カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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一応、キビキビのエピローグ


キビキビパニックの後。

「リンドウさん。ここでも仕事?」

「ロイ、折角だからホワイト達と遊んでこいよ。忘れない内に、纏めたいからな」

 

キビキビパニックから数日後。スイリョクタウンは元通りの活気を取り戻し、オモテ祭りで盛り上がっていた。

だが、リンドウは目の下に隈が出来ており……カタカタとパソコンで資料を纏めていた。そんなリンドウの側ではオスメス、2体のイダイトウが宙を泳いでおり……リンドウのパソコンを覗き見していたロイを不思議そうに眺めている。

 

「噂のイダイトウの?でもイダイトウでっかいね!!」

「野生ではほぼ絶滅だ。キタカミは日本でも数少ない、バスラオ……白筋の姿が生き残っていて、イダイトウは白筋の姿からしか進化できないからな」

 

このオスメスが異なるイダイトウはリンドウが捕まえた白筋のバスラオがついさっき、進化した姿である。イダイトウは野生では絶滅しており、進化前であるバスラオ(白筋)も数が減少傾向にあり、進化の方法も伝わっていない。

リンドウは明治時代に記された資料をあさり、なんとか進化の方法を見つけ出してイダイトウに進化できたのだ。

 

「あと、ピーチドンのな。完全な新種だし、どこの文献にも載ってなかった」

「結局、ピーチドンに成ったんだ」

 

そしてピーチドン。本来ならモモワロウと語られることになるポケモンであったが、幻のポケモンは文献が残されていないケースが多い。ジラーチやミュウ、マナフィのように資料が残されていればモモワロウに成っていたかも知れないが、残念ながらモモワロウは語り継ぐ文献も名前を記した記録も残っていない。そのため、原作知識が剣盾初期で終わったリンドウが発表したため『ピーチドン』と図鑑に記される事となったのだ。

 

「支配ポケモンのピーチドン。モモンを模した殻から毒性のある餅を精製し、相手に食べさせる。その毒性は感情が大きくなったり、欲深くなり、場合によればピーチドンの支配下に置かれる。そしてピーチドンの特性 どくくぐつにより、毒を受けると混乱状態になる。

図鑑のテキストはこんなもんかな」

 

もし、この場に全ての原作知識を持つ外伝主人公や、SVのダウンロードコンテンツの原作知識を持つ転生者が居れば間違いなく……心のなかでツッコミを入れるだろう。

こうして、モモワロウはモモワロウとして語られることは無くなり……ピーチドンと成るのだった。

 

「リンドウ先生!!助けてくれっ!!」

「リンドウ先生助けて欲しいっし!!」

 

そのとき、公民館の扉が開いて……リンドウに助けを求めるようにペパー、ボタンが入ってくる。その後に続いて、くたびれたスグリとゼイユが続く。

 

「どうしたお前ら?」

「ネモに……バトル挑まれ続けたんだ……もう、この数日で50回以上戦わされ続けて……観光どころじゃない」

 

疲れはて、ソファーに崩れ落ちるように倒れたペパー。

そう、リンドウは調査や仕事があったのでネモにあまり絡まれなかったが、他のメンバーはネモに絡まれまくってバトルの地獄が幕を開けたのだ。

ネモのバトルジャンキーに巻き込まれ、暇が有ればバトルに付き合わされ、バトルバトルバトルバトルバトル、ときには更に3人も巻き添えにマルチバトルバトルバトル!!リコには対テラパゴス(普段は600族)を除いて捕まえたてホヤホヤのポケモンで挑んだりと、完全にヒソカと成り果てたのだ。

 

「私……かれこれ80は越えてるわ」

「姉ちゃん、それは言い過ぎだ」

 

流石の筋肉の化身 夏油スグリの顔にも疲れが見れる。日中はバトルバトルバトルバトル、夜はオモテ祭りで楽しみつつ更にバトルと大変なのだ。

 

「そうか……で?ゼイユ。進路は決まったか?」

 

リンドウはデータを保存して、パソコンを閉じてゼイユに問いかける。ゼイユはまだ休学中であり、グレープアカデミーorメレメレ島ポケモンスクールあるいはセキエイ学園に転校するのかをまだ決めてなかった。

 

「はい。私はグレープアカデミーに行くわ。スグやタロが居るし、そして貴方の教えを受けてみたいけど……改めてテラスタルの事を学びたくて」

「そうか。それで良いさ」

 

ゼイユは進路をグレープアカデミーに決めたようだ。グレープアカデミーの教師たちも良い人が多いし、クラベル学長、ジニア先生、ウォロを含めたバトルの腕や人格も揃った人が居るし……良いだろう。

 

 

 

「ボタパパ!!チャンピオンなんでしょ?強いんでしょ!!やろうよ!!」

「チャンピオンならホワイトの坊主が居るだろ!!」

「ホワイトとはさっきやったの!!ボタパパやろうよ!!」

 

公民館の前ではピオニー隊長がネモから追いかけられており、その様子をホワイト達は眺めていた。

 

「ねえ、バイオレット。ネモっていっつもあんなの?」

「大体な……それに今回はお前が居るし、リンドウ先生やボタパパも居るからかな?」

 

「アンナちゃんのポケモンも可愛いですね!!」

「タロちゃんのポケモンも可愛いよ!!」

 

ホワイトとバイオレット、タロとアンナは連絡先を交換した。

 

「そうだ!!ネモ!!おじさんが強いやつ紹介してやる!!ガラルチャンピオンの息子で、ゼクロムをパートナーにしてるから飛んでこれるぞ!!」

 

ピオニーはそう叫び、スマホロトムでとある人物に連絡を入れる。その人物はラクツであった。

 

 

 

パルデア ハッコウシティ。

 

「悪いな、おっさん。転入準備とジム巡りで諦めろ」

『ラクツ坊!?』

 

ラクツはピオニーからの電話を一方的に切り、前を見る。ラクツの前では唖然としているナンジャモちゃん(29歳、外見年齢変わらず)が立っており……バトルの真っ最中であった。

 

「さあ、続きだ。フシギバナ……ゲンシカイキ」

「ホワイトきゅんの声をクールガイにした双子ですか!?ボク、大ピンチなんだけど!!」

 

ラクツの手首にはメガバンクル、ダイマックスバンドが装備されていた。

 

ラクツのパルデアでの手持ち。

ミライドン(メガミライドン)

フシギバナ(任意でゲンシカイキorキョダイマックス)

ダイケンキ(悪テラス)

ケルディオ(水テラス)

ゲノセクト(岩テラス)

未来コバルオン(鋼テラス)

 

控え ゼクロム、未来テラキオン、未来ビリジオン、ラウドボーン、ドラパルト




ラクツはダンデパパやホップおじと戦うときは、ゼクロムを使いムゲンダイナVSザマゼンタVSゼクロムが勃発するとか

リコロイのアニメがパルデア留学ですか……ここでなら絶対魔境になる(笑)

ミヅキちゃんに冒険してもらいたい地方

  • リンドウ先生による魔改造ホウエン
  • やっぱり、パルデアっしょ!
  • ホワイトくんの魔改造シンオウ
  • 原点にして頂点 カントー
  • メガシンカの聖地カロス
  • サトシ率いる魔境アローラ
  • ミカンちゃんの居るジョウト
  • アメリカン!イッシュ!
  • ワイルドエリア!ガラル!
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