カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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鏡開きからだと言ったな。アレは嘘に成った……だってブルベリ編は書けるもん(笑)


5年後 ポケットモンスターW2+リコ&ロイ
蒼の円盤~テラパゴス覚醒、ブルベリ退学RTAだっピ


サトシがアローラチャンピオンに就任してから5年後。

 

ホワイトがジュニアハイスクールでのカリキュラムを全て終わらせて、インターンでライジングボルテッカーズに所属して世界中を旅している頃。

リンドウはホワイトがインターンで抜けたが、教え子達を導きながらアローラで教師を行っていた。

 

「全く、インターンでもトラブルに巻き込まれるな……あの子は」

 

仕事の休憩時間。リンドウは5年前と比べて広くなり、職員の数も物凄く増えてきた職員室でスマホロトムを眺めていた。スマホロトムの画面にはホワイトが定期的に送ってきた旅先での写真が自動スクロールで写し出されている。保護者としてキュレムも居るし、なんならライジングボルテッカーズの頼れる大人達(バトル面で頼れるのはフリードだけ)も居ることだし、問題はないだろう。

旅先で合流し、ライジングボルテッカーズの仲間入りと成ったリコとロイ、そして少しは外に出るようになったドットとの写真も写っており、サトシ達にとっては末っ子(戦闘力特級)として扱われていたホワイトが兄貴分へと成長していた事にリンドウは嬉しそうに笑みを浮かべていた。

 

『君達さ、ポケモンに対してはしっかりと愛情注いでるね。うん、だからこの程度にしてあげる』

 

写真付きのメッセージではホワイトからの定期報告も載っており、リコやロイがライジングボルテッカーズに入ったこと以外にも旅先でのトラブルも書かれていた。

リコが合流する時、リコのペンダントを狙ってエクスプローラーズと呼ばれる悪名高い連中が襲撃。まあ、ホワイトの敵では無かったが。

その時、アメジオというホワイトより少し年上だと思われる少年がホワイトと戦い、更にアメジオの部下であるジルとコニアも襲ってきたが、ホワイトが単独でボコボコにした。しかし、アメジオ達はパートナーに愛情を注いでいた為か、ホワイトは撃退に留めたとか。

 

しかし、次のエクスプローラーズからの刺客はそうではなかった。

 

『ホワイト?ポケモンを使わせなかったら良いじゃないか』

 

エクスプローラーズ初のギエピーの被害者とも言えるスピネルという人物は憐れであった。

ポケモン使わせなかったらホワイトなんて、ただの子供だろ?と思った彼はマネーイズパワーと言わんばかりに、お金で傭兵を雇いホワイトを闇討ち。しかし、皆さん……ホワイトくんはコライドンから流派東方不敗を教わっており、銃弾なんて素手で捌けるので、傭兵集団はホワイトが腕に持った……

 

『ギエピー!?何をするきだっピ!?』

 

ギエピーをヌンチャクのように振り回し、傭兵をフルボッコ。その後、スピネルの手持ちを粉砕し、逃げようとしたスピネルはギエピーに捕まり……う◯こ(ギエピー容疑者は大福と言い張る)を喰わされてエクスプローラーズの本部に搬送された。

 

「む?」

 

その時だった。リンドウのパソコンにメッセージが届いた。相手はブルーベリー学園のブライア先生からだった。

ブルーベリー学園とは3年前の林間学校から一切の接点も持っていない。どういうわけか、あの林間学校以来……ブルーベリー学園は姉妹校であるグレープアカデミーとの合同行事を中止しているとか。

だが、ブルーベリー学園は今となっては世界で最もバトルに力を入れている学舎として注目を集めている。国内外から問わず、多くの強くなりたい学生が入学しており、並の生徒でさえ地方のジムリーダーの本気を凌駕する強さを持っている。その実績とブライア先生のマネジメントが上手く行ったのか、本来ならメレメレ島ポケモンスクールやグレープアカデミーに入学を考えていた生徒達もブルーベリー学園に入学を変えた程である。

 

そんなブルーベリー学園の教頭に就任したブライア先生からメッセージが届き、リンドウは開いてみる。

 

「なになに?ホワイト、そしてリコを特別留学生として招待したい?それに希望者が居るなら同じく特別留学生として迎え入れる準備があるだと?」

 

それはホワイトとリコ、+αの希望者を特別留学生としてブルーベリー学園に迎えるという物であったのだ。

 

「いや、どう考えても罠だろ、これ。ホワイトとポケモンスクールの希望者なら兎も角……なんで籍としてはセキエイ学園のリコも呼ばれんの?」

「なら、此方から迎えて返り討ちにすれば良いんじゃないですか?」

 

その声が聞こえ、リンドウは後ろをみる。そこではタッパ180cmオーバーと進化した夏油スグリへと成ったスグリが立っていた。

 

