カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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予習授業 しんじるヤツがジャスティス!

パルデア地方とカロス地方は陸続きであり、電車でも繋がっている。基本的に環境の変化や生息地渡りを行うポケモン以外は陸続きとは言え、他の地方にやってこないのだが例外がごく稀に存在する。

 

しんじるヤツがジャスティス!!

 

とBGMが聞こえてきそうなバイクの音と共に、遥々ミアレシティに向けて、1人のバッタがバイク…ゲフンゲフン!!モトトカゲに跨がって旅をしていた。そのバッタはエクスレッグ 強靭な脚力を誇る悪 虫の複合タイプのポケモンだ。本来ならパルデア地方原産なのだが…過去にはヒスイ地方でも生息しており…とある季節には何百以上の群で飛び渡り…農作物や植物繊維を食い漁る蝗害の原因の1人でもある。

しかし、ごく稀に正義の心を宿して爆誕する個体がいるという都市伝説も存在している。

 

「ノブヒコーーー!!」

 

高台からミアレシティの外壁が見える所にやって来たエクスレッグは、モトトカゲを停めて叫ぶ。どうやら彼にはノブヒコというマイフレンドがかつて居たのかも知れない。

 

「ゴルゴム!?」

 

だが、何かを感じたのだろう。エクスレッグはモトトカゲに指示を出して、ミアレシティに入っていった。

 

 

 

「本当にこの町どうなってんのぉぉぉ!!」

 

ズドーンドカーン!!バラエティー番組や特撮の戦闘シーンのように、爆発や爆炎が吹き荒れる。そんなミアレシティでミヅキちゃんは逃げるように走り回る。ミヅキちゃんは今日も親友であるショウちゃんのパートナーであるパルキアの力でミアレシティにやって来たが、17番ワイルドゾーンで全速力で逃げていた。

17番ワイルドゾーン。公園と隣接するマンションがワイルドゾーンとなっており、ホロバリアーのお陰でマンションは絶対に潰れず…家賃も格安だ。しかし、ここは様々なワイルドゾーンの中でも危険地帯として有名であり、親分カエンジン率いるカエンジンの群が公園を支配していて、火炎放射からオーバーヒートそして群全体で解き放つ大地の力がマンションの屋上まで襲ってくるのだ。

 

「ガァァア!!」

「ギァァァア!!」

「ガァァア!!」

 

地面から炎がマグマのように吹き出して、ミヅキちゃんは全速力で走る。モクローはワンパンされるし、ヒノヤコマもワンパンされる。ミライドンは倒されるとライドオン出来ないし、親分に粉砕される未来しか見えない。

 

だが、今のミヅキちゃんにはこの危険なポケモンと渡り合えるバグキャラが手持ちに存在しているのだ。必死で逃げるミヅキちゃんであったが、腰のモンスターボールの1つが勝手に開き、中から金髪碧眼で白いワンピースを着た…外見上は人間の美少女が飛び出して、親分カエンジンに強烈なサマーソルトキックでダメージを与えて、ミヅキちゃんの前に降り立った。

 

「コゼットぉ!!」

「マエストロ。どうして半泣きになってるのですか?」

「良いから前見て!!早く変身して!!」

 

そう、バグキャラメタモン2号!!運命たんことコゼットである!!

そしてポケモンには戦闘時にだけ姿が変わる者がいており、コゼットもそれらを参考にしている。例えばゼルネアスは戦闘時は鮮やかな色になるが、非戦闘時は地味なリアクティブモードである。なので、コゼットも金髪碧眼なリアクティブモードと…白髪深紅のドレスのバトルモードが有るのだ。

 

バチン!!と音が響き、コゼットはバトルモードの運命たんこと、白髪で深紅のドレスを纏った姿に変身し、何処から取り出した身の丈ほどの片刃の大剣を取り出した。そして、その大剣の刀身がスライドしてライフルに変形すると…それを構えて、早業で波動弾を連続で射出する。

 

「ギャァァン!?」

 

「ギャン!!」

 

連続で放たれる波動弾で蹴散らされる普通のカエンジン達。だが、親分カエンジンはこの程度では停まらず、捨て身タックルでコゼット…ではなくミヅキちゃんにダイレクトアタックしようとする。

