アローラリーグ神話真っ青の決勝戦は全世界に生放送で、中継されている。
『アッセイ!!』
『オラァァァ!!』
サトシが魔境オーキド研究所から出してきた、イレギュラーのmuscleの化身 メガスパさんミュウツーVSホワイトの保護者でありパルデア地方の冒険の終盤で並行世界のゼクロムとレシラムを吸収して、本来の姿を取り戻したキュレム・オリジンとの神話真っ青の決戦。
黒い雷撃が、筋肉の波動が、灼熱の青い炎が、上腕二頭筋とサイコパワーの共演が、絶対零度の氷が、広背筋が生み出した鬼の顔からのフィジカルが、バトルフィールドを追い込んでいく。空間が軋み、ポケモンバトル史上初のトレーナーと伝説のポケモンが心から信頼し有った決戦が目の前で行われていたのだ。
む?サトシはスパさんとそんなに親しくないんじゃないかって?数多の伝説のポケモン達と友人となったサトシだ。スパさんとも、仲良くなれるさ!!
キタカミの里 スイリョクタウン
「スグリ!!貴方も見なさいよ」
「俺、オタチと一緒に鬼様探してくるべ」
2年後、ホワイトとサトシそしてリンドウ先生と共に、とある事件……後にともっこ粉砕事件orスグリくん闇落ち事件と語り継がれる出来事が語られる事になる田舎町。余談だが、田舎具合は作者の実家と全く同じぐらいである。
そんな田舎のスイリョクタウンでもサトシVSホワイトのアローラリーグ決勝戦は中継されており、1人の姉は生中継を食い入るように見ており……その姉の2つほど年下の弟でホワイトと歳が近いと思われる少年は、テレビよりも大事な事が有るのか、パートナーのオタチと一緒に外に出掛けてしまった。
カントー クチバシティ 開業間近のサクラギ研究所
パルデアの学会でリンドウやホワイト達と関わり、更にはリンドウが転生する事がなかった世界では……メレメレ島ポケモンスクールを休学したサトシをリサーチフェローとして歓迎した男、サクラギ博士は助手達と共にスパさんVSキュレム・オリジンの決戦を観戦していた。
本音を言えば、生で見たかったのだが……サクラギ博士は開業間近のサクラギ研究所の事も有っての事と……海外開催故にチケットを取る事が出来ず、普通にテレビで観戦である。
「凄いな……しかし、ホワイトくんのキュレムはあんな姿だったっけ?」
因みにリンドウ達は世界を救うためとは言え、エリアゼロに侵入した事は秘密にしている。なのでエリアゼロでキュレムがキュレム・オリジンに戻った事は誰にも言っておらず、世間的には「キュレムがファザーパワーで素の状態がオリジンに成った」と思われているとか。
「というか……あのバトルフィールドはどうなってるんですか!?」
助手の女性が叫ぶ。まあ、無理もない。muscleパワー全開で、サイコパワーを上乗せしたスパさんミュウツーの格闘技が繰り出される。それに対抗し、キュレム・オリジンも発動機のエネルギーを全開にして氷+電気+炎そしてドラゴン技の応酬を繰り出していく。
バトルフィールドは悲鳴をあげており、いつまでもつかどうかも分からない。だが、これだけは確実に言える。
「この決着は早々に着くかも知れないな……」
サクラギ博士はそう告げた。そう、この勝負は早々に決着が着くかもしれないのだ。
『おっっっと!!ミュウツーの爆裂パンチがキュレムの腹部に突き刺さった!!』
実況が叫ぶ。
スパさんミュウツーの爆裂パンチが、キュレム・オリジンの腹部に直撃したのだ。効果は抜群であり、キュレム・オリジンに致命的なダメージが入る。
キュレム・オリジンは炎、電気、氷、そしてドラゴンの技をタイプ一致で繰り出せる。だが、ポケモンのタイプは基本的に2つまでであり……キュレム・オリジンのタイプは氷とドラゴンだ。故に格闘技を受けると絶大なダメージに襲われる。
『ぐぅぅがぁ!?』
『アッセイ!!』
ここでキュレム・オリジンの現時点での個人的な弱点を伝えておこう。
ホワイトがトレーナーとして一人前に成った現在、キュレム・オリジンは対邪神アルセウスなどの余程な緊急事態やアローラリーグ予選等の特別な時でしか戦っていない。もう、ホワイトとそのパートナーはキュレムという保護者に頼らなくても戦えるし、キュレムは保護者として一歩引いていた。その為か、キュレム・オリジンは持久力がスパさんと比べると無いのだ。
一歩引いていたキュレムと異なり、スパさんは日々筋トレをしているし、なんなら最近までオーキド研究所でアッセイ!!していた。故に体力は有り余ってるし……長期戦になればスタミナが有り余ってるスパさんミュウツーに軍配が上がるだろう。
誰もが思った。スパさんの勝ちだと。
だが……父親はこんな所で沈まない!!
キュレムはまだ動く。キュレムは左手でスパさんミュウツーの腕を握る。これでスパさんミュウツーは振りほどかない限り、キュレムから離れる事が出来ない。
『悪いな……親とはいつも、我が子を背中で導かねば成らないからな』
『親が道を間違えた時、子供は親を反面教師にして新たな道を探せば良い。親の道が正しければ、子はその親が作った轍を通って新たな未来を掴めれば良い』
キュレムの右手に冷気が集まり、氷のパイルバンカーが生成される。ブリザードランスをぶっぱしようにも、ブリザードランスはその特性上、ある程度の距離は必要だ。そこでキュレム・オリジンは考えた。パイルバンカーにして、電磁加速で撃てばゼロ距離で撃てるんじゃね?
「キュレム!!ブリザードランス!!」
ホワイトの言葉と共に、キュレムはスパさんミュウツーの腹部にパイルバンカーを叩きつける。その瞬間、電磁加速で氷の杭が射出されて……スパさんミュウツーにゼロ距離で絶大なダメージを与える。
『アッセイ!?』
急所に当たった。スパさんミュウツーは倒れた。しかし、キュレムも先程の爆裂パンチで絶大なダメージを負っていたのだろう。パイルバンカーが腕から外れたと同時に瞳を閉じて、戦闘不能に成った。
両者戦闘不能。これより、フルバトルでの決戦が始まる!!
「カビゴン!!君に決めた!!」
「カビカビカー!」
サトシはカビゴンを繰り出した。
「ウォーグル?ARE YOU READY?Show TIME!!」
「キェェェエ!!」
ホワイトはウォーグル(シンオウの姿、またのなもヒスイの姿)を繰り出した。
さあ、始めよう。アローラリーグの決勝を!!
今思った……アニメ仕様のZ技……めちゃくちゃ強くね?複数回使えるし
ククイ博士「俺、あの2人と戦ったら瞬殺される気しか無いんだけど」
因みにBGMは一応、サトシが主人公側なのでVSホワイト(シロナさんのテーマをアレンジして、クラシック楽器からエレクトーンやエレキギター等々)が個人的には流れてます(笑)
見てみたい勝負
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