「じゃじゃーん!アイナ食堂の新名物!白黒カレーだよ!」
「アママイ!」
ブラックが未だアローラに戻れない今日。彼のクラスメイトであり、共にリンドウから日々指導してもらう子供達はマオの自宅であるアイナ食堂で新たなメニューの試食会を行っていた。
彼等が今食べようとしているのは白黒カレー。白いカレールーと定番の黒いカレールーの二色のルーが楽しめるカレーライスである。勿論、このカレーはイッシュチャンピオン決定戦で無事に勝利したブラックのチャンピオン就任記念にマオが考案したレシピである。
マオとアマカジ……ではなく、アマカジが進化したアママイコと共に考案したレシピであり…自信作だ。
「なにこれ美味しそう!」
「白いカレーなんて…初めて見るな」
「でしょでしょ?珍しい木の実も使ったんだ」
マオは良くポケモンスクールの裏側に有る森で、木の実を探す事が有る。今回も材料である木の実を探している最中に、アマカジがアママイコに進化したのだ。
「ブラックとレシラムは向こうで大変だしな…」
無事にチャンピオンに成ったブラック。ポケモン学者でも知らないような、伝説のポケモンの数々を繰り出してきたタクトを倒してチャンピオンに成ったブラックであるが…彼は未だ帰れそうに無いのだ。
連日のようにメディアに引っ張りだこで、様々な番組に呼ばれるのだ。とは言え、カントー、シンオウ、ホウエン、ジョウトの4つが同じ国であるようにアローラとイッシュも同じ国だ。その為か…アローラに居てもテレビでブラックの元気な姿は見れるのだ。
「チャンピオンって…大変そうだね」
「就任してすぐって事も有るかも知れないけどな」
一方…イッシュチャンピオンと未来のアローラチャンピオンの教師であるホウエンチャンピオンと言うと…
「おー…順調に出来てるな」
アローラでも数少ない降雪地帯であり、常に気温は氷点下を下回る場所 ラナキアマウンテンの山上にブルーとククイ博士と共に来ていた。
彼等の視線の先には今まさに建設作業が行われており、既にその建物は骨組み等が既に完成していて、部分的だが外観も明らかに成っている。
「だろ?半年以内にアローラリーグを開催できそうだ。勿論、今年は参加資格の制限は無い。記念すべき第一回だからな」
ラナキアマウンテンの山上に建設され、尚且つ天高く聳えるように作られているのはアローラリーグの本部。既にメレメレ島沖に作られた別会場であるスタジアムは完成しており、後はこのアローラリーグの本部だけなのだ。
アローラリーグの本部にはリーグ本部としての機能と仕事は勿論、他のリーグと同じようにチャンピオンと挑戦者との戦いが繰り広げられる予定なのだ。とは言え、アローラリーグは四天王を今の所は採用しない方針で…アローラリーグを制したチャレンジャーが本気のジムリーダーと戦うトーナメントを戦い…その覇者がチャンピオンとの防衛戦に参加する予定なのだ。
「ククイ博士…それじゃあ、アイツ等に告知して良いんですね?」
「勿論だ。開催の目処が立ったし、場所によっては建設中のリーグ本部は見えてしまうしな」
ククイ博士とリンドウの会話を聞いて、ブルーは首を傾げる。
「リンドウ…もしかして」
「ああ、サトシ達に伝える。まぁ、ジムリーダーの事は未だ伝えないけどな」
開催の目処が立ったなら、隠す必要は無い。それにアローラで最も標高の高いラナキアマウンテンの山上にポケモンリーグは建設されているのだ。
告知しなくても、何かが始まると分かってしまうだろう。
「だとしたら…サトシ達のスキルアップを兼ねて、カリキュラムの変更だ。
アーカラ島での課外授業、そんでその次は……カントー合宿でどうだ?リンドウ」
「良いですね…ただ、時間に余裕が有るのならホウエン合宿も入れたいですね。ライチさんにアポイントはお願いしますよ?」
「勿論だ。お前はカントーとホウエンのアポイントを頼むぞ?」
こうして…ククイ博士とリンドウの手でサトシ達の強化プランが進行していたのだ。
しかし…ブルーには1つ気になる事が有った。それは…
「所でククイ博士…寒くないの?」
リンドウは国内の姿である青紫のコートを羽織っており、ブルーも防寒具を纏っている。しかし、ククイ博士は何時もの半裸の上から白衣姿だったのだ。
「ハッハハ!寒くないさ……へぷし」
次の日…ククイ博士は風邪を引いた。
次回!リンドウとサトシ、マーマネと共にポケモン探し。
マーマネはデンヂムシを捕まえられるのか!?
そして…アローラリーグの開催が告知される。
ほしぐもちゃんの進路アンケート
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ルナアーラに成って飛ぼう!
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ソルガレオに成って駆け抜けよう!