 

「しぬぅぅぅぅう!!」

 

ミヅキちゃん。モンハンのハンター顔負けの華麗な飛び込み緊急回避で、捨て身タックルをなんとか避ける。

 

「マエストロ。下がってください」

「コゼット!!最大出力で破壊光線を許可するよ!!ぶちかませ!!」

 

運命たん、銃口を親分カエンジンに向けて最大出力で破壊光線を放とうとする。だが、ここで運命たんは変身が解除されてしまい、ブレードライフルが消えてコゼットに戻ってしまう。

 

「マエストロ。カロリーが無くなりました。技が使えません」

「朝、あんなにマラサダとパンケーキ食べたのに!?」

「私にとってカロリーはPPと同じです。カロリーが無ければ技を使えません」

「なんでよぉぉお!!ポケモン用の濃厚飼料食っとけよ!!前世の実家の競技用サラブレッドも食べてたわ!!ピアニッシモとかいうやつ!!」

「それ、消化しやすく神経質な子向けのペレットですよマエストロ」

「そうなの!?誰ソース!?実家の馬、胃腸弱いの!?」

「作者です、マエストロ。馬は便秘になると命の危機ですから」

 

コゼット、カロリー不足で技が使えず。迫り来る親分カエンジン!!だが、その時だった。

 

「とぉぉぉう!!」

 

CV西島な声が響き、モトトカゲに乗ったエクスレッグがそこに乱入して、モトトカゲからジャンプして…親分カエンジンに飛び蹴りでダメージを与えた。

 

だが、親分カエンジンは炎とノーマル、エクスレッグは悪と虫…タイプ相性は悪く…エクスレッグは…

 

「ガァァア!!」

「ぐぁぁあ!!」

 

親分カエンジンの大文字に焼かれて炎に包まれた。

 

「助けなきゃ!!コゼット!!何でも良いから、水タイプの技使って!!」

 

しかし、一部のポケモンは自力でメガシンカOrゲンシカイキを石無しで行うことが可能である。事実、神速のゲノセクトに出てきたミュウツーは自力でメガシンカが可能だ。

 

エクスレッグは炎から自力で脱出し、丹田に力を込めて身体を捻る。すると、メガシンカの光に包まれて…光が消えると…どっから見ても仮面ライダーブラック(リブート版)にメガシンカしたエクスレッグが居たのだ。

 

「仮面ライダー!?」

「俺は太陽の子!!エクスレッグブラックサン!!」

 

ブラックサンとなったエクスレッグ。彼は地面を蹴り走りだし、親分カエンジンにメガトンパンチを繰り出す。その破壊力に親分カエンジンは怯み、更にローキックでバランスを崩させた。

 

「バイタルチャージ!!」

 

多分…キングストーンが埋め込まれたバックルから力を引き出し、ブラックサンは跳び上がる。そして繰り出すのは勿論…

 

「ライダーキック!!」

 

ライダーキックである!!一撃を受けた親分カエンジンはホロバリアーに直撃し、KOとなった。

 

戦闘が終わり、ブラックサンからエクスレッグに戻ったエクスレッグ。すると、エクスレッグは仲間になりたそうにミヅキちゃんを見上げる。

 

「これってまさか…」

「マエストロ。そういうことです」

 

ミヅキちゃんは特別なエクスレッグをゲットした!!

 

「宜しく頼む!!ミヅキちゃんだったな。君達は俺が責任を持って守るよ!!」

「なんで喋れるのぉぉ!?」

「マエストロ。今更です。それよりお腹が空きました」

 

頑張れミヅキちゃん!!コゼットとブラックサンで、大体の相手は倒せるさ!!

 

「水タイプは普通がきてくださーい!!」

 

結果的に言おう。ミヅキちゃん、その願いは叶わない。




次回…ミヅキちゃん、ケロマツをゲッチュする。だが、ケロマツの中の人が卑劣だった!?

リコとロイ、アニメでグレープアカデミー行くけど……此処でのテラスタル研修どうする?当たり前だけど、ホワイト達+ギエピーも降臨

  • アカデミーで。パルデア、魔境に染まる
  • メレメレ島で。リンドウブートキャンプ
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