カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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フトゥー博士?(原作ネタバレ)登場


オンラインなんてアリですか!?フトゥー博士!!

「ふー……やっと休憩か」

 

パルデアの学会には大勢の研究者やポケモン博士が集っている。しかし、その全ての博士が発表するとは限らないが、一度の発表でも最短30分程の時間は要する。その為に3人の研究者が発表すれば一時間半も時間が経過する。発表された最新情報のオンパレードが一時間半も続けば、脳も疲れて甘いものが欲しくなる。

 

大講堂を出て休憩の為か、広場に出てきたリンドウはブルー、ホワイトと共に自販機で飲み物を購入する。パルデアはニホンの各地方と異なり、自販機の数は少ないが、それでも学校等の場所では自販機は普通に置かれている。

ゴトン!!と音がしてリンドウは自販機から購入した飲み物を3つほど取り出した。1つはリンドウが飲むコーラ、もう1つはブルーが飲む紅茶、最後の1つはホワイトが飲むミルクティーだ。

 

「大変ね、私達は聞いてるだけだもん」

「うん。でも良く分からないことだらけだったな……」

 

リンドウから飲み物を受け取り、1口飲んでからブルーとホワイトは各々の感想を告げた。オーキド研究所で助手として働いていた経験を持つブルーは学会での発表を理解できているが、ホワイトはまだ子供の為か学会での発表に関しては全く理解できてなかった。ただ、この天才少年は「ポケモンの進化や卵の孵化って色々有るんだな……」と思う程度であった。

 

「しかし、クラベル博士……いやもう校長か。クラベル校長が発表したサーフゴーの進化……あんなの分かるか!!」

 

広場にリンドウの叫びが響いた。

リンドウの後に発表を行ったのはジニアとクラベル、そしてその後にウツギ博士とゴールドが発表した。ジニアとクラベルは新種のポケモン、コレクレーを発表。コレクレーはゴーストタイプのポケモンであり、宝箱に入ったようなポケモンだ。ありふれたポケモンであったが、今までは宝箱だと思われていたりした為か……誰も気付かず、ポケモンだと発覚して発表されたのだ。更に、コレクレーはサーフゴーというポケモンに進化できるのだが、その進化条件が……

 

『コレクレーが持つコインを999枚集めてコレクレーに与えると、進化します』

 

との事だ。いや、初見で分かるわけがない。その進化条件を発表された瞬間、リンドウはブルーと共に心の底から叫んだ。しかも、サーフゴーの肉体の原料はコレクレーが集めたコインで出来ており……その身体は黄金に輝いている。

 

パルデアのポケモン達は戦闘の後、希に落とし物を落とすのだが……コレクレーはそれでコインを約1000枚集めなければ成らないのだ。余りにも大変すぎる進化である。

 

「でもゴールドとウツギ博士凄いわね」

 

しかし、ゴールドとウツギ博士が発表した新事実も凄いものであった。

2人が発表したのはリージョンフォームと卵の関係性であったのだ。リージョンフォームはその地方に根付いた姿であり、どういう訳か両親がニホンの姿でもアローラで卵を作れば産まれればアローラの姿となる。そして、ニホンで出来た卵をアローラに持ち込めば……アローラで産まれてもニホンの姿となる。これは有名な話であり、サトシとブルーがオーキド博士からのお使いでオーキド校長に手渡した卵からはニホンのロコンが産まれている。

 

だが、ゴールドとウツギ博士はその事実を覆す発見をしたのだ。なんと、リージョンフォームの親にかわらずの石を持たせて卵を作ると……別の地方でも親と同じリージョンフォームで誕生するのだ。この法則のお陰でウツギ博士はジョウト地方でアローラロコンとパルデアケンタロスの繁殖に成功し、この方法を使えばミライドンとコライドンの繁殖も可能であり……シンオウニューラやバスラオ(白筋)等の野生化では絶滅したリージョンフォームのポケモン達の繁殖や復活も充分に可能である。

 

「これなら卵から産まれるリージョンフォームのポケモンや野生化では絶滅したリージョンフォームの姿のポケモン達の復活も充分に可能だな」

 

