カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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キズナ進化って理論上、誰でも出来るだろう……多分。


終末の使徒 キズナグラードン

「なんだ……その姿は?」

 

深紅の体色をしたグラードン。そのグラードンはTウォロが異世界から自分の野望を遂行するためにやって来たアルセウスこと邪神アルセウスから聞いたグラードンのどの姿にもない代物だった。Tウォロは自身の経験と邪神アルセウスのお陰か、外伝主人公と同じく本来の原作知識+成長したホワイトの手持ち(6割)を把握している。原作には一切登場しないトゥルーキュレムやメガコライドンは勿論のこと、未来含めた全ての原作の知識を把握している。だが、リンドウが突如として繰り出したグラードンは邪神アルセウスから教えてもらった知識には載ってない代物だったのだ。

 

「error……図鑑には載ってない姿って事ですよね?」

 

ウォロがスマホでグラードンをスキャンして呟く。スマホに出てきたのはerrorの文字、つまり図鑑にも登録されていない未知の姿である。

深紅のボディー、突起は金色に成っており、背中からは背鰭と刺が生えている。まるでグラードンが突然変異したのかはたまた未知の進化をしたのかと言いたげな状態だ。

 

「なんだ……こりゃ?」

 

と……肝心のグラードンを出したリンドウ本人は一番困惑していた。と言うのもリンドウはグラードンにべにいろのたまを持たせてないし、メガバングルも使っていない。だが、グラードンがメガシンカ?ゲンシカイキ?してるわ、何故か頭の中に色んな情報が雪崩れ込んで来るわ、脳内にグラードンの視界が映るわ、何が起きてるのか理解できていない。

 

(まさか……これ、キズナ変化!?キズナ進化!?ファイ!?グラードンに起きたの!?なに!?この肝心!?キーストーン通してないからか知らんが……頭にすんごい情報が流れて来るんですけど!!てか、サトシはXY時代はこれを何度もやってたのか!?)

 

そう、なんとグラードンはメガシンカ……ではなくキズナ変化をしていたのだ。それも石をどれも介さずにキズナ変化を行っているのでリンドウの負担は大きい。その上、頭の中にリアルタイムでグラードンの情報が流れ込むを通り越して雪崩れ込んでくるのでリンドウの負担が物凄く大きい。次やる時は……せめてキーストーンを介そう。過労死するかもしれないし、脳がオーバーヒートしてしまう。

 

だが、お陰か今のグラードンのスペック等を知ることが出来たのだ。

 

キズナグラードン タイプ地面&炎 特性 終末ノ使徒 ひざしが強くなり一部の特性を除いて上書き不可。自身が受ける水タイプの技を無効、ひざしが強い時は自身の攻撃力が上昇。

 

「なに、このぶっこわれ」

 

と脳内に流れたグラードンのスペックを知り、ふとぶっこわれと言ってしまう。なにこれ?ゲンシカイキの上位互換?天変地異のメガゲンシカイキと比べたら平和だが、ゲームで考えたらゲームでのゲンシカイキの上位互換だ。

 

「よし、グラードン!!行くぞ!!」

「グラァァア!!」

 

「ちっ……ゲンシカイキではない!?まあ、良いでしょう。ギラティナ!!シャドーボール!!」

「グルルガァア!!」

 

Tウォロのゲンシギラティナはシャドーボールを解き放とうとする。だが、リンドウが石なしキズナ進化の特性を用いて脳内でキズナグラードンに指示を出していた、その技は断崖の剣。ゲンシギラティナの下から大地の剣がせりだし、ゲンシギラティナの喉元に突き刺さった。

 

「指示無しで技を?そんなバカな!?」

 

だが、ゲンシギラティナは喉元に断崖の剣を受けてシャドーボールが不発に終わる。その上、喉元は多くの人間は勿論だがポケモン達でも急所であり、急所に直撃したゲンシギラティナは辛そうに「がぁ……がぁ……」と声に出すのも辛そうだ。

 

「じしん!!」

 

ギラティナの腹部にじしんパンチが突き刺さる!!

