島クイーン ハプウが誕生した。サトシと同年代の島クイーンが誕生した事を受けて、ポニ島(殆どは海の民)に住まう大勢の島民はお祭りのように賑わった。当然だ、島の象徴であり島の代表であった島キングが亡くなってから暫く。先代の志を受け継ぎ、その孫娘が新たな島クイーンに選ばれたのだ。
「大試練は少しまって欲しい。そうじゃ、ポニの大渓谷の最奥に行くのはどうじゃ?彼処はじい様も試練で使っていた。その最奥にたどり着き、無事に帰ってきたら大試練を始めよう!!サトシの最後の大試練であり、ワシが初めて行う大試練を行おう!!」
と島クイーンのハプウは仰った。ハプウは幼き頃から生前の祖父を見ており、ポニ島での試練がどのような物なのかは大体は知っている。ポニ島以外の島で試練を全て終えたチャレンジャーには過酷なポニ島の大渓谷を突破するという厳しいものを与え、他の島を全て終えてない者にはナッシーアイランドでの試練を与えるのだ。
サトシはポニ島以外の島巡りを全て終えている。なので、サトシには過酷なポニの大渓谷での試練を受けるのだ。だが、ポニの大渓谷は奥に進めば進むほど環境が過酷に成っていき、生息するポケモンもジャラランガ等の600族が闊歩する所となるのだ。
なので……サトシはポニの大渓谷に足を踏み込んだ。ポニの大渓谷には海外から珍しいポケモンや腕試しの為か、多くのエリートトレーナーやベテラントレーナーが居る。彼等と戦うことでも充分に修行が出来るだろう。
「そうだ……此処で強くなってアローラリーグで優勝するぞ!!」
サトシは強く決意を表明し、大渓谷を進む。
『今のままでは白い少年は倒せんぞ!!未来のチャンピオン!!』
その声が聞こえ、サトシは声の方を見る。そこには何故かグロッキーと成ったカキとマーマネ、そして何故かドイツ国旗を模したマスクを被った未来エルレイドが立っていたのだ。
「よっ……サトシ」
「サトシ……このメガエルレイドとサーナイトをロボットにしたようなポケモン訳が分からないよ……理不尽に強いし」
カキとマーマネは個別で修行をしていた筈だ。カキは腕試し、マーマネはデンヂムシをクワガノンに進化させるためにポニの大渓谷で校外学習を行っていた筈。しかし、この2人はどうやら未来エルレイドに捕まってしまい、強制的に新たな修行を受けさせられたようだ。
「カキ!?マーマネ!?」
『泣きたくないなら必死で修行することだな。君では此処で普通に修行するだけでは白い少年には勝てない。だか、私が君達を鍛えよう』
だが、普通に修行してでも才禍の怪物と言える素質を持ったホワイトに勝てるのだろうか?
ホワイトの素質ははっきり言って異常だ。間違いなくポケモンマスター レッドに匹敵する。しかし、幸いなのはホワイトはサトシと違ってバトル専門ではなくパフォーマンスやコーディネートがメインだと言うことだ。ホワイトは色んな方面に手を伸ばしているが、サトシはバトルに専念できる。しかし、だからと言ってサトシは勝てるのだろうか?サトシはトレーナーに成ってから既に2年が経過しているが、まだ殿堂入り処かリーグ制覇も出来ていない。しかし、ホワイトはリーグ制覇処かチャンピオンを倒して殿堂入りを成し遂げたのだ……トレーナーに成って2ヶ月以内で。
「お前は……一体!?」
「ピカピカ!?」
『年長者は敬うんだ。私はポケモンだが、君より長く生きてるぞ』
未来エルレイドはそう告げ、両腕のブレードが起動してスライドする。
『パートナーを出したまえ。今の君達がどれほど動けるのか確かめたい。いざ、尋常にポケモンファイトだぁぁぁあ!!』
未来エルレイドはブレードを抜刀し、連結してサトシに勝負を挑んだ。
「ゲッコウガとリザードンを使ったのに負けた……」
『馬鹿者!!膝をついてどうする!!前を向け、一度の敗北でショックを受けてどうする!!お前達の修行は始まったばかりなのだぁあ!!』
未来エルレイドの手による、サトシ&カキ&マーマネの大自然ブートキャンプが始まるのであった。
なお、未来エルレイドはサトシがポケモンを交代してる間に自己再生を行って体力を回復させていたのは内緒である。
次回!一方のリンドウ先生。黒百合、かぶり防止さんが執筆してる外伝主人公に会う。
そしてGガンブートキャンプを受けたサトシ達と出会う(笑)
アローラリーグ決勝。サトシVSホワイトだけど、どうしたい?
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ミュウツー・マサラの姿VSキュレム
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メガゴウカザルVSメガコライドン
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6VS6のガチンコ勝負じゃ!!
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全部だ……そう全部だぁあ!!