ケーキ屋の真上に存在するジムバトルのためのバトルコートが存在する。そのバトルコートを囲うようにギャラリーの人々が集まっており、そのギャラリーの多くがセルクルタウンで暮らす人々だ。
「カエデさんの本気のバトルが見れるよ!!」
「カエデさん頑張って!!」
とギャラリーの人々の大半が応援するのは決まってか、ジムリーダーのカエデだ。まあ、当然だろう。パルデアのジムリーダーはその全てが地元で愛されていると言っても過言ではなく、地元での人気はかなり高い。
そして、そんな地元に愛されたカエデに挑むチャレンジャーは流星の如く現れた天才少年 ホワイトである。ホワイトとカエデは対局に並び立つようにコートの端と端に立っており、両者はポケモンバトルを行うためにパートナーを繰り出すモンスターボールを手に構えている。
「さてと……あの子はどんな進化を遂げてるのかしら?」
勿論、ホワイトサイドにも応援する者が1人居た。それはホワイトの保護者として彼の旅路を現在支えているブルーお姉さんである。
ブルーお姉さんがホワイトの戦闘スタイルを知ったのは、先月であるマナーロスタジアムで行われたマナーロアイランド完成セレモニー大会での事だった。ホワイトの戦闘スタイルはコンテストで磨いた?天性の才と発想から繰り出される異次元の技の応用から繰り出されるオリジナリティーな戦法である。ミロカロスが水を使えば……サイコキネシスで常時操ってミラーコートと掛け合わせてリアクティブアーマー(炸裂装甲)にするわ、水のオールレンジ攻撃するわ、追尾の冷凍ビーム打つわ、ゼロ距離じしんを見ただけでコピーするわ、絶対零度を武器生成や障壁生成に使うわとなんでもあり。リンドウも「あの子、戦法と発想ヤヴェー……あと理解力」と言う程である。
そんなホワイト少年がシンオウ制圧RTAを成し遂げ、他にもコンテストを制覇してきた今……彼の独創性は何処まで進化しているのだろうか?
「さあ、エクスレッグちゃん!!出番よ!!」
「トゥゥオ!!」
先ず、カエデが繰り出したのはエクスレッグ。バッタのようなポケモンであり、タイプは虫・悪の複合タイプ。特性のお陰か、実質的に相手に与えるダメージは効果今一つに成らない戦う相手を選ばないポケモンである。
「イーブイ?ARE YOU READY?レッツショータイム!!」
「ブイブイ!!」
対するホワイトは進化できない代償に、進化系全タイプの技を使用可能という特別なイーブイを繰り出した。最早、進化できないデメリットを完全に喰っているほどメリットが大きすぎるとか言ってはいけない。
「エクスレッグ!!であいがしら!!」
カエデが指示を出す。その技はであいがしら……虫タイプの強い技であり、場に出た瞬間でしか使えないが強烈な一撃を先制で繰り出せるのだ。
「イーブイ!!メラメラコチコチかくれんぼ!!」
「ブイブイ!!」
「「「そんな技……あるかぁぁぁあ!!」」」
ホワイトがイーブイに指示した技を聞いた大勢のギャラリーが叫びながら突っ込みをいれる。
ホワイトが指示した技の名前はメラメラコチコチかくれんぼ。いや、どんなネーミングだ。てか、そんな技は実在しない……恐らくだが、メラメラバーンやビリビリエレキのようにホワイトがネーミングした技だろう。
「ブイ!!」
その瞬間……イーブイは爆炎と冷気を同時に解き放ち、濃度の高い水蒸気でバトルコートは視界が悪くなる。これにはカエデやエクスレッグも驚きであり、これでは何処にであいがしらを打てば良いのか分からない。
「エクスレッグ!!そこよ!!」
その時だった。風が吹き、水蒸気が少し晴れてくる。水蒸気が濃く……色までは見えないが見えた。イーブイの影らしき物だ。エクスレッグはそこに目掛けて渾身のであいがしらを放つ……当たれば絶大なダメージを与えることが出来るだろう。
「嘘……あの一瞬で?」
「レッグ!?」
だが、エクスレッグが攻撃したのは精密に作られた
しかもであいがしらが起こした衝撃により、水蒸気が完全に晴れる。そこには同じくイーブイの氷像が幾つも存在していたのだ。
「「「なにぃぃぃい!!」」」
これにはギャラリーも驚きだ。
「フィニッシュターイム!!イーブイ!!」
その瞬間、エクスレッグの背後に本物のイーブイが襲い掛かった。反応が遅れたエクスレッグ……攻撃を防ぐことは完全に出来ない。
「メラメラバーン!!」
「ブイ!!」
爆炎を纏い、イーブイはエクスレッグに突っ込み……エクスレッグは一撃で倒されてしまった。