「俺も行きますよ……いじめっこへの御礼参りですね」

「良いけどよ……ほどほどにな?お前、マッスルボディーもぶっ壊れに成ったからな?」

 

夏油スグリ(闇落ち?知らんな)、ホワイトとリコと共に特別留学に参加決定である。

 

「だが、俺も参加する」

「リンドウ先生も?」

「ああ、この学校が本当に学校として機能してるのかも調べようと思ってな」

 

そしてリンドウ先生も参加を決意である。

 

「ホワイトには俺から連絡する。ブライア先生は間違いなく、リコの何かを狙ってるな……俺は学園の内部調査で多分、動けない。スグリ、ホワイトと共にリコを護れ」

「勿論です。俺達は……最強ですから」

 

ブルーベリー学園終了のお知らせである。なお、後日……『本当にブルーベリー学園終ったピ。物理的に終ったピ』と崩壊する事に成るのだが、それは此処では言わないでおこう。

 

 

2週間後。

 

イッシュ地方の近海にある海底研究施設。そこを改造して作られた最新鋭の研究設備と施設を兼ねた、バトル専門の学舎 私立ブルーベリー学園は存在している。

ブルーベリー学園はフロントロビー以外は海中に埋まっており、向かうためには波乗りでイッシュ本土から向かうか、ライドポケモンで飛んで行くか、学園長であるシアノが手配したヘリや飛行機で向かうしかない。当然ながら、学校が海の中なので帰ることが出来ず……全校生徒や職員は全員が寮暮らしである。

 

「此処がブルベリか……ずいぶんリッチな所だな」

「本当に海の中だね。災害時どうしてるの?」

「久しぶりだな……変わってないな。見た目はね」

(此処がブルベリ!?なんで私まで来ることに!?てか、私は名指しだったよね!?)

 

上陸したヘリからリンドウ、ホワイト、夏油スグリ、そしてホワイトと共に名指しで招待されたリコが降り立った。

 

「やあ、待っていたよ。僕はシアノだよ、ここの学長なんだ」

「初めまして、メレメレ島ポケモンスクールから来ましたリンドウです。

此方は私の教え子のホワイト、スグリ、セキエイ学園所属のリコです」

 

リンドウは代表として、出迎えてくれた人物……シアノと挨拶を交わす。リンドウの目の前に居る男性はシアノ、ブルーベリー学園の経営者であり同時に学長を務める人物だ。

 

「スグリくんは久しぶりだ…………ね。えっ?君、本当にスグリ!?大きく成りすぎだよ……

ようこそ、僕のブルーベリー学園へ。折角だ、人数分の制服用意してるから来てくれないかな?リコちゃんとホワイトくんは標準的なサイズで問題ないね……スグリくんは厳しいかな」

 

シアノはホワイトとリコの制服を用意してくれていた。一応、スグリの制服も用意してくれていたのだが……スグリがまさかムキムキでノッポに成ってるなんて思わず、スグリの分は恐らくだが入らない。

イッシュの方々は身長が高い人が多いのだが……マッチョ体型には適応出来なかったようだ。

 

「じゃあ、スグリだけ私服か」

「仕方ないよ。3年でこんなに背が伸びるなんて俺も思わなかったからね」

「Tシャツならなんとかいけるかも……」

 

シアノ学長が気まずそうに、Tシャツなら行けると言われて……スグリはブルーベリー学園のTシャツ(XL)を貰うことと成った。

 

10分後

 

「じゃじゃーん!!リンドウ先生!!どう?僕、似合ってる?」

 

先ず、更衣室から出てきたのはホワイトだった。ホワイトが選んだ制服はブルーベリー学園の春制服。白い制服に、白い短パンが特徴だ。

 

「リンドウ先生。わっ私も着替えました……」

 

リコは特別に用意された春制服であり、短パンがスカートに成っている。

 

「後はスグリか……しかし、スグリ遅くね?」

 

待つこと更に10分。スグリは現れた。その制服は一応、ブルベリ学園のジャージセットなのだが……ジャージの上着はスグリの筋肉に耐えられず無くなっており変わりにTシャツ。下半身のスパッツと短パンだが、スパッツはスグリの大腿四頭筋に耐えられず動く度にブチブチと悲鳴をあげている。

 

「大人用のサイズは無いんですか」

 

そしてリンドウ達の前に出た瞬間、ぶちーん!!と切断音と共にスパッツは逝った。ダメージジーンズ真っ青のズタボロと成った……着てから3分で。

因みにジャージ短パンもゴムが限界まで伸ばされており、次脱いだらゆるゆるだろう。横の腹筋と背筋郡を鍛えすぎた。あと、逞しい大胸筋のお陰でシャツも少しパツンパツンに成っている。

 

「うっ血する所でしたよ。俺のサイズで秋制服用意して下さい」

「分かったよ……大至急用意するよ」

 

シアノ学長は特注サイズの夏油スグリさん(身長180cm体重90キロ体脂肪率7%)の制服を用意してくれる事を約束してくれた。

 

「シアノ学長。留学生の方は来ましたか?」

 

そんな声が聞こえると、次はヤーコンさんそっくりな眉をした美少女がやって来た。髪の毛はピンク色であり、年齢はホワイトと同世代だろう。

 

「タロちゃん。紹介するよ、ブルーベリー学園の四天王の1人 タロちゃんだよ?

