カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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サトシ、悩む!!


123時限目

ここはポニ島。島巡り発祥の土地であり、アローラでも手付かずの神秘や自然が残る島である。そんなポニ島にやって来たリンドウ達であったが、1人迷うサトシが居たのだった。

 

「うーん……なにをしようか」

 

サトシは悩んでいた。本来なら島巡り最後の島であるポニ島の試練に挑み、大試練を受けるのがベストであった。しかし、考えて欲しい。残念な事にポニ島には島の長である島クイーンor島キングは残念ながら居ない、昨年度に亡くなったばかりで後任の島キングor島クイーンは決まっておらず誰もポニ島の試練を受けることが出来ないのだ。

 

「自由気ままにポニ島を冒険してみたらどうだ?珍しいポケモンや力試しをしているトレーナーがポニ島には居ると思うぞ?

大渓谷や広野、草原に樹林といった自然溢れる所は学べる事が多いし珍しいポケモンが多い。エンドケイブや巨大なツリーとかの奥地に踏み込まなかったら好きに動いて良いぞ?」

 

と悩むサトシにアドバイスを促すリンドウ。リンドウとサトシはポニ島 海の民の村にあるポケモンセンター ポケセン海の民店のロビーにまだ残っており、サトシはなにをすれば良いのか考え込み……リンドウは眠気覚ましにコーヒーを飲みながらパソコンでなにやら作業を行っていた。パルデア グレープアカデミーで行われるポケモン学会まであと僅かなので、研究者でもあるリンドウは研究職としての仕事も有るのだから。

 

「奥はダメなの?」

「サトシ。お前はシロガネ山に入った際、許可を得てから入っただろ?」

 

シロガネ山。カントーとジョウトの境目に聳えるニホンでトップクラスに危険な野生のポケモンが生息する危険地帯。かつてエリートトレーナーの多くがシロガネ山に生息するリングマやバンギラスを捕獲しようと、パートナー達を連れて数多のハイパーボールを手にシロガネ山に入った。弱者は淘汰される危険な環境であるシロガネ山の生態系を生きてきたポケモン達はどれもが強力であり、従うことが出来ればとても強いパートナーと成るだろう……従うことさえ出来れば。

だが、その多くのエリートトレーナーが悲惨な目に有ってきた。五体満足で生きて帰れたトレーナーは最も良い方だろう、手足を喪うのはザラ、シロガネ山の厳しすぎる環境で死亡事故も起きており、中には運良くボールに入れることが出来ても言うことを聞かず……食い殺されたケースも有るのだ。

 

「シロガネ山は危険という意味でだが、一部の場所は自然保護という意味で無許可で入ることが制限される場合がある。

エンドケイブやポニ島の巨大ツリー周辺もそれでな。彼処はフィールドワークの資格を保持しているトレーナー、俺のように何処かのリーグでの殿堂入りしたトレーナー、ブルーやグリーンのように実力が認められ殿堂入りしてなくてもリーグ公認のトレーナーに認定された人達じゃないと立ち入り出来ないな」

 

シロガネ山、ハナダの洞窟……この2つは危険という意味でだが、世界中にある一部の場所は自然保護等を目的として立ち入りが制限される場合があるのだ。

この制限エリアに入るためには2つの方法がある。1つは許可を貰ってから入る、もう1つは資格を得てから入るである。

入るための資格を得るためには主に3つのルートが存在する。1つはフィールドリサーチの資格を得る。この資格を得ることで危険地帯や保護地帯に立ち入れるのだ。2つ、ポケモンリーグで殿堂入りすること。これは早い話、トレーナーとして実力を高めて何処かのリーグで四天王とチャンピオンを倒すことだ(該当者 リンドウ、ブラック、ホワイト、レッド等々)。3つ、リーグ本部から実力を認められたトレーナー。此方は殿堂入りはしてないが、チャンピオンや四天王に匹敵する実力を認められた者が公認トレーナーになり、入れるものだ……此方は主にブルーやグリーンである。

 

「なっ感じ。因みにシロガネ山で遭難事故が起きると、もれなくニホンの各リーグの四天王(経験者含む)や各リーグのチャンピオン、殿堂入りトレーナー、公認トレーナーの4名以上で直ぐに向かえるトレーナー達で即席の救助隊を結成して派遣される。

バカなボンボンと映えを狙った動画実況者が遭難した時は……俺、レッド、グリーン、ワタルさんでチームアップして向かったな」

「シロガネ山ぶっそうすぎません!?」

 

なお、シロガネ山でそうなん事故が発生すると……もれなく歴代チャンピオンor歴代四天王or殿堂入りトレーナーor公認トレーナーでの即席救助隊が結成され、救出作戦が決行される。

なお、シロガネ山での遭難は運が良くないと大惨事であり多くの人々に迷惑をかけるから辞めようね?