リンドウはそう告げ、コーラを飲み干した。さあ、休憩は終わりだ。大講堂に戻ろう。

 

 

 

「あれ?そういや、フトゥー博士って来てたか?」

 

大講堂の席に座り、キョロキョロと周りを見回すリンドウ達。それもその筈、次の発表はフトゥー博士なのだが肝心のフトゥー博士は誰も見ていない。それどころか、グレープアカデミーに来校した所を見た人物は誰も居ないのだ。そのお陰か、リンドウの他の研究所達もキョロキョロと周りを見回している。

 

『やあ、ハローハロー!!僕はフトゥー!』

 

その時だった。大講堂のモニターにフトゥー博士の映像が映る。

 

『失礼。オンラインで発表させてもらうよ。今、僕は博士の最後の研究の為か、エリアゼロを出れなくてね』

 

とフトゥー博士は告げ、モニターに様々なポケモンの情報が映り出す。フトゥー博士がタイムマシンで現代に連れてきた未来のポケモン達、そしてエリアゼロという白亜紀の環境を残している神秘故か白亜紀の時代から生きている大昔の古代のポケモン達……その2つを含めてパラドックスポケモンというポケモン達を紹介していく。

 

『先ずはタイムマシンで未来からやって来たポケモン達、現代のポケモン達の十万年後の子孫を紹介しよう。

デリバードの未来の姿、僕はテツノツツミと呼んでいるよ。ハリテヤマの未来の姿、テツノカイナ、バンギラスの未来の姿であるテツノイバラ。そしてリンドウ学士の発表でも少し触れたね?モトトカゲの未来の姿、ミライドンだ。パラドックスポケモンは圧倒的な力を誇り、どれもがカイリューやボーマンダに匹敵する強さを誇るよ。しかも、ボーマンダの古代の姿はメガボーマンダに匹敵する』

 

オンラインでフトゥー博士は未来のポケモン達 パラドックスポケモンを紹介する。なんでもフトゥー博士曰く、オーリム博士が発表する予定の古代ウルガモスと古代プリン……そしてリンドウが発表したコライドンも古代のパラドックスポケモンだと言う。

 

「……フトゥー博士。あんた、博士の最後の研究と言ったよな?アンタは本当にフトゥー博士本人なのか?」

 

だが、そのフトゥー博士の言葉に疑問を覚えたリンドウは誰にも聞こえないほどの小さな声でそう告げた。

 

「お前は……誰だ?フトゥーじゃないだろ……夫は何処だ」

「俺には分かる。お前は父ちゃんじゃないだろ」

 

そしてオーリム博士とペパーはフトゥー博士ではなく、別の誰かと決め付けて画面に映るフトゥー博士を睨むのであった。

 

 

 

 

「実りある若い果実がどれ程なのか、楽しみですね」

 

そしてグレープアカデミーの理事長。グレープアカデミーに向かう。彼女の一言が、ホワイトによるパルデア制圧RTAの切っ掛けに成るとは思わず。




次回!!学会の発表は終わり、ホワイトの物語?が始まる。

クラベル「さあ、宝探しの始まりです。私の教育方針としての課外授業として、皆さんは自由に冒険して自分だけの宝物を探して下さい!!」

第一回宝物スタート!?スター団や他の生徒達と共にホワイト(保護者ブルー)がコライドンと共に旅に出る!?

コライドン「その気配は兄さん…………てっ!!誰だお前は!!その仮面を脱げ!!」
未来エルレイド「だが、断る!!それは出来んのだぁぁあ!!」

古代ウルガモス?「このバカ弟子が……」

なお、旅先でシャッフル同盟ポジのポケモンが出てきます。皆は分かるかな?(笑)

オモダカさん「ジムリーダー達は本気で貴方の壁に成りますよ、ホワイト少年。貴方は突破出来ますか?」
ブルー「9日持てば上出来よね?」

劇場版→アローラリーグだけど、アローラリーグ終わったらどうする?期限は決勝のサトシVSホワイトまで

  • 新アニメの時系列次第
  • 青年白が行く、ゴールデンアルセウス
  • 新無印(夏休み)
  • 新アニメまで7年後を進めてくれ
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