カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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ZA発売企画!!その時、ミアレの民度は終わり…シトロンの胃は散った

「ミアレが…泣いている」

 

サトシがミアレシティでの冒険を終えて5年後。ミアレの復興をある程度手伝っていたサトシとも、多少の面識がある身長3メートルの老人 AZはパートナーである特集個体であるフラエッテと共に、怪しく光るミアレシティのシンボルであるプリズムタワーを見上げていた。

 

「最強のメガシンカを行えるトレーナーを探さなければ。私が知る人物は2人。だが、2人とも来てくれるだろうか?サトシくんはチャンピオンとして多忙だと聞く」

 

AZはそう告げ、杖をついて歩き出す。

 

2ヶ月後…

 

アローラのサトシの所に、1本の電話が入った。電話の相手はミアレシティで、ジムリーダーをしているシトロンである。シトロンはジムリーダーをしながら、国際警察でMR.アンチェイン*1となったアカギと共に様々な発明をしている。ロトム図鑑だって、シトロンとアカギの発明なのだ。

 

「シトロン!!久しぶり!!」

「サトシ!!久しぶり!!いきなりなんだけど…ミアレに来ないかい?今、ミアレはポケモンとの共存を行うための再開発が行われていて、夜にはバトルロワイヤルも行っててバトルも盛んなんだ!」

 

シトロンは事実を伏せたまま、サトシの助力を借りるべく、サトシをミアレシティに招待しようとした。だが、サトシはアローラチャンピオンであり、多忙な日々を過ごしている。今からミアレに観光など、出来ないのだ。

 

「わるいシトロン。折角誘ってくれたんだけど、予定が立て込んでて直ぐに行けそうにないや」

「そうか…そうだよね」

「だけど、代わりに俺の弟分のホワイトを招待してくれ!!アイツ、バトルの腕は俺と変わらないし、ミアレはトライポカロンとかも有るから、コンテスト好きのアイツにはピッタリだ!!」

 

だが、ホワイトはまだ中学生。サトシと比べて時間に余裕はあり、ホワイトはいつでもミアレシティに行くことが出来る。その結果、サトシの代理としてホワイトが選ばれたのだった。

しかし、シトロンは知らない。これがただでさえ治安の悪くなったミアレシティのお陰で胃に穴が空きそうになってるのに、胃へのダメージが高速移動×3位のペースに加速することを。

 

 

「うわぁぁ…1人で旅行なんていつ以来かな?てか、初めてか」

 

ガタンゴトン、ガタンゴトン。ミアレシティに続く電車にのり、我らがアローラ地方が誇るバグキャラの1人 ホワイトきゅんが人生初めての一人旅でミアレシティに向かっていた。彼の膝の上では初めてのパートナーであるイーブイが寝ており…隣には我らが紫の珍虫 ゲーム本編ではSV以来となる復活を果たした色違いカイロスさんが座っている。

 

「マカセロス」

 

うん、安定のカイロスさんである。イーブイやピカチュウ、ゲーフリイチオシのピッピと異なり、万人受けはしないが、安定のキモカワイサである。この口もモゴモゴと動いており、安定のカイロスさんだ。

 

『終点、ミアレシティ。ミアレシティでございます』

 

やがて電車はミアレシティに到着したが、ホワイトはポーチと異なり…今回の旅行で使う着替えや旅行用シャンプーなどを入れた大きなボストンバッグを持ち上げて電車を出る。

 

(あれ?バック、こんなに重たかったけっ?)

 

ホワイトは軽々と持ち上げているが、実はこのカバン。毎度毎度同じく、ヤツが小さくなるを使いまくって潜入しており…なんと百キロ以上の重さがあるのだ。

 

(うっしし!!これで、タダでミアレシティを観光出来るっピ!!今回はリンドウもサトシも居ないっピ!!楽しめるっピ!!)

 

そう、安定のギエピーであった。

 

そして、ホワイトは改札を出て、ミアレシティに出た。人生初のミアレシティは5年前の大災害の後だとは信じられず、完全に復興作業は完了しており、大きな建造物、遠方にそびえるミアレのシンボルであるプリズムタワー、そしてシトロンが電話でサトシに伝えた通り…都市再開発でポケモンとの共存が進んだのだろう。街ではアローラのように、ポケモンを出して連れ歩く人々の姿がそこには有ったのだ。

 

「ここがミアレか…」

「ブイ!!」

「キラリンチョ」

 

ミアレシティの壮大さに感激し、ボストンバッグをその場に置くホワイト、そしてホワイトの肩によじ登るイーブイ、ホワイトの隣に立つカイロスさん。しかし、彼らは知らない。ミアレシティは、いやカロス地方はニホンやアローラと比べると治安が物凄く悪いということを!!

 

「ヤンチャム!!」

 

デデーン!!早速海外あるある!!適当に置いた鞄が置き引きされる事件が発生!!ホワイトのボストンバッグを奪おうとしたのは野生なのか、トレーナーの手持ちなのか不明であるがヤンチャムであり、ヤンチャムはボストンバッグを持ち去ろうとする。しかし、このボストンバッグはギエピーが潜り込んでおり…総重量は百キロを越えている。つまり、ヤンチャムの力ではボストンバッグを持ち去るのが出来ないのだ。

 

「ヤンチャム!?ヤンチャム!?」

 

「ダメじゃないか、悪戯しちゃ」

 

ヤンチャム。ホワイトきゅんに見つかり、即時撤退。賢い選択だ、もし撤退しなかったらホワイトきゅんのボールからコライドンこと、ドモン=アギャッスが出てきてゼロ距離テラバーストことゴッドフィンガーの一撃を受けていたであろう。

 

「あっ!そこの観光客さん!!一緒に動画に出てくれない?一言Zホテル最高!!って言ってくれるだけで良いから」

「頼むぜ。俺はガイ、此方は妹のタウニーだ」

 

そこにZホテルというホテルの宣伝を動画で行う、2人の兄妹と出会う。兄のガイ、妹のタウニーであり…2人はホワイトと同い年でZホテルというミアレシティのホテルで住み込みで働いているようだ。

 

「良いよ!!どうせなら、サービスしてあげる!!」

 

だが、タウニーとガイ…そしてミアレシティは知らない。バトルロワイヤルにバグキャラのホワイトきゅんが乱入し、初心者狩りの4人はメガコライドンの石破天驚拳に吹き飛ばされ、路地裏などにオヤブン個体が沢山出てきて、シトロンの胃が壊滅し…プリズムタワーさえも崩壊してシトロンのジム&実家もぶっ壊れることに!!

*1
早い話、犯人捕まえたり、研究する代わりに超自由に動ける囚人




ZA編はいつやるか未定。まあ、別作品でギャグ9割かもしれないし、結果的にシトロンの胃は死ぬ。

そしてホワイトきゅんはリンドウパパの教育虚しく、サトシくんと同じく…無自覚女の子ホイホイとなる!!

リコとロイ、アニメでグレープアカデミー行くけど……此処でのテラスタル研修どうする?当たり前だけど、ホワイト達+ギエピーも降臨

  • アカデミーで。パルデア、魔境に染まる
  • メレメレ島で。リンドウブートキャンプ
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