『水蒸気の原理と水蒸気爆発は俺が教えた』
どや顔のキュレムパパ。そう、キュレムパパがホワイトに水蒸気の事を教え、あろうことか息子とそのパートナーは様々な事を武器にしてしまった。唯でさえ、突然変異で様々なタイプの技を使えるのに、これでは鬼に金棒処か戦車である。
「ヘラクロス!!」
「イーブイ!!コチコチメラメラインパクト!!」
次にカエデはヘラクロスを繰り出したが、イーブイが大規模水蒸気爆発を引き起こし……ヘラクロスは一撃で倒されてしまった。
「フォレトス!!お願いですわ!!」
「イーブイ!!すくすくメラメラフレイム!!」
今度はフォレトスを繰り出したが、今度は油分が含まれたツタがフォレトスを拘束する。植物には油分が含まれる物が存在する。植物性ワックスだったり、オリーブ油や菜種油など様々だ。中には自分の油で発火し、周りの植物を焼いてライバルを焼き払う植物も居る(マジです)。
そしてツタがフォレトスを拘束した瞬間……イーブイは火炎放射を解き放ち……フォレトスは油分のツタ+火炎放射で一気に燃やされ、一撃で倒されてしまった。
「行きなさい!!リングマ!!」
カエデは切札のリングマを繰り出し、リングマはカエデが投げた何かでタイプが変わった。それはテラスタル……パルデア地方で見られる現象及び強化スタイルであり、不思議な結晶に覆われてタイプを変更できるのだ。
なお、同じタイプにテラスタルした時は技の威力が激しく上昇できる。メガシンカとは違った強化であり、より戦術も考えられる物だ。
「イーブイ!!ブイブイブレイク!!」
「ブイブイ!!」
イーブイは専用技 きりふだ の莫大なエネルギーを身に纏い、爆光と共にボルテッカーが如くリングマに激突する。
ホワイトのイーブイはノーマル単体だ。いくら様々なタイプの技を使えるとは言え、タイプ補正の力は受けない。だが、ノーマルの技ならタイプ補正が乗り威力が上がる。
ブイブイブレイクの威力は148+α!!そんな代物にタイプ一致が乗れば……
「グマァァァア!?」
リングマはくのじで悶絶し、一撃で倒れてしまった。
ホワイトVSカエデ。WINNERはホワイトであった。
「本当に強い子。オモダカ委員長の予想を上回る程ですね」
その後、ホワイトはカエデが作ったケーキをカエデにご馳走になり、記念写真を一緒に撮ったのだった。
だが、パルデアは知らない。サイコパワーでATフィールド貼れるシンオウウォーグル(ヒスイウォーグル)、変化技を跳ね返し物理では絶対に沈まないアーマーガア、真数千手を出してくるシンオウメガニウム、更にパワーアップしたヤヴェーミロカロス、流派東方不敗免許皆伝コライドン、そして黄金の角を持つ紫の珍虫と最強の保護者が待っていることを。
『メールです。メールです』
スマホロトムにGPS位置情報付きのメールが届く。相手はボタンであり、内容は……
『父ちゃんとアーマーガアが誘拐された!!』
ピオニー隊長……誘拐される!!
「ヌチャ!!カヌチャン!!ヌチャ!!」
「ヌチャ!!ヌチャ!!ナカヌチャン!!」
ピオニー隊長とそのアーマーガアは十字架に貼り付けにされ、その下ではパルデアに生息するフェアリー・鋼のポケモン、カヌチャンとその進化系であるナカヌチャンの群れが踊っていた。ナカヌチャンとカヌチャンは蛮族のような習性を持ち、彼等のお陰かパルデアでアーマーガアは空高く飛ぶことが出来ないのだ。
「デカヌチャン!!」
そんな群れを総統するのはカヌチャンの最終進化系のデカヌチャン。だが、そのデカヌチャンはコライドンの完全形態ほど大きく、その手には鎖で繋がった巨大鉄球のハンマー……グラビトンハンマーが握られていた。
取りあえず、本来のプロット通り進めるため……ホワイト&サトシは魔改造させます。外伝込みの超インフレに対応出来るように。7年後のキャラ紹介弄くらないとな(笑)
あと、リンドウ先生の強化どうしよう?ゲンシグラードン2度と使えないけど……別の強化を探るか(笑)
次回!!ピオニー隊長救出任務!?
???「答えよ、コライドン!!流派東方不敗は!?」
そしてお待ちかね。あの古代ウルガモスが出ます。
劇場版→アローラリーグだけど、アローラリーグ終わったらどうする?期限は決勝のサトシVSホワイトまで
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