カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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一応、アローラチャンピオン編は完結ですね……長かった。


新学期 これからもスクールライフは続いていく

1ヶ月後。

 

季節は巡り、新学期がやって来る。

 

「お世話になりました」

「もう、行くのか?ブラック」

 

この世界線ではサトシは旅立たない。サトシは1ヶ月の間の夏休みで、レッドと共にカントーに巡ってはレッドと共に世界各地を巡っては修行していたが、休学する事はなく今日アローラに戻ってくる。だが、新学期が来ると言うことは誰かが旅立つかも知れないという事である。

今日、ブラックはポケモンスクールを卒業してリンドウの家から旅立つ。本人としてもこの短い間だったが、ポケモンスクールでバトル以外の事を学べ、沢山の見聞も出来た。

 

「はい。イッシュ地方も新しい学校を作るそうなので、そのお手伝いも有りますけどね」

 

カントーやアローラ、そしてパルデアだけではない。今、世界各地でトレーナーの学校を作ろうとする動きがあるのだ。

サトシとホワイトの激突から1ヶ月。今まではトレーナーを志した子達は10歳から学校に通わず、パートナーと共に旅に出るのが普通だった。しかし、その普通が変わろうとしており……トレーナーとして旅立つ前にポケモンスクールで生徒として学び、実力と知識を付けてから旅を始めようという流れが主流に成りつつあるのだ。

 

「もしかしたら数年後、俺も先生に成っているかも知れませんよ?」

「そうなったら嬉しいな。なに、俺の教え子が先生に成るんだからな」

 

ブラックはレシラムの背中に跨がる。レシラムは空高くに、モエルーワと告げて翼を羽ばたき、発動機を起動させて空高く飛んでいく。そしてある程度の高度に達すると……ブラックを乗せたレシラムはマッハでイッシュ地方に飛んでいった。

 

「寂しくなるわね」

「本当だね……」

 

リンドウの社宅からブルーとアセロラが出てきた。ブラックは確かに巣だって、リンドウの社宅は少し寂しく成ったのかも知れない。

だが、実はと言うと……ブラックが巣だってもこの社宅で暮らす人数は変わらない。何故なら数日前からもう1人、ホームステイが増えたのだ。そのホームステイは全く知らない人物ではない、というか……リンドウやブルーそしてアセロラも非常に良く知っている。と言うか、知名度なら世界で最も有名な10歳だろう。

 

「ねえ、リンドウせんせー!!準備できたよ?」

 

その人物とはホワイトであった。ホワイトは今日から新学期が始まるリンドウのクラスに転入するのだ。本来なら年齢的に他の先生の受け持ちにする予定だと思うが……良く考えてほしい。

シロナさん、オモダカさんを倒してシンオウ地方を殿堂入りからのパルデア完全制圧、そしてこの1ヶ月の間にジョウトリーグに出場してあっさりと優勝……そしてワタルを粉砕してジョウトリーグさえも制圧し、人類史上初の複数リーグ同年制覇……しかもトレーナーに成って半年以内である。そんなぶっ壊れを指導できる教員なんて、リンドウそして生身で伝説のポケモンを粉砕するサオリ先生位だ。なので、ホワイトが中等部を卒業するまではリンドウが保護者として面倒を見ることと成ったのだ。

 

「よし、行くか!!早くしないと、始業式に遅刻するしな!」

 

 

 

 

 

 

 

「1ヶ月ぶりだ」

 

サトシ、単身1人でポケモンスクールの正門に立つ。

アローラチャンピオンに就任し、これから高等部の卒業までは第二の父親とも言えるククイ博士の所にホームステイしながら、ポケモンの事についてこれからも学んでいくのだ。

チャンピオンとしては勿論、1人のトレーナーとして沢山……これからも学ばなければならない事がある。

 

「行こうぜ、ピカチュウ!!皆に会うのが楽しみだな!!」

「ピカッ!!」

 

サトシは今日もピカチュウと共に登校する。一緒に暮らしているセレナは先に登校しており、サトシは正門を超えて坂を上り……校舎に入った。

 

 

 

「アローラ!!サトシ、そしてピカチュウ!!帰ってきました!!」

「「「アローラ!!」」」

 

教室に入ると何時ものクラスメートが向かえてくれた。

カキ、スイレン、マオ、マーマネ、リーリエ、アセロラ、そして共に暮らしているセレナに人モードのラティアス、そしてブラックと入れ違いで転入した学年違いのホワイト。

 

教室の後ろではクラスメートのパートナー達が寛いでおり、そこにはククイ博士に預けていたアローラでの手持ちメンバーの姿もあった。かわらずの石を飲み込んで進化しなくなったモクロー、ニャヒートからガオガエンに進化したガオガエン、ルガルガン。サトシのアローラでのパートナーも1ヶ月ぶりだが元気そうだ。

 

「よし、全員揃った事だしな。新学期の始まりだな!」

 

リンドウとブルーが教室に入ってきた。リンドウは教壇に立ち、出席簿を開いた。

 

「出席とるぞ!!全員出席だけど、一応な!!」

 

新学期もポケモンの事を沢山、学ぶ楽しい学校生活が続いていくだろう。

 

 

 

 

 

 

『初代アローラチャンピオン サトシ、灰色の英雄 ホワイトを導いた者 リンドウの半生。カントー出身の俺氏、南国で教師をする』著者 二代目アローラチャンピオン リーフ。

 

「お父さんが初代チャンピオンをチャンピオンになるまで導いたお話はこれで完結。さて、続きを書かないとね」

 

ブルーに瓜二つで、リンドウと同じ瞳の女性は筆を置いたのだった。




リーフ「さてと……次は灰色の英雄編だね」

本編は一応、完結だけどまだまだ続くよ。

見てみたい勝負

  • サトシ&白VS青紫&赤
  • リコロイ+ぽにお~VSギエピー
  • 少年リンドウVS少年レッド
  • 成長リコVSチャンピオンサトシ
  • ギエピーのギャグ戦闘傑作選
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