お父さんはジムリーダーのヤーコンさん。強いよ」

「学長!!生徒のプライベートを言うのはどうかと思います!!」

 

彼女はタロ。今はホテル街としてイッシュ観光の本場として、多くの観光客が宿泊するホドモエシティのジムリーダー ヤーコンの愛娘との事だ。

 

「タロです。宜しくお願いします」

「リンドウだ。メレメレ島で教師をしている。ほら、お前達も」

「僕はホワイト!!宜しくね!」

「スグリ。メレメレ島ポケモンスクールの学生さ」

「わっ私はリコです!!カントーのセキエイ学園に在籍してます!!」

 

「宜しくお願いしますね…………えっ?君、スグリくん!?」

「そうだよ、タロさん。まあ、あの時と比べて身長も伸びて筋肉も付いたからね!!」

「いえ……背が……身体が……大きくなりましたね」

 

実はと言うとタロとスグリはほんの少ししか、接点は無かったが同級生であり、更に同じ部活だった。とは言え、スグリはゼイユのあとに着いていって部活に入っただけで、内気な性格の為なのか友人は出来なかったが。

そして当然ながら、内気で弱虫なスグリくんから筋骨隆々の夏油スグリさんに進化したスグリを見て、タロは宇宙猫のように成りそうだった。

 

「嘘だろ!?あの巨人が弱虫のスグリ!?」

 

「アローラで何があった!?筋肉の化身か!?」

 

「なに食べたらそうなるんだよ!」

 

だが、フロントロビーに居た多くの学生達も漸くスグリと判断できたのだろう。ざわざわ騒ぎだした。

 

「貧栄養児で栄養価が偏った君達では理解できないよ。ましてやdieエットを考える君達ではね」

 

と、そんな学生達に向かってスグリは言うのだった。因みに、スグリの肉体を維持するためには膨大な食事とトレーニングが必要であり、良い子は真似しないでね?真似したらトレーニングで挫折してギエピーになるよ?

 

「貴方が……ホワイトさん?」

「うん。そうだよ?」

「あの、私が学園を案内して良いですか?」

 

一方、タロはホワイトと話してるのだが少し顔が赤い。

 

「リンドウ先生、タロってもしかして」ヒソヒソ

「スグリ、そう言うことだ」ヒソヒソ

(ホワイトさんに春が来た!?これが所謂、アオハル!?)

 

そしてタロによる、ブルーベリー学園の案内が始まるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「此方、レジギガス。準備は良いかね?ギエピーくん」

「何時でも行けるっピ!!」

「では作戦通り、海中ダクトからブルベリに潜入だ。頑張りたまえ」

 

ギエピー。再び密航する。なお、今回はレジギガス隊長のサポート付きである。




リンドウ達、テラリウムドームを満喫する!?

タロ「ブルレクという課題が有りまして、それをクリアすると学園で使えるポイントが手に入ります。技レコードが買えたり、学食で使えたり様々ですよ」
ホワイト「ポケモンのコンテスト用の衣装の材料も買えるの?」
スグリ「プロテインは買えるかな?3年前は買えなかったけど」

アカマツ「誰か……ツッコミ呼んできて!!もしかして、俺以外ツッコミいない感じ!?」

あと……ホワイトの嫁さん設定、変更します。なので7年後はカイとタロの修羅場が(笑)だってね……此処まで続くなんて思わなかったもん!!

ホワイト「複数人で作るサンドイッチ、これで有ってる?」選んだ食材 トマト、レタス、ハム、焼きベーコン

スグリ「うん多分ね」選んだ食材 ハンバーグ、ステーキ肉、豆腐、とりむね、ブロッコリー

タロ「多分大丈夫ですよ」選んだ食材 イチゴ、生クリーム、ブドウ、あんこ

アカマツ「アウトォォォォオオ!!てか、なんでそんな高さから落としてるの!?」

入学してみたい学校は?

  • オレンジアカデミー
  • グレープアカデミー
  • メレメレ島ポケモンスクール
  • セキエイ学園
  • ブルーベリー学園
  • タマムシ大学(オーキド博士の母校)
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