 

「それはそうとリンドウ先生は?」

「学会が近いからな予備知識を着けようとな。論文の本格的な発表は学会で行われるけど、新種の発表情報や革新的な情報は先に出回るんだ。コライドンの存在はもうニュースで出回ってるぞ」

 

論文の本格的な発表は学会で行われるが、リンドウが公表したようにコライドンは存在が既に世界各国に知れ渡っている。ルガルガン 黄昏の姿も同様だ。このように新種の情報や革新的な技術は一足先に情報だけ世に出回るのである。

 

「パルデアのクラベル博士とその助手ジニアが新種のポケモン コレクレーを発見。更にクラベル博士はコレクレーの進化系 サーフゴーを発見。

ナナカマド博士はシンオウウォーグルと原種ウォーグルの分岐の仕組みを見付ける。

ウツギ博士は助手ゴールドと共にリージョンフォームの卵の法則を確認。これにより、他の地方でもリージョンフォームの繁殖方を確立。ほら、学会前でも色んなニュースが出回るだろ?」

 

リンドウはそう告げ、パソコンの画面をサトシに見せる。そこには学会で発表される新種や革新的な技術の事前情報が報道されていた。

リンドウが発表するコライドンの存在……まあ、これは既に世界に広まってるが。オーリム博士が発表する古代プリンと古代ウルガモス。クラベル博士とその助手が発表するコレクレーとサーフゴー。ナナカマド博士が再発見したシンオウウォーグル(ヒスイウォーグル)と原種ウォーグルの分岐の仕組み。ウツギ博士とゴールドによるリージョンフォームの卵の法則。ウィロー博士による発見された新種メルタン。そしてフトゥー博士による異なる年代のポケモン……未来のポケモン パラドックスポケモン。

 

「む?フトゥー博士だと?数年間、音沙汰が無かった筈だぞ?

てか、ミライドンってアンタが見付けたのか!?フトゥー博士!?」

 

そのフトゥー博士の記事を見た瞬間、リンドウは首を傾げた。なお、リンドウの原作知識は剣楯初期で停まっており、その状態でリンドウがコライドンの種族名をコライドンに出来たのは運命なのか?運命なのか?たまたまなのか?

 

 

 

 

「カプよ……島クイーンの役目。拝命いたします…………よし!!」

 

新たな島クイーンが誕生し、神殿から出てからガッツポーズを行うハプウさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ルナアーラちゃん?リンドウには内緒よ?」

「マナペーヤ!!」

 

リンドウが終末神ゲンシグラードンの力で銀河系を救ってる頃、ちゃっかりルナアーラを捕まえていたブルー。なお、ルナアーラはまだ夫には秘密であり、サプライズ発表の予定だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パラドックスポケモンの発表!?パラドックスポケモンを公表する前に、私達に連絡を寄越せよ!!8年も連絡を寄越さないくせに!!」

「母ちゃん!?落ち着いてちゃんよ!!」

「ばう!!」

「ンギャウ!!」

 

なお、そのフトゥー博士の妻子は連絡を寄越さない事に大激怒。パラドックスポケモンの公表する前に、人としてやることが有るのだから。

 

そんな時だった……インターホンが鳴り。

 

「あの……俺、バイオレットって言います。ご近所に引っ越してきました。ママの代わりに挨拶に……」

 

最新の色彩が引っ越してくる。なお、ポケモンをクラベルから貰うのは1年ちょっと後である。

 

「ンギャ?」

 

そんなバイオレットに近づくオーリムさん家のミライドン。

 

(ミライドン。彼で良いんだな?)

 

そんなミライドンを見て何かを決心するオーリス博士。そしてオーリム博士は1つのモンスターボール……ミライドンのボールを手に取り、バイオレットに近付いた。

 

「少年。命を預かる覚悟はあるかい?」

 

なお、バイオレットは本籍がジョウトなので10歳にならないとポケモンを保持出来ない。

 

「あの……俺、まだ10歳に成ってないんだけど」

「パルデアでは年齢の縛りがない。それに私の権限で特別許可書を発行しよう」

 

その時、紫は最高の相棒に出会った。




なお、バイオレットくんは転生者では有りません。リンドウ(青紫)以外の色彩は全員、非転生者です。

アローラリーグ決勝。サトシVSホワイトだけど、どうしたい?

  • ミュウツー・マサラの姿VSキュレム
  • メガゴウカザルVSメガコライドン
  • 6VS6のガチンコ勝負じゃ!!
  • 全部だ……そう全部だぁあ!!
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