カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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ピオニー隊長救出!!


拐われたピオニー隊長!! 後編

流派東方不敗の始祖であり同時に極めし最強の古代ウルガモスである師匠ウルガモスが一行に加わり、ホワイト達はピオニー隊長救出ミッションを依頼したボタンと合流した。

 

「ホワイトにブルーお姉さん。てっ!?なに、その古代ウルガモス!?明らかに普通のウルガモスじゃないよね!?」

 

ボタンは手持ちが趣味に全振りしている趣味パであるが、トレーナーとしての実力は高い。現時点のスター団では特待生であったビワの次に高く、トレーナーとしての実力は父親に似ているのは間違いないと断言できる。それ故か、ポケモンを見抜く力も高く……ボタンはホワイトの隣で腕を組んでいるヤヴェー老人=師匠ウルガモスを見て驚く。無理もないだろう、この師匠ウルガモスの強さはシロナさんを倒したホワイトの主力メンバーであるミロカロスやコライドンより遥かに強く……メガシンカした伝説のポケモンに匹敵するのでは?と思われても可笑しくないオーラを放っていたのだ。

 

「小娘よ。見込みがあるな……このワシの素性を僅かに気付くとはな!!」

「えっ!?喋ったし!!オーリム博士と一緒にテレビに出てた古代のウルガモスはもふもふしてたけど、喋ってなかったし!!」

 

オーリム博士は御存知、古代ウルガモスを論文で発表しており、その古代ウルガモスは古代プリンと共にお先にメディアで公表されていた。オーリム博士は古代ウルガモスを2体蘇生させていて、1体がこの師匠ウルガモスであり、もう1体は後日に蘇生できた一般的な古代ウルガモスである。

 

「ふっ……ポケモンも頑張れば人の言葉を話せるようになる。ポケモンは皆が、人の言語を理解できるのだ」

 

とどや顔で言う師匠ウルガモス。

 

「ホワイト、ブルーお姉さん……なんなの?このポケモン」

「お爺ちゃんだよ!!最高にカッコ良いお爺ちゃん!!」

「ホワイトのコライドンのお師匠って事は間違いないわね。コライドンはこのお爺ちゃんから流派東方不敗を教えてもらったそうよ」

 

とホワイトとブルーお姉さんの説明を受けて、余計に師匠ウルガモスの事が分からなくなったボタンであった。だが、こうしている時間は少ない、今は拐われたピオニー隊長とピオニー隊長のアーマーガアを救出しなければ成らないのだ。

ピオニー隊長とアーマーガアが世紀末なナカヌチャンとカヌチャンの群れに拐われてから、既に1時間が経過している。早く助けに行かなければピオニー隊長は身ぐるみを剥がされて全裸で放置されてしまい、アーマーガアは武器の材料の為に羽毛を根こそぎ引っこ抜かれてしまう。命は大丈夫だが、ピオニー隊長とアーマーガアがトラウマを発症してしまう恐れが有るために成るべく早く救出しなければならないだろう。

 

 

 

 

ボタンはピオニー隊長のスマホのGPSが分かるとの事で、その反応を追って奥に進んでいくと直ぐにピオニー隊長とアーマーガアは見付かった。

 

「世紀末ね。貼り付けにされてるわ」

 

ブルーは昔に流行った漫画 北斗の拳(ポケモンバージョン)を思い出しながら、物陰に隠れてナカヌチャン達の集落を眺める。ホワイトとボタンも物陰に隠れながらピオニー隊長を見つめる。

ピオニー隊長とアーマーガアは十字架に貼り付けにされており、ピオニー隊長は衣類を脱がされておらず、アーマーガアも鉄の羽毛を剥がされていない。だが、ピオニー隊長はバッグを荒らされており……ピオニー隊長が持っていた食料は既にナカヌチャン達に奪われており、ナカヌチャン達とカヌチャン達は奪った食料を用いて鍋料理を作っては美味しそうに食べていた。

 

