カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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予習授業 マエストロ、お腹が空きました

ミヅキちゃんはゲッチュしたメタモンを甘やかしていた。まあ、だってそうだろう。ご近所さんはほぼ全員ぶっ壊れのポケモントレーナーばかりであり、伝説のポケモンが近所を闊歩してるわ、カイオーガに乗ったジムリーダーが頻繁に目撃されたり、サトシとホワイトのガチンコ勝負で空間が震えたり…同じ教室の中に伝説のポケモンがぎゅうぎゅう詰めに成ることも多々ある。

そんな魔境アローラで捕まえた、初代赤緑から続投され続け、ポケモンの卵を手軽に作ることが出来るメタモンは前世で厳選中ではなかったミヅキちゃんでも思い出補正で可愛く見えたのだろう。

 

「XYじゃ、御三家コンプリートのためにお世話になったもんね!メタモン!」

「もーん?」

 

だが、ミヅキちゃんは油断していた。苦労して捕まえたメタモンが実は根っからのバグキャラであり、自分の新たな姿を確立するのを虎視眈々と狙っていたことに。

 

ミヅキちゃんがぐーすか、ぐーすか良く眠っている頃。メタモンは1人で動き出して、ミヅキちゃんのデスクに向かう。そしてミヅキちゃんに変身してパソコンを起動させて、調べ物を開始した。

 

「なるほど、記憶を読み取る場合はエスパータイプをコピーするのが良い。体細胞の外皮は有機素材で限定するとなると、カーボン素材が最適か。その中でもカーボンナノチューブの構造を模範すると、強度および引張強度は有機素材の中でもトップクラスと…」

 

ミヅキちゃんに変身しているメタモンは、次にミライドンを見てコピー前のラーニングを開始する。ミライドンは未来のリージョンフォームであり、メカメカパワーもある。だからこそ、ミライドンの構造ヒントからカーボンナノチューブで外皮と骨格及び筋繊維を模範して身体を構築すると、どうなるのかを考えるのだ。

 

「問題なし。さてと…」

 

次にメタモンはミヅキちゃんの姿から、エスパータイプであるフーディンに変身する。フーディンなどの他の地方で良く見られるエスパータイプのポケモンは、アローラにやって来た観光客がボールから出してるのを良く見かけた。既にラーニングは済ませており、その特性や技も使うことが可能だ。

 

フーディンに変化したミヅキちゃんの記憶をサイコパワーで読み取り、更に公式設定であるスパコン以上のフーディンの頭脳で解析していく。その結果、メタモンは理解したミヅキちゃんは前世のある人間であり、その前世ではポケモンはゲームとアニメの存在であったと。

更にポケモン以外のゲームやアニメの存在も理解する。そしてメタモンのジェンダーはメスであり、自分の新たな姿はメスのキャラクターや女性が良い。モンハンのモンスターはどうだろうか?ありのままではデカすぎる的だ。大きさが関係ないポケモンでは良い的として集中砲火を受ける、却下。デジモンはどうだろうか?ミヅキちゃんはデジモンの知識が少なかった、なので断念。

 

『ありえない…実にありえないわ!!』

『私達は…様々な世界を何度も滅ぼして…貴方とは別のグランド、凡人類史のグランドの力を得たのよ!!』

 

『なんの物差しで判断した。俺を誰だと思ってる?前世からハジケてハジケて自分らしく生きてきたハジケリストだぞ』

 

だが、メタモンは理解した。全ての生き物のスペックが互角ならば…道具を効率良く使え、投擲+身体の軸を上手く使える身体の作りの人間が効率が良いと。

ミヅキちゃんが先日巻き込まれた、ミヅキちゃん一家(祖父、長男、次男、従兄、そして末っ子のミヅキちゃん)転生の元凶である、クレヨンしんちゃんの某オカマ魔女を全力で粉砕したミヅキちゃんの兄の転生体。なるほど、この近代では日常生活を送るためには人間の姿が効率良いし、便利だ。

 

「ふむ…」

 

更にミヅキちゃんの記憶を覗いてモデルを探す。巨乳キャラは無しだ。男性陣が性的な目で見てくる恐れがあるし、重くて動き辛い。しかし、男性にトランスチェンジするつもりは皆無であり、やはり女性型が良い。

 

「おっ」

 

「これにしましょう」

 

そして目当てのモデルを確認して、スパコンの頭脳を用いてラーニングも完了。メタモンは変身を解除した。

 

 

 

「うんー!!良く寝た!」

 

翌朝。ミヅキちゃんは目が覚めてベッドから身体を起こした。今から布団をどけて、ベッドから降りてリビングでママが作ってくれた朝食を食べると言うモーニングルーティンが始まるのだが…

 

「おはようございますマエストロ。昨晩は良く眠れたでしょうか」

 

なんかCV若山詩音の声で挨拶され、ミヅキちゃんは声の方を見る。そこにはミヅキちゃんが前世で見た少しマニアックなアニメ タクトオーパスの運命たんこと、コゼットこと、運命(コゼット)の非戦闘時モードが立っていたのだ。最初、誰かの不法侵入かとミヅキちゃんは思ったが…金髪ショートで目の回りが紅いことから運命たんであることを理解したミヅキちゃんはまさかと思い、スマホアプリの図鑑を起動してスキャンする。結果は予想通り、メタモンだった。

 

「なんで!?なんでタクトオーパスの運命たん居るのかと思ったけど、やっぱりメタモンかい!!なんでその姿知ってるの!?

バカ兄貴!!居るなら出てこい!!全裸のトリスタンとガウェインは要らないけど!!」

「ギャラハッド卿は居りません。全裸のバカAバカBも居ません。私がマエストロの記憶を覗き、それをフーディンの頭脳をラーニングして分析して、この姿を得ました」

 

今のメタモン改めて運命たんのタイプはノーマルと表示されている。しかし、運命たんがムジカート…音楽のデミサーヴァントの力を発動させて、白髪に赤いドレス姿のバトルフォルムに変身すると…タイプがフェアリー・格闘に変化した。そして右手には身の丈ほどの片刃でライフルに変形できるブレードが握られていた。

 

「もしかして…運命たんの姿がデフォルトになったの?」

「はい。そうですマエストロ。私の種族値は560あります。ドカーンと一発、伝説のポケモンを倒せると思います」

「やめんか!!」

 

おめでとうミヅキちゃん!!ミヅキちゃんのメタモンは運命たんというチートメタモンに覚醒した!!リーブラさんと同じでタイプと特性も自由自在だぞ!!技もラーニングしたポケモン全ての技を使える!

 

 

だが、ミヅキちゃんは知らない。ミヅキちゃんの手持ちは今後も増えていき…次に増えるのは…

 

「俺は太陽の子!!エクスレッグBLACK!」

 

最強の仮面ライダーが中の人だと思われるバッタであり、ゲンシカイキすることで仮面ライダーBLACK(見た目はリブート版)になり、ゲンシカイキ→メガ進化を行いギガ進化を発動させて仮面ライダーBLACKRXになれる。




BLACKさん「ライダーキック!!」

運命たん「排除します」

ミヅキちゃん「お願いです。最後の水タイプは普通が来てください…お願いします!」

因みに劇場版ZA メガ次元ラッシュはミヅキちゃんの年代で行います。なのでホワイト&ミヅキちゃん+МZ団で行きまする。

リコとロイ、アニメでグレープアカデミー行くけど……此処でのテラスタル研修どうする?当たり前だけど、ホワイト達+ギエピーも降臨

  • アカデミーで。パルデア、魔境に染まる
  • メレメレ島で。リンドウブートキャンプ
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