カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

149 / 242
グレープアカデミーの腐敗は……序破急の3部構成です


グレープアカデミーの腐敗 序

一先ずホテルにチェックインしたリンドウ達。リンドウとブルー、そしてホワイトに宛がわれた部屋は随分と大きな部屋であり、三ツ星ホテルでは充分にスイートルームと言える程の高級な部屋であった。

 

「すごーい!!ねえ!!本当にこんな部屋で寝て良いの?僕さ、ホテルに泊まるの初めてなんだ!!」

 

と……部屋にやって来るなり、ホワイトは大喜び。それもその筈だ、ホワイト少年は赤子の時にクチナシさんに保護されて孤児院に預けられ→旅に出た→宿泊先は基本的にポケセンかシロナさんの別荘orヒカリの実家、なのでホテルに泊まったのは人生初である。しかも人生初のホテルはリンドウが学会に参加するために宛がわれた高級ホテルの良い感じの部屋である。

 

宿泊部屋なのに寝室、リビング、ベランダ等が別々で存在しており、冷蔵庫の中には高級そうなワインやジュースが有ったのだ。勿論、これには遊び半分で着いてきたブルーも大興奮。

 

「リンドウ!!見てみなさいよ!!美味しそうなワインが有るわよ!!」

「出すなよ?冷蔵庫から出した瞬間に買ったと同意義でお金が発生するからな?」

 

しかし、そんなリンドウ先生。嫁であるブルーに釘を指すように注意した。それもその筈だ、この冷蔵庫の中に入っているワインやジュースは冷蔵庫から出した瞬間に買ったと判断され……チェックアウトの時に追加料金を支払う事に成るのだ。リンドウ達は学会に参加するのでこのホテルに泊まっているのであって、出来れば追加料金は払いたくないのだ。まあ、紅茶や珈琲等は部屋に有る分は無料なのでそれを飲むのが良いだろう。

 

「そうだ!!皆、でてこーい!!」

「ふっふふ!!私も出すわよ!!出てきなさい!!」

 

リビングはハガネールやホエルオー等の超大型のポケモンは流石に厳しいが、普通の大きさのパートナーなら問題なく出すことが出来る。その為か、荷解きを行うリンドウの側でブルーとホワイトは自分達のパートナーを出していく。

 

「イーブイ!!」

 

「ガメ!!」

 

「メガ!!」

 

「トゲチー!!」

 

「グルルァア!!」

 

「もーん」

 

「マカセロス!!」

 

「マナペーヤ!!」

 

「ンギャル!!」

 

だが、その1つの声をリンドウは聞き逃さなかった。

 

「む?マナペーヤ?いや……そんなバカな……」

 

恐る恐るリンドウは後ろを振り向く。そこにはルナアーラを連れたブルーが居たのだった。

 

「へ?いや、なんでルナアーラ!?しかも、この個体……ハウオリシティのポケセンの天井を突き破って堕ちてきたルナアーラ!?」

「ふふふ!!実はね、私が捕まえたのよ!!この子、メレメレ島が気に入ったみたいでね!!」

 

パチッとウィンクを決めるブルー。そう、ブルーはメレメレ島ハウオリシティのポケセンの天井を突き破って堕ちてきたルナアーラをパートナーとして捕獲していたのだ。勿論、捕獲したタイミングはリンドウが終末神ゲンシグラードンの力で暴走していたウルトラネクロズマを鎮圧していた時であり、その時にブルーはルナアーラを捕まえていたのだ。

 

「ホワイトは知ってたのか?」

「うん。だってリンドウせんせーが宇宙に行っている間にブルーお姉さんが捕まえたもん」

 

なお、ホワイトはブルーがルナアーラを捕まえた事を知っていたようだ。まあ、ホワイトはブルーとククイ博士と共に、リンドウが銀河系を救っている間にメレメレ島の平和を守っていたので……その時に知ったのだろう。

 

「ふふふ……ビックリしたでしょ!!」

「いや、お前が何か隠してるな~とは薄々感じてた」

 

しかし、リンドウの驚きは直ぐに冷めてしまった。と言うのもリンドウはブルーが何かを隠しているな……とは薄々感じており、その感じてた物が分かった為か驚きは無くなってしまったのだ。