「ヌチャ!!ヌチャ!!」

「ナカヌチャン!!」

 

美味しそうに鍋を食べるナカヌチャンとカヌチャン。鍋の具材は確認できる中で、マトマ、ハム、牛ハラミ、ワサビ、ゆで卵、サンドイッチのパン等だ。恐らくはピオニー隊長がパートナーや娘のボタンと共に食べようとしていたサンドイッチの材料だろう。

 

「デカヌチャン!!」

 

そして群れのボスだと思われる大きなデカヌチャン……背の高さが完全形態のコライドンに匹敵する程に大きな個体が現れた。デカヌチャンは普通のハンマーではなく、鎖で鉄球が繋がったグラビトンハンマーを得物にしており……優雅にベーコンを食べている。勿論、このベーコンはピオニー隊長から奪った食料からである。

 

「あのデカヌチャンは危険ね。コライドンやお爺ちゃん位、個体値が優秀よ」

 

とブルーお姉さんが告げる。あのデカヌチャンは危険だ。純粋なパワーでホワイトのハチャメチャコンテスト戦術というオバケ級の技の応用を多少(此処重要)突破し、コライドンの流派東方不敗を突破するだろう。その証拠に、ブルーはホワイトが勝手に出ていかないようにホワイトを抱き締めている。そこの健全男子……ホワイトくんに「そこを代わってくれ!!」とか言わない。たとえ、ホワイトの後頭部がブルーお姉さんの巨乳に当たっていたとしても!!

 

「ふむ。あのピオニーという男を救えば良いのだな?行くぞ、コライドン!!」

「アギャッス!!」

 

だが、師匠ウルガモスとコライドンが立候補してくれた。コライドンが完全形態に形態移行し、日差しが強くなる。その為か、特性で師匠ウルガモスとコライドンの攻撃ステータスが上昇する。

 

「デカヌチャン!!」

 

だが、デカヌチャンが気付き……グラビトンハンマーを振るって鉄球が飛んで来る。デカヌチャンだけが使える超火力技のデカハンマーだ。

 

「ふん!!」

「アギャッス!!」

 

だが、師匠ウルガモスとコライドンは蹴りでデカハンマーを弾き、弾かれた鉄球はピオニー隊長とアーマーガアを拘束している十字架を根元から破壊し、その衝撃で十字架から解放されたピオニー隊長とアーマーガアが宙を舞う!!

 

「うおおお!?俺、なんで此処に!?」

「があー!!」

 

そんなピオニー隊長とアーマーガアをコライドンがキャッチし、師匠ウルガモスが煙玉を使ってデカヌチャン達に目眩まし……ホワイト達のピオニー隊長救出ミッションは無事に成功した。

 

 

 

 

 

1時間後

 

『シャッフル同盟の素質を持つデカヌチャンよ。パルデアを救うために、手を貸してくれ。

これは前金で渡すが……未来の殺戮マシーンの残骸から取り出したレアメタルだ』

「デカヌチャン!!」

 

なお、グラビトンハンマーを使うデカヌチャンは未来エルレイドに勧誘され……シャッフル同盟とやらに加入した。

 

『あと弟が迷惑をかけたな。これは迷惑料だ』

「デカ?」

 

そして未来エルレイドは弟の代わりに、デカヌチャンに沢山の玉石(モンスターボール等の材料になる鉱石)を手渡した。




次回!!ホワイト、アヴァンギャルド!!の町にやって来る。

そして……ホワイト個人(此処重要)の修行も始まる!?

師匠ウルガモス「行くぞホワイト!!コライドンの強さを引き出すためにも、お前も流派東方不敗を覚えるのだ!!」
ホワイト「OK!!頑張るよ、お爺ちゃん!!」

劇場版→アローラリーグだけど、アローラリーグ終わったらどうする?期限は決勝のサトシVSホワイトまで

  • 新アニメの時系列次第
  • 青年白が行く、ゴールデンアルセウス
  • 新無印(夏休み)
  • 新アニメまで7年後を進めてくれ
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