1週間後。
リンドウ達が輝き様を救出し、正気に戻して1つの銀河系を救ってから1週間の日時が流れていた。まあ、その代償にあの星の一部は終末神ゲンシグラードンが大暴れした影響なのか終焉の大地と成り果てたが……あの星の科学力ならきっと大丈夫だろう。
「やっと帰ってきた!!」
アローラも突如、どさくさの騒ぎにやって来た虹ロケ残党やウルトラビーストの問題も解決して平和を取り戻している最中。イッシュでのお仕事を終えてかブラックがレシラムに乗って帰ってきた。イッシュ三龍の飛行速度はマッハを超えており、国家間の移動は勿論のこと遠方への移動も直ぐに終わる……なにせ飛行機を乗り継いで移動するよりも速く移動できるのだ。その気になれば1日でアローラからニホンに移動することも全然出来るのだから。
「モエルーワ」
ブラックはレシラムの背中から降りて歩き出す。イッシュでのお仕事も一段落ついて、これからは公欠で休んでいた分……勉強も大変だろう。
なお、一緒にイッシュに旅立ったデントくんは居ない。彼は何でもカレーライスソムリエとしての運命か、今度はガラル地方に旅だったのだ。何でもガラル地方ではカレーライスがソウルフードのようであり、ソウルフードであるカレーをカレーライスソムリエとして極めるためだそうだ。所で彼は一体幾つのソムリエを持っているのだろうか?
一方のリンドウ先生。
リンドウはパソコンと向かい合っていた。何故なら大絶賛、近い内に行われる学会に向けて論文を作っていたのだ。
学会とはポケモン博士や研究者が集まり、公に研究成果を発表したり、交流したりして新たに得られた研究の結果やデータを話し合う事により研究成果を普及する場でもあるのだ。それに学会で高い評価を得られれば博士に成ることも出来るので、リンドウの研究者(副業)としての進退がかかっていると言えるだろう。
「少し……目が疲れたな」
1週間前の輝き様救出プロジェクト。更に後始末と言えるアローラに来てしまったウルトラビーストの問題解決、虹ロケ残党が連れてきてしまった未来や古代のポケモン……タイムパラドックスからとってパラドックスポケモンの問題解決や保護と言った多忙により少し疲れが溜まっているのだ。
目が疲れた為に、目薬を両目に点眼するリンドウ。少し疲れが溜まっているが、ポケモン達の事を思ったり生徒達の頑張りを思えば全く辛くないししんどくない。
なお、リンドウが作っている論文は現在2つある。サトシのルガルガンである黄昏の姿に関しての論文、そしてホワイトがミイラ化石から復元させたコライドンに関する論文だ。ルガルガン黄昏の姿に関しては既に一度、論文で新種としてリンドウが発表しているがその時はデータが少なく……新種として認められたが評価は高いとは言えなかった。なので、時が経ってデータが集まり改めて論文で発表である。
コライドンに関しては完全に新種として発表であり、化石の写真も掲載して発表。復活の前に炭素測定で年代も調べており、ジュラ紀に生きた個体だと判別も終っており新種としての発表は充分だ。だが、コライドンに関しては化石がホワイトの発見した1つしか保存状態の良い化石が発見されておらず、復元されたのはホワイトのコライドンだけだ。DNA検査でモトトカゲの先祖……古代の姿である事は分かっているが、戦闘データや特性に関してはホワイトとヒカリが送ってくれるデータ待ちである。
「データ待ちだからな。肝心のホワイトがシンオウに飛んだし」
現在……ホワイトとヒカリはアローラに居ない。何故なら輝き様救出プロジェクトが終わった直後……シロナさんがシンオウリーグに呼ばれたのだ。何故なら5日後にシンオウリーグ本戦が開催されるためだ……1週間前から5日後、つまりもうシンオウリーグ本戦は終わり、今シーズンの四天王とチャンピオンに挑むトレーナーは決まっただろう。
「そういやシンオウリーグ本戦は誰が優勝したんだ?」
そんな事を思い、リモコンを使ってテレビを見てみると。
『はい!!今からシンオウリーグに優勝し、これから四天王に挑むホワイト選手にインタビューをしたいと思います!!』
「ふぁ!?」
これから四天王に挑むシンオウリーグ優勝者がインタビューを受けるところだったのだが、そのトレーナーがなんとホワイトだったのだ。
ホワイトがシンオウに渡ったのはシロナさんと同じタイミングであり……逆算的に考えてリーグ締め切りの事もあり、僅か3日から4日で全てのジムバッジを揃えた事に成るのだ。
「へー、凄いじゃない!!ホワイトの素質って私達以上じゃない?てか、あの子……トレーナーに成って何日?」
と……そこに洗濯物を取り込んでいたブルーとアセロラがやって来た。
何が恐ろしいかって?ホワイトきゅんはトレーナーに成って、まだ2ヶ月も経っていないのだ。それなのに3日でジム制覇、そこからリーグ制覇……まさにシンオウ制圧リアルタイムアタック……いやタイムアタックを超えた蹂躙、RTC……リアルタイムコンプリートと言えるだろう。次元が違う。