 

「噛み砕く!!」

 

更にじしんパンチを打った後に、鋭利な指でしっかりとゲンシギラティナをホールド。そのまま喉元に噛み砕くを用いる。

 

「熱波を解放しろ!!」

 

その瞬間……キズナグラードンから莫大な熱波が解き放たれ、ゲンシギラティナを爆熱の熱波が襲い燃やすのだった。

 

「ギィィガァァア!!」

 

なんで……僕がこんな目に逢うの?

 

ゲンシギラティナは産まれてからぶっちゃけ1ヶ月も経っていない。何も知らない子供だ。

 

善も悪も知らない。

 

勝手に造られてうみだされて、創造主の命令で変な髪型の男の元で何も分からないから言うことを聞くだけだった。感情も分からないし、自分の気持ちも良く知らない。

 

熱波が止むと、そこにはキズナグラードンに見下ろされる、小さく怯えてガクガクと震えるゲンシカイキが解除されたギラティナの姿があったのだ。

 

「ギィギィ……」

 

キズナグラードンの力に怯え、人生?で初めて明確な恐怖を感じたギラティナはその場で丸くなってしまう。ポケモンバトルのようなバトルではなく、殺し合いのようなバトルしか経験してないのだ……敗北=下がるか死である。死の恐怖ゆえか、ギラティナはガクガクと震えてしまう。

 

「グラードン。そこまでだ。子供に気付きを与えるのも俺達の仕事だぞ」

「グラー」

 

リンドウの言葉を聞いて、キズナグラードンは後ろに下がる。だが、まだキズナ進化は解除していない。

 

「ちっ!!使えないゴミめ。貴様もあの荒神のように、でき損ないか!!」

 

Tウォロが唾を吐く。だが…………

 

「さーてギエピー。善悪も知らない子供には更正のチャンスを与えるが……善悪の区別が付く大人はどうしようか?やれ」

「勿論だっピ!!」

 

デデーン!!Tウォロ、ギエピーの刑である!!

 

ギエピーは手慣れた手付きで、Tウォロの手足を縛る。

 

「なっ……何をするきですか!!私に乱暴するきですか!?エロ同人みたいに、エロ同人みたいに!!」

「どこで覚えたそんな言葉」

 

そしてギエピーはいつの間に用意したのか『ギエピウス3号』と書かれたガラクタで作ったロケットを用意する。このギエピウス3号、人1人は入れる広さをしており、そこに手足を縛ったTウォロを入れたのだ。

 

「やっ……やめ!!」

「アディオス、アミーゴス!!バイバイきんだっピ!!」

 

ギエピーがボタンを押す。するとギエピウス3号はジェットエンジンで飛び上がり……瞬く間に吹き抜けの地下空間を飛び越えて地上に到達。

 

「ブルーお姉さん、なにあれ?」

「みちゃダメよホワイト。岩の妖精よ」

 

上層エリアで思いっきり、上層エリアに無事に着地したホワイトとブルー達と遭遇したがギエピウス3号はぐんぐん高度を上げて空を目指す。

 

「誰か……助けてくれー!!」

 

Tウォロの叫びも虚しく、ギエピウス3号はエリアゼロのバリアーを突き破り、雲を突き抜けて成層圏を突破する。やがて……

 

 

Tウォロは2度と地球には戻れなかった。鉱物と生物の中間の生命体となり、永遠に宇宙空間を漂うのだった。やがて、Tウォロは考えるのを辞めた。

 

 

 

「んな訳があるか!!」

「どうしたっピ?」

 

そしてリンドウは突っ込みを入れると同時に、キズナ変化の副作用で体力が尽きてしまい、その場に倒れるのだった。同時にグラードンのキズナ進化も解けた。




次回は無事にエリアゼロに着地したホワイト達。彼等は先に不時着したリンドウ達と合流するために地下を目指す。

ゲルマン忍者「また会ったな!!少年!!」

そこではゲルマン忍者が先に居るわ

???「キラフロー!!」
ペパー「あれは……トップのポケモン!?こんな所に生息していたのか!!」

トップチャンピオンオモダカのエースが唯一生息する場所でもあったのだ。

劇場版→アローラリーグだけど、アローラリーグ終わったらどうする?期限は決勝のサトシVSホワイトまで

  • 新アニメの時系列次第
  • 青年白が行く、ゴールデンアルセウス
  • 新無印(夏休み)
  • 新アニメまで7年後を進めてくれ
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