そしてリンドウが旅行鞄を開けた時であった。

 

「ぴえーい。やっと出れたっピ」

「パルデアに着いたロト!!」

 

小さくなるを4回ほど使い、30センチ程に縮んでいたギエピーとロトム図鑑が何食わぬ顔顔でリンドウの旅行鞄から出てきたのだ。旅行鞄から出てきたギエピーとロトムは小さくなるを解除し、元の大きさに戻ると冷蔵庫を開けようとするが……

 

「ボス。やれ」

「グルルルギャァァァ!!」

 

史上最強のボスゴドラの手でギエピーとロトムは一瞬で鎮圧された。

 

「ギエピィィイ!!」

「ロトォォォオオ!!」

 

なお、ポケモンが小さくなるのは大昔から有名である。

明治初期、まだシンオウ地方(当時はヒスイ地方)の開拓が始まる随分と昔。当時のタマムシ大学でポケモンの研究を行っていたニシノモリ教授がオコリザルに投与した麻酔の量を誤り、過剰に投与してしまう。しかし、その瞬間にオコリザルは防衛本能の為か……身体が小さくなりニシノモリのメガネケースにすっぽりと身体を胎児のように丸めて入ってしまったのだ。

このポケモンが持つ本能的な縮まる能力を発見し、ニシノモリ教授はぼんぐりからモンスターボール(初期型)の開発に成功し、カントーやジョウト、ホウエンでモンスターボールは広まり……そしてシンオウ地方(ヒスイ)に広まったと言われているのだ。

 

「密入国しやがって、このギャグポケモンが。ホワイトの教育に悪いだろうが、ホワイトがギエピー色に染まったらどうする?シロナさんとキュレムパパの手でカントーは更地に変わるぞ」

「だって唯でパルデアの高級ホテルに泊まるって羨ましいっピ」

「ボクは珍しいポケモン目当てロト」

 

しかし、レッドやサトシに無断でパルデアにやって来たギエピーとロトム。このままでは食べるものにも困り、お腹が空いてしまう。

モンスターボールに入っている間、ポケモンは代謝機能が良い意味で低下しており……ご飯を食べなくても平気なポケモンは居るのは居る。だが、ギエピーは入るためのボールが無く……本能での小さくなるの休眠状態もそんなに出来る物ではない。

 

「分かった。但しギエピー……お前はホワイトの教育に悪いから、寝る時はオーキド博士の部屋だ!!」

「なんでだっピ!?」

 

そしてギエピー。寝る時はオーキド博士の部屋、決定である。

 

「荷物の整理が終わったら名門のグレープアカデミーを見に行くか。下見になるし、個人的に気になる」

「僕も行きたい!!」

「私も行くわよ!!」

 

リンドウ、ブルー、ホワイト。荷物の整理が終わり次第、パルデアが誇る名門校グレープアカデミーに向かう模様。だが、リンドウは知らない。グレープアカデミーは虐め、教員の汚職等で腐敗しており、マトモな教師は片手で数える程しか居ないことを。

 

 

 

 

 

 

「恥を知りなさい……教師に虐めを正当化するなんて事は赦されないわよ」

 

一方のグレープアカデミー。眼鏡をかけてイーブイのバックを背負った少女を庇い、怒りのボルテージが上がるサオリ先生。余りの怒りと迫力に空間に亀裂が生じていた。




次回からスター団の子達が出てきます。

いじめっこ「おいおい、コイツやろうぜ!!」

リンドウ(激おこ)「あっ?」←ホウエン最強……作中強さNo.2~3

ホワイト「ねえ?なんで殴るの?水をかけるの?その子嫌がってるよ?」←シンオウ最強……作中才能断トツの頂点

汚職教員「我が校の生徒を虐めないでくれませんかね?部外者さん」
リンドウ「ギエピー……ヤれ」
ギエピー「お前が泣くまで、タルタルソースに漬け込んでやるっピ!!」

劇場版→アローラリーグだけど、アローラリーグ終わったらどうする?期限は決勝のサトシVSホワイトまで

  • 新アニメの時系列次第
  • 青年白が行く、ゴールデンアルセウス
  • 新無印(夏休み)
  • 新アニメまで7年後を進めてくれ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。