解きは流れて2年後 キタカミの里へ
2年後。
「林間学校ですか?」
リンドウは相変わらずポケモンスクールで勤務しており、ホウエンチャンピオン+ポケモン博士+ポケモンスクールの名物教師として働いていた。
リンドウは2年の月日が流れてもサトシ達の担任をしており、サトシ達は中等部に進学してホワイトは初等部6年生に成った。とは言え、リンドウが面倒を見ることは変わりはない……何故ならリンドウ以外で「このチート軍団を導けますか?出来てサオリ先生だけですよね!?」と数多の教師達から問答無用に言われたからだ。まあ、無理はないだろう……サトシはアローラチャンピオン、ホワイトは次期シンオウチャンピオンでありパルデアとジョウトを鎮圧済み、他のメンバーも四天王真っ青の強さまで育てたし、スイレンなんてアローラと次期シンオウそしてカントーとホウエン以外なら間違いなくチャンピオンに成れるだろう。
そんなチート揃いのヤヴェークラスとレボリューションしたリンドウの受け持ちクラスであるが、オーキド校長からある事を言われたのだ。
「うむ!!実はパルデアにあるグレープアカデミーからのお誘いソーナンス!!」
実はと言うと……グレープアカデミーは年に何回か、他のポケモンスクールと合同で林間学校を行っているとのこと。今まではカントーの名門学校だったセキエイ学園と一緒に行っていたが、ホワイトがパルデアを救ったこととグレープアカデミーの腐敗を取り除く切欠を与えた事を加えて、今回からメレメレ島ポケモンスクールもグレープアカデミー主催の合同林間学校に参加することが決まったのだ。
「それは光栄ですね」
「参加するのは我がメレメレ島ポケモンスクール、グレープアカデミー、そして最近出来たばかりのブルーベリー学園の3校アーボック!!」
今年はセキエイ学園は参戦しないようだが、メレメレ島ポケモンスクールと出来立てホヤホヤのイッシュ地方にあるブルーベリー学園の3校である。
だが、参加できる生徒は限りがある。グレープアカデミーでも参加出来るのは抽選で選ばれた極僅かな生徒だけであり、それはメレメレ島ポケモンスクールでも変わりはない。サトシ達は行けるかも知れないし、行けないのかも知れない。
「と言うわけで、リンドウ君のクラスで参加生徒を2人選んでほしいナッシー!!」
しかし!!オーキド校長はリンドウのクラスから2人を選出して良いと言ったのだ。ただでさえ少ない参加生徒の枠を優先的に、使って良いと言ってくれたのだ。
「本当ですか!?ありがとうございます!!」
「うむ。でもリンドウ君、引率として参加宜しくタマタマ!!」
その条件としてリンドウ先生、引率としてキタカミの里への林間学校に強制参加である。
その結果……
「キタカミか……日本だけど行くのは初めてだな」
「リンドウ先生!!俺、すっげー楽しみ!!」
「そういや、僕って飛行機で移動するの初めてだな」
引率のリンドウ、くじ引きで勝ったサトシ、そして最年少と言う事でクラスの皆から譲ってもらったホワイト。アローラからはこの3人が日本のトウホク……キタカミ地方にある里、スイリョクタウンで林間学校を行うことに成ったのだ。
「現地での予定を確認するぞ。キタカミ国際空港に降りたら、ロビーでパルデアからやって来たグレープアカデミーのメンバー、イッシュからやって来たブルーベリー学園のメンバーと合流。その後、バスに乗って3時間揺られてスイリョクタウンに到着だ。
お前達のスマホロトムに栞のデータを送ってるから、今の内に確認するんだぞ」
サトシがアローラチャンピオンに成ってから2年の月日が流れており、スマホからスマホロトムへと進化している。2年前はMr.アンチェインとレボリューションしたアカギが開発した1号を、ホワイトが持っていただけであるが、今では世界中の様々な人がスマホロトムを保有しているのだ。
「宿泊するのはホテル!?ポケモンセンター!?」
「残念だけど、公民館だ。遊びで行くんじゃないから、別に良いだろ」
宿泊するのは公民館である。スイリョクタウンは3年前のマサラタウンと同じく、ポケモンセンターは残念ながら存在しない。珍しいポケモンが生息しているためか、民宿はちらほらと有るのだが……林間学校でやって来たポケモンスクールの御一行は公民館で宿泊だ。
一応、公民館に回復マシーンは用意されているので、ポケモンを回復させたりテラスタルオーブにエネルギーをチャージするのは問題はない。
「ふふふ……僕が紛れ込んでいる事にリンドウは気付いてないっピよ」
そしてギエピー。再び小さくなるを多用し、リンドウの旅行バックに潜入していた。キタカミの里でのお祭りでの屋台……終了のお知らせである!!
この頃のスグリくんは初々しかったな……
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