『ホワイトくんはですね。なんと、ジム戦とリーグ本戦ではキュレムを使ってませんからね!!本当にお母さんそっくりですね』
なんと言う事でしょう。ホワイトはジム戦とリーグ本戦ではキュレムを使うこと無く、圧勝。それを聞いたリンドウは呆れるように笑った……次元が違いすぎる。
「レッドに匹敵するか。もし、バトル一筋の道を選んでたらどうなってた?」
ホワイトはポケモンコンテストやパフォーマンスの方が興味がある。リンドウやレッドのようにバトル一筋ではない、彼はパフォーマーやコーディネーターなのだ。
「サトシをもっと本気で鍛えるか。いや、サトシも分かってるだろうな。焦れよ、少年達…いや、俺達もか…天才少年が飛翔で
なお、ホワイトがリーグ本戦で使ったポケモンは
1カイロスさん
2シンオウウォーグル(ヒスイウォーグル)
3ミロカロス
4シンオウメガニウム(タイプ フェアリー・草)
5コライドン(この作品では種族値600)
6相棒イーブイ
である。
「なっ!?御三家のご当地リージョンフォーム!?ウォーグルのシンオウの姿!?ホワイト、いや、今はインタビューで電話受けれないか……仕方ない!!ヒカリ!!今すぐデータを送ってくれ!!」
次の日、リンドウは送られてきたデータを論文に纏めるためか……徹夜した。
「なあ、サトシ。なんでサトシには懐くんだ?」
「俺が聞きたいんですけど」
一方のククイ博士とアニメ主人公が暮らすククイ博士の家。そこの庭では簡易的な柵が一先ずククイ博士の日曜大工スキルで作られ、そこには保護された一部のパラドックスポケモン達が寛いでいた。
「muscle!!ザバス!!」
エントリーNo.1!!色違いマッシブーン。
「メカハリテ」
エントリーNo.2!!第4の壁の先で多くの方々がレイドでお世話になる未来ハリテヤマ。
「メカバンギギ」
エントリーNo.3!!背中から雷撃の背鰭を出すロボットのようなバンギラス……未来バンギラス。
「ブリュゥ!!」
エントリーNo.4!!プリンを大玉まで大きくしたような八重歯が特徴の可愛らしいポケモン!!古代プリン!!だが、化石が発見されてないので論文で発表出来ない!!なお、此方はセレナにも心を開いている。
「グルル!!」
エントリーNo.5!!ボーマンダをメガシンカさせたメガボーマンダに何処か似たポケモン、多分古代ボーマンダ。特攻は全く無いが、その恩恵のお陰かメガボーマンダに匹敵する強さを誇る。
「ククイ博士。論文で発表しないの?」
「コライドンと違って化石が発見されてないしな……未来の方はどうやって説明すれば良いんだ」
翌日。
ニホン シンオウ
「本当に立派に成ったわ。キュレム……父親に頼らずよくぞ私を追い詰めました。だけど、勝負は最後まで分からないわよ」
「うん、お母さん」
ポケモンリーグのスタジアム。そこではチャンピオン シロナ(母親)VS最強のチャレンジャー ホワイト(息子)の親子対決が行われていた。
ホワイトの掲示板にはカイロス、シンオウウォーグル、シンオウメガニウム、ミロカロス、コライドンの所に×マークが着いている。この事からホワイトの残りのポケモンはイーブイ1匹である。
一方のシロナさん。シロナさんもミカルゲ、トゲキッス、メガルカリオ、ミロカロス、ロズレイドの所に×マークが着いており……既に場に出ているガブリアスが最後のポケモンだ。
「さあ、イーブイ?レッツショータイム!!」
イーブイが場に飛び出し、お互い最初のパートナー同士のバトルが始まった。
シンオウ歴代最年少殿堂入りが誕生する。
「僕はまだチャンピオンに成りません。アローラリーグとジョウトリーグにも挑むからね!!」
焦ろ、サトシ達。才禍の怪物が来るぞ。
次回!!お帰り、ボスゴドラとフシギダネ
スパさん「圧政者よ……戦友のパートナーを解放せよ。さもなくば汝を包容せん!!」
オーキド博士「分かったから……包容しないで!!ワシ、死んじゃう!!」
解放されたボスゴドラとフシギダネがアローラにやって来る!!
そして……郊外学習のお知らせ?
リンドウ先生「ポニ島に向かうぞ……島クイーンor島キング居ないけど」
劇場版パルデア地方 リンドウのドキドキ学会発表&ホワイトのパルデア制圧RTK(時系列SV本編1年ちょっと前)
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見たい!!
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パルデア地方のネタバレやめちぇくれー!!
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ばぁくねつ!!ゴッドフィンガァァァア!!