スター団。それはグレープアカデミーでいじめ被害者達が結成したレジスタンス組織であり、みんなでいじめに立ち向かう為に団結した集団である。グレープアカデミーのいじめは名門グレープアカデミーという看板を護るために教頭が情報操作を行い……外に流すことが出来なくなり、長い歴史と共に教員達も汚職に手を出すように成ってしまい、被害者達は教師に相談しても手を出してくれなかった……その為に自分達で団結していじめに立ち向かうしかなかったのだ。
「それがスター団でござるよ」
とシュウメイはリンドウ達に教えてくれた。
スター団を結成したのはマジボスと名乗る正体不明の生徒であり、シュウメイ達も顔を見たことがないという。だが、シュウメイ達を誘って共にスター団を結成したのだ。そのマジボスも正体は分からないがいじめを受けており、いじめと立ち向かう為に仲間を集めて組織を作ったのだ。
「成る程な……」
「助けてくれた先生は先月赴任してきたアンリ先生だけでござるよ」
そしてシュウメイは更に教えてくれた。なんでも先月に赴任してきた若い女性の教師だけはスター団や他のいじめられっこの味方に成ってくれたそうだ。その女性は他の教師とは一線をかく強さをしており、チャンピオンランクを保有している教頭より強い強いとか。
「しかしアンリ先生は多忙ゆえ、リーグの公務で学校から離れる時がある」
「リーグ?」
「そう言ってたでござる」
だが、そのアンリ先生という若い女性は忙しいのか、突如として学校から居なくなる事が有ったようだ。
「そのアンリ先生や君達がスマホやパソコンでいじめや汚職をリークすれば良かったんじゃない?」
ふと、ブルーがそう告げた。しかし、シュウメイ……そしてサオリ先生が連れたガタイの良い美少女は首を横に降った。
「私達は何度もやりました。でも学校のパソコンや学校から支給されたスマホは汚職やいじめを秘匿するように成っていて、プライベート用のスマホは学校のWi-Fiを繋ぐと汚職やいじめの情報が流せなく成るんです。
教頭はそれらの専門家でも有って、ネットで情報は流せないんです」
だが、ネットで情報を流そうにしても出来なかったのだ。なんでも学校指定のスマホやパソコンは汚職等をリーク出来なくなっており、電話で助けを呼ぼうにも特定のキーワードを言えば相手に伝わる前に通話が突如として切れるようなのだ。
学外で助けを求めても教頭や汚職教師達が旨いこと誤魔化すためか、助けを呼ぶことが出来なかったのだ。
「その後にアンリ先生が赴任してくれて、アンリ先生がマジボスにアドバイスを送ってアンリ先生経由でリーグ委員会やガラルにいる凄腕トレーナーであるマジボスのお父さんに手紙を送ったんです。とは言え、私達はマジボスが誰なのか分からないけど」
「そっか……所でお姉さんだれ?」
「私はビワ。宜しくね」
とガタイの良い美少女は名前も教えてくれた。彼女はビワ、ポケレスリングの強化選手でありスポーツ特待生で入学した秀才である。サオリ先生は当初、彼女に会うためにパルデアにやって来たのだ。
「で?君は誰だっピ」
ギエピーがサオリ先生の後ろに隠れる、もふもふイーブイリュックを背負った少女に問う。
「ウチ……ボタン」
と少女はボタンと名乗った。どうやら少女の名前はボタンと言うようだ。その時だった……
「ボタちゃぁぁぁあん!!お父ちゃんが助けにきたぞぉぉぉお!!」
なにやらおっさんの声で物凄い勢いで地獄の階段を爆走する足音が辺りに響く。何事かと思ったリンドウ達が声の方を振り向くと、投獄された筈のガラルリーグ委員長 ローズと瓜二つだがマッシブボディのおっさんが此方に向かって走ってきたのだ。
「てっ!?ピオニーのおっさん!?なんで此処に居るんだ!?」
リンドウはそのおっさんを見て、ピオニーと呼んだ。彼の名前はピオニー。ガラルリーグの元チャンピオンであり、元鋼ジムのジムリーダー、現在は探検家の男性である。二児の父親であり、多くのガラル人から現役復帰を望まれているポケモントレーナーだ。
「ボタちゃん!!うぉぉおお!!無事で良かったぞ!!」
「うげ!!父ちゃん!!あつくるしいっし!!汗臭いし!!」
そしてピオニーはボタンちゃんに思いっきり、はぐした。どうやらピオニーとボタンは親子のようであり、全く似てないが親子のようだ。まあ、ピオニー隊長の奥さんは白人だし……お母さんに似たのか複雑な事情が有るのだろう。
「手紙でいじめの事を伝えられて……パパはどうにか成りそうだった!!ボタちゃん!!いじめで辛いなら、学校なんて行かなくて良いから!!
辛い思いをしてまで学校に通わなくて良いから!!パパの責任だ……グレープアカデミーが世界的名門校だと、それだけでボタちゃんに勧めたからだ……」
ピオニーはそう告げ、涙を流す。父親として娘に辛い思いをさせてしまった為だ。
「学校は他にもある!!そこのホウエンチャンピオンが教師してる所だったり、他にもポケモンの学校は有るから!!」
「「「えっ?ホウエンチャンピオン?」」」
ギッギギと錆びた歯車のように首を動かしてリンドウを見るシュウメイ、ビワ、ボタン。
「おう。そうだ。あと、南国アローラで先生もしてるぞ!」
「「「えぇぇえ!!」」」
「俺、パルデアじゃ知名度は無いんだな」
ピオニーも一行に参加し、彼等はボタンとビワそしてシュウメイの案内でスター団が集まっている部屋に向かっている。あと序でにボタンがスター団の創設者 マジボスである事が判明したが、気にしてはいけない。
グレープアカデミーのエントランスは図書館のように成っており、様々な書籍が並んでいる。なんでも理事長であるオモダカというトップチャンピオンが設計したのだとか。
エントランスを抜けて階段を移動し、辿り着いた教室。そこでは多くの生徒達が居たのだ。
「紹介するでござる!!スター団の大切な仲間でござるよ!!」
彼等は全員がいじめの被害者であるスター団の仲間達。いじめに立ち向かう為に手を取り合った大切な仲間達だ。
「僕はピーニャ!!宜しく!!」
とヘッドホンをして帽子を被った少年はピーニャ。元は生徒会長であったが、校則が厳しすぎるためか謀反にあい、生徒会長を辞めさせられて虐められた過去を持っている。
「俺はオルティガ!!」
と小柄な少年はオルティガ。有名ファッションブランドの御曹司であり、現校長を執事に持つ人物だ。口が悪くて癇癪持ちで超絶金持ちの為か……多くの生徒から虐められた事がある。
「オレはメロコだ。此方はカルボウのボウジロウ」
「ホウボウ!!」
と赤い髪の美少女はメロコと名乗った。メロコは見た目が可愛い為に虐められており、いじめに立ち向かう為にスター団に入ったのだ。なお、パートナーはカルボウのボウジロウである。
と彼等がスター団の主力メンバーだ。なお、ビワはスター団のメンバー達に護身術を教えたり、ポケモン勝負の指南もしているとか。
「私はタナカです」
「急に日本人が出てきたっピ」
「私はスレッタです!!」
「ミオリネよ」
「ニカです」
「おじさんだよ。やっぱり、SEGAは良いよ」
等々、他のメンバーも自己紹介をしてくれた。なお、その中には令和のアニメキャラも混ざっていたが……残念ながら平成の世から転生してきたリンドウは気付いていない。
「リンドウ。おじさんがいるっピ」
「いじめに年齢は関係ないからな。あとギエピー、少し静かにしてくれ」
パルデアのグレープアカデミーには年齢制限はない。その為か、おっさんの生徒も居るのだ。別におじさんなスター団の生徒も居ても不思議ではない。
「因みにおじさんは入学してから20年経ってるんだよ!!はっはは、まだ卒業出来そうにないね」
「「なが!?そんなに在籍出来るの!?」」
なお、おじさんは入学してから20年経っている。10歳から入学したとしても、今年で30だ。時代の流れは残酷であった。
すると、赤色の髪をした若い美女が入ってきた。
「ふー、皆お待たせ。はっ!?ホウエンチャンピオン リンドウに次期シンオウチャンピオン ホワイト!?どうして此処に!?」
その女性は身長150cm代であるが、スタイルは良く普通に巨乳であった。そして令和の転生者が居れば、ブルーロックの帝襟アンリちゃんおるぅぅ!!と叫んでいるだろう。
「「「アンリ先生!!」」」
「「アンリ先生!!」」
とスター団の生徒達はその女性に向けて、アンリ先生と呼んだ。どうやら彼女がシュウメイとビワが言っていたアンリ先生で間違いないだろう。
「せんせー!!僕って有名人?」
「少なくとも、自分で思っている1000倍で有名人だな」
ホワイトの無邪気な言葉に対して、リンドウはそう告げた。
「えーと……貴女は?」
「初めまして。私はポケモンリーグ本部の新人職員で、訳有って現在はパルデアリーグに出向しているアンリです」
と彼女は自己紹介をしてくれた。彼女はアンリと言うようで、ポケモンリーグ本部から訳有ってパルデアリーグに出向しており、更にパルデアリーグからの要請でグレープアカデミーの教師をしているようだ。
あとポケモンリーグ本部の職員ならレッドの部下なのだろう。
「私は訳有って出向職員で有りながら、パルデアリーグの四天王もしてます」
あと……恐らくだが、出向期間限定でパルデアリーグの四天王をしているそうだ。恐らくだが、シュウメイの言っていたアンリ先生の公務とは四天王の事だろう。
「なにか……言い訳は有りますか?」
2時間後。汚職教師といじめっこはロトムの拡散を受けて事実を知ったポケモンバトルに腕の覚えのある博士達がグレープアカデミーに乗り込み、リンドウと合流。
リンドウのレウス(当然ながらメガシンカ)とグラードン、ブルーのカメちゃん&ルナアーラ(カメちゃんはメガシンカ)、ホワイトのトゥルーキュレム&コライドンそしてカイロスさん、ギエピー、オーキド博士のリザードン、クラベル博士のサーフゴー、ジニアのウインディ、プラターヌ博士のメガガブリアス、ウィロー博士とそのアシスタント達、リーグ本部職員兼マトモな教師のアンリ先生のグレンアルマ&シャワーズ(炎テラスタル)、元ガラルチャンピオンであるピオニーのボスゴドラ、そして生身のサオリ先生で見事に鎮圧された。
「「「ヒッヒィィイ!!」」」
汚職教師は即刻逮捕。成人しているいじめっこは暴行罪に詐欺罪(カツアゲ)に脅迫罪で逮捕&退学処分、未成年のいじめっこは無期停学と成ったのだった。
「教頭のウルベ・イシカワは逃げたみたいです……」
「あら?じゃあ、私が捕まえるわ」
諸悪の根元の教頭。サオリ先生から本気でロックオンされる。
「クラベル博士……私の代わりに校長に成ってくれませんか?」
「私がですか!?」
そしてクラベル博士。現校長のイヌガヤに託される形で校長に就任する。なお、強制であった。
「逃げるんだよ!!」
なお、裏口から逃げた一部の職員だが……
「残念ね。此処は私の母校でも有るのよ。プリン!!ムーンフォース!!」
「マフティフ!!噛み砕く!!」
裏口で待ち構えていたオーリム博士とそのパートナーである古代プリン、オーリム博士の息子である在校生のペパーとそのパートナーであるマフティフ……そして
「さあ、トゲキッス!!波動弾っすよ!!」
オーリム博士とペパーが最近、浜辺で拾った記憶喪失で謎の居候である凄腕のトレーナー ウォロのトゲキッスの手で粉砕された。なお、ウォロは初期型モンスターボールを保有しており、その姿はシロナさんを男性に性転換させたような見た目であった。
グレープアカデミーの腐敗。強引に除去されたのであった。
次回はいよいよ、学会が始まる!!リンドウの博士号をかけたコライドンの発表!?
ホワイト「ね!!吹き抜けなら空から現れてOK?」
リンドウ「残念だが、発表は大講堂だからな……空からは無理だぞ」
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