入口は爆破、天井はルナアーラの形で穴が空いており……雨が降れば雨水が入ってくる。なので無気力&倦怠感まみれなジョーイパパ、ジョーイママ、ジョーイさんに代わってリンドウがブルーシートを被せる等の応急処置を行っている。

 

「投げるぞ」

 

なお、レイナはギリギリセーフだったようでもう少し早く産まれていたなら精力を失っていただろう。

 

 

 

なんとか急造の屋根で応急措置を施したリンドウは梯子を伝って屋根から降りる。

 

「しかし、私達以外の大人が無気力に成ったら町のインフラも止まったのも同然よね」

「私も力を吸いとられた感じはしたけど。私でこれなら他の方々は動くのも大変よ」

 

ポケセンの中ではレッド作の朝食を食べ終えたブルー、レイナ、アセロラ、そして駆け付けたサオリ先生が話を行っている。サオリ先生が言うには元気を何者かの手で吸いとられそうな感覚を感じたらしく、サオリ先生はそれを気合いで振り払ったそうだ……流石はサオリ先生である。

 

「皆……大丈夫かな?」

「アセロラちゃんや私を見る限り、お酒が呑めない年齢の人は大丈夫みたいだけど」

 

アローラでのお酒は21から。その為か21未満の人々は力を吸いとられておらず元気であった。しかし、どうして23歳であるリンドウ達は無事だったのだろうか?

 

「それは私が守ったからだ」

 

するとサトシ、セレナ、人モードのラティアス、そして美輪明宏そっくりな誰かがポケセンに入ってきた。

 

「えーと……アンタは?」

「人に化けて会うのは初めてだな。私だ」

 

美輪明宏?は外に出ると眩い光と共に大きく姿が変わった。それはなんと、アルセウスだったのだ。

 

「アンタかーい!!」

 

そしてアルセウスは再び美輪明宏の姿……ミワセウスになる。ネクロズマの事もあり、アルセウスは事件が解決するまでアローラに留まるつもりなのだろう。しかし、アルセウスの姿で動けば大きいので目立つ目立つ目立ってしまう。だが、ミワセウスの姿なら怪しまれる事は無いだろう。

 

「だが、私の力でも守れる人数には限りがある。故に、事件を解決を優先してか君達に絞った」

 

ミワセウスはそう告げ、リンドウ、ブルーそしてパソコンで何やら操作をしているレッドを指差す。序でに「彼女は何もしてないがね」とサオリ先生を指差してそう言った。

 

「だが、無気力に成ってる人も時間が立てば復活する。体力を吸いとられただけだからな。

だが、問題はどうやってネクロズマを助けるかだ。ネクロズマを元の肉体に戻し、その上で莫大な生命エネルギーを注ぎ込むしかない」

 

と……アルセウス様は告げた。ネクロズマの肉体は欠損している状態との事で、先ずはネクロズマの肉体を復元させて莫大な生命エネルギーを注ぎ込むしかない。まあ、ネクロズマの生命エネルギーは光なので、電気なりなんなりの光をぶつければ良いだろう。

 

そんな時だった……

 

「リンドウせんせー!!」

 

ふと、外から元気な声が聞こえる。何事かと思ってリンドウが外に出てみると……

 

「ホワイト!?てっ!?なんだ!?そのウルトラビーストの大群は!?」

 

数多のウルトラビーストに追い掛けられるホワイト、カイロスさん、そして大きなミイラ化石(保存状態が良く皮膚もくっきりと残ってる)の全身化石を担いだキュレムだったのだ。

 

「せんせー!!すっごい化石見つけたんだ!!見てみて、見たことがない化石だよ!!」

 

ウルトラビーストに追い掛けられているとは言え、ホワイトくんは見たことがない保存状態が良すぎる化石を見つけて、早く誰かに見せたかったようだ。

 

「この化石……凄いな。ミイラ化石なんて滅多に出るものじゃない」

 

その化石はアローラから遠く離れたヨーロッパの地方の1つ パルデア地方の生息するポケモン ノーマルとドラゴンの2つのタイプを持つモトトカゲに非常に似ている。だが、大きさが大きく……モトトカゲの大きさが原付とすれば超大型バイク程の大きさをしているのだ。

 

「てっ!?そうしてる場合じゃない!!」

 

そんな化石の話も必要だが、今はそんな話をしているのではない。追い掛けてくるウルトラビーストの事だ。

 

「ニゲルロス」

 

カイロスさんは立ち止まったホワイトと違い、状況を理解してるのか走り出す。するとウルトラビーストはホワイトではなく……カイロスさんを元から追い掛けていたのだろう。カイロスさんを追い掛けていった。

 

「カイロスさーん!!」

「珍虫!?」

 

「あのカイロス……この星の生まれではないな」

 

アルセウスが逃げるカイロスさんを見てそう告げた。

 

そんな時だった……

 

『ふふふ、もう大丈夫。なんでかって?私がカントーから来た!!』

 

逃げるカイロスさんと追い掛けるウルトラビーストの間にレジギガスが割って入ったのだ。

 

「レジギガス。メガトンパンチ」

『SMASH!!』

 

レジギガスはレッドの指示を受けてメガトンパンチを解き放ち、数多のウルトラビースト達を無力化した。そう、このレジギガス……魔境オーキド研究所で防衛軍の隊長を務めているレジギガス隊長である。

 

「久し振りだな。オリジナルのレジギガスよ」

『丸くなったな……神よ。私の身体を8割破壊し、私を著しく弱体化させたあの頃が懐かしいな』

「貴殿も私のレジェンドプレートを破壊しただろ。御互い様だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ふふふ……圧政者の気配を感じる。アッセイ!!』

 

ミュウツー・マサラの姿。大地を蹴り、南国に向かって跳躍した。

 

 

 

 

 

 

 

「シオニラ隊長!!」

「ああ……輝き様……我等のせいで……」

 

リンドウ達が事件の真相を知るまでもう少し。




次回は目覚めたルナアーラ。そしてカイロスさん、任務を思い出す。

「アッセイ!!」

muscle……アローラに立つ。だが、虹ロケの残党?もやって